以前twitterでこんなことをいいました。

まろん
@maronu
 少女小説でこのラノみたいなのがほしいと思った(商業ルートにのってなくても本の形態をしてなくてもいい(2009-07-03 19:08:39) link

それでこの前「こんな方法はどうか」という電波を受信したのでもさもさ何回かに分けてエントリ作りますー。
本を選んだりエントリ作成したりは私1名のみで各レーベル全買いしたりするほど熱心な少女小説読者ではないため著しい偏りがあることをあらかじめお知らせします。

文庫限定で、古いの新しいの一部入手難ありが混ざってます。
最初に取り上げるのは絶滅危惧種な気さえする「現代日本が舞台になってる恋愛あり」作品です。
正直に申し上げてずっとコバルトのターンです。

丘の家のミッキー/久美沙織

丘の家のミッキー〈1〉お嬢さまはつらいよの巻 (コバルト文庫)

いつぞやに「ビーンズ文庫の身代わり伯爵を現代に持ってきたら丘ミキっぽい感じになるのではないか!」ということを主張していました。奥手男子×鈍感女子という組み合わせです。
全10巻で中学生編が6冊、高校生編が4冊です。私が好きなのは中学生編です。

主人公である浅羽未来は都内のお嬢様学校華雅学園に幼い頃から通う純粋培養のお嬢様だ。華雅学園は洗礼名で呼び合ったり、特定の高級住宅地に古くから住む家柄のお嬢様だけが所属できるソロリティがあったり排他的なところがあるところです。

三番町1から葉山2へ引っ越すことになり、通学距離規則がある華雅学園から森戸南女学館へ転校することになった。お嬢様揃いだった華雅とは違い森戸南の生徒は下品だったりずぼらだったりするのでその中ではどこまでも浮いた存在である未来はギャップに戸惑いながら学校になじんでいく。

新装版が出たのは2001年ですが最初に世に出たのは1980年代なので色々と文化が違うし巻末にがっつり注釈が載るぐらいにはふるい表現もあるんですがとてもよいものです。ちなみにこれだけは1人称の小説です。

東方ウィッチクラフト/竹岡葉月

東方ウィッチクラフト—垣根の上の人 (コバルト文庫)

観凪一子中学3年生。
極平凡で平和な家庭で育ち、突出した何かを持たない極普通の受験生である彼女はある日"魔女の使い魔"となる。主人である魔女は「男が魔女を名乗って何が悪い」と猛々しく吼える有名私立高校御堂学園1年滋賀征季。一子の片想いの相手である。
ご町内の平和を守るため、日夜ひっそりと活動する征季に馬車馬のごとくこき使われ一子は今日も町を走らされる。一子の片想いの行方は!

なお、フォントが巨大化したりとか、そういうフォントいじりがある小説は受け付けないという方にはオススメできません3全6巻です。当たり前ですが某弾幕ゲーとは関係ありません。

今富士見ファンタジア文庫で絶賛刊行中であるSH@PPLEに馴染んでいる方はいかがですか。

アンゲルゼ/須賀しのぶ

アンゲルゼ—孵らぬ者たちの箱庭 (コバルト文庫)
東京から1000キロ北東の島、神流島。
天使病という奇病が存在しており、時代は中学生レベルでは自覚はなくても世界的には戦時中である。神流島のこどもたちは中学で軍事訓練が始まり、高校を過ぎれば徴兵という未来が待っている。
内気で引っ込み思案な陽菜の世界はある日をきっかけに一変することになる。

凄く重いし容赦ない展開が次々待ち受けてますが物語に呑み込まれていくあの感じはやばいです。
アンゲルゼは5冊完の予定でしたが大人の事情で4冊完となりおかげで4巻が凄い密度4になりました。その後同人誌で4巻補完本が出ました。続編ではなくただしく補完でした。詳しくはこちら参照のこと→AAST

  1. 千代田区 []
  2. 神奈川県 []
  3. というかこの時期のコバルトでギャグ要素のある小説は基本フォントいじりがあると思っていいと思います []
  4. 1冊で2冊分の中身 []