大捜索!5年前の旧作ラノベはリアル書店で買えるのか!? | ゲムぼく。
昨日このエントリを読んだわたし:「田舎の本屋は都会に比べて棚のメンテナンスをしてないのでめっちゃ古い本が普通に売られている。古い本が手に入るのはいいけどそういう本屋は基本的に売ってるものが面白くない。本屋だけど倉庫みたいな感じ」

とツイートしてたんですけど、これの裏を取るために久しぶりに近場の本屋へ行ってみました。
最近は楽天ブックスか駅前の大きい本屋に行っていてこの本屋は久しぶり。
取り扱い増えてる感じするし本屋大賞受賞作とか最近のメディアミックス作とかそういうフェア的な棚もあるんだけど、ひとつ奥にいくと棚刺しになってる本の静けさ1がすごい。倉庫感がぬぐえない。

結論から言うと古いラノベいっぱいあったので、古いラノベを新刊で探している人は田舎の本屋に行ってみてください。
ちなみに「この本屋行ってみたいんですけどどこですか?」とか「○○書店ですか?」っていう問い合わせは諸事情によりお受けしかねます2のでよろしくお願いします。

こんな本がありました。

元エントリは「5年前のラノベ」なんですけどわたしは5年前はラノベをほとんど読んでいないので(何が5年前の作品なのかわからない)だいたい10〜20年ぐらい前のラノベが中心です。

身長150センチの目線の高さにずらーーーっと鎌池和馬列があった。3段分ぐらいあった。棚占有率がトップクラスだった。
禁書は1巻からずらずらとあって新約もまたずらずらとあって(今あんなにたくさん出てるのって思った)途中ナチュラルにヘビーオブジェクトがあって、おっと思った。禁書1巻は去年の日付で85刷だった。すご。

成田良悟列にはがるぐるにデュラ全巻とバッカーノ1931が数冊。

ちなみに竹宮ゆゆこはゴールデンタイムがなくてとらドラの外伝が数冊あった。
棚面積では電撃文庫が一番多くて、少年向けで1列、少女向け(ラノベもBLもTLも近隣ジャンルも)で1列だった。

この表紙結構話題になってたなあと思った。既刊10冊以上あった。

えっこれ新装版出てたんだ!? ナンバー1。旧装版で読んだ世代です。

えっこんなのあったんだ!? って思ったやつ。
(でも今改めて書影を見てこれだったっけ……? ってなってる)

友達の好きなやつだ! となったやつ。氷室冴子はほかにもジャパネスクがあった。

コバルトは途中で背表紙が変わったけど古い背表紙のほうが多かった。さすがに全巻はないけど炎の蜃気楼とか破妖とか伯爵と妖精とか普通に並んでた。

ルビー文庫も一列あった。

身代わり伯爵は1冊もなかったけど少年陰陽師と彩雲国物語はめっちゃあった。というか少年陰陽師が21年前の作品ということに今驚いた。栗原ちひろ喜多みどり瑞山いつきっていうあの辺の世代のさくひんはまるでなかったけど、糸森環作品はやたらとあった。基本的に自分の身長より上にあったのでよく見えなかった。(少年陰陽師は目の高さだった)
でもこの並びに小学館文庫キャラブンとかL文庫が刺さっていたので、死神執事のカーテンコールとかは刺さってた。

おこぼれ姫全巻そろってた。これ10年前なんだな……。

ソードワールドのリプレイたくさんあった。

ものすごくきれいな封殺鬼があって逆に引いた。

さすがにキャンバス文庫はなかったです。

ノベルゼロも5冊6冊ぐらいあった。ノベルゼロは海外小説単行本みたいな装丁で好きだったな。

バカテス綺麗に全巻そろってたけどAmazonじゃもう買えないことにびっくりだよ。

ラノベ棚の裏側はずらっと単行本レーベルがずらっと棚に刺さっていたけど、まったく触れてない分野なので何があるのか分からなかった。
ちょっと前にちらほら見ていた「Amazonにはないけど市中在庫はあるから重版がかからない」という話はこういう店舗が在庫を持ってるからかなと思った。今に始まった話ではなくて、都会では駆逐されていた禁書ポーカー地元では普通に平積みされてたもんな。

  1. 平積みされてるだけなのに「俺面白いぞ!!!」って表紙がうるさい本屋ありませんか。あまりにも感覚的な話なので説明がしにくい []
  2. わたしの住所を知っているとか、10年超の親交があるとかそういうレベルの方はこの限りではありません。 []