起きたらTARAKOさんの訃報が目に入った。早すぎるだろう。友達と鳥山さんは外傷だろうねという話をしていたが、TARAKOさんは闘病をされていて、先週もアフレコに来られていたとのこと。友達は最近自分の健康を見つめなおしているので、ちゃんと健康になれさもなくば余命20年やぞと言った。
そのニュースは布団の中で読んでいて、いざ朝ごはんしにいこうと思って立ち上がったら猛烈なめまいもしくは立ち眩み。そして生まれたての子牛のような足ががくがくする感じ。両手に支持物がなければ98%転倒していた。危なかった。
昨日時点で今日はなにもしないをしようと思ったので、掃除せず、事務的な作業もせず。開館頃を見計らって図書館へ。
2024/3/8 - ラッコの海水浴
この記事を探しに行った。
お察しの方もいるだろうがわたしはまあまあいいお年で、同級生では早くに子どもを産んだ人は去年子どもが成人式だったし、あとはまあ小学生中学生の子どもがいても普通の年齢だ。
我が家はまあ結婚に失敗した(とカーチャンはよく言っていた)部類で、結婚には期待は持てない家だった。母方の親戚は「おまはんところはええ人はおらんので(恋人はいないのか)」とカーチャンに聞くことはあった1が、カーチャンは結婚しろとも実家を出ろとも言わなかった。カーチャンが最初に入院したのはわたしが22歳の時で、わたしが20代のうちには若干介護が必要になったりなんだりした。そう思えばわたしの介護は長かったな。無職の時期もあったし低賃金非正規雇用が長かったので、単純に実家を出るには資金が足りなかったともいえる。
前職は大所帯で20代が多く、国家資格職で収入が安定しているので結婚する人親になる人離婚する人は年間10人以上いたが特に焦ることはなかった。わたしはそのころには「わたしこれ結婚せんな?」と思っていて、推しのライブが優先で、この人生大丈夫か?と思ってひとりで生きていくための資産形成をはじめたのも前職時代である。
10代の頃は漠然と27ぐらいで結婚して出産するのかなと思っていたけど、結婚しないなと思ったのはその出産すると思っていた20代半ばのことで、友達の車でどっかに行っていたころ「鳩ちゃんは結婚せんの?」と聞かれたことはあって、「ないなあ。そら生活を共にする人はいてもいいと思うけど、別に男である必要性は感じない」とかなんかそんなことを言っていた気がする。
だから絵馬に願ひをの「恋では花は散らせない」でハセガワダイスケさんが演じるサイコパススーツこと月人が
《無恋愛者(アロマンティック)》
姫子 君の苦悩には何処かの誰かが 名前をつけて 分類した
決して君は独りじゃ...ない... のさ...
と歌いだした時にはたいそう笑いました(その時にはすでにアロマンティックとかアセクシャルという概念は知っていた)
こう書くとわたしはLGBTのような気がするけど、単純に「他人と生活を共にできる気がしない」からです。
一番わかりやすいところでは御手洗直子さんは結婚の理想である。
でもコミックエッセイだしマイルドに書かれているところもあるんだろうなあと思っている。
それ以外だと藤谷千明さんの以下の本だ。
これぐらい経済観念や衛生観念が似ている人と、このぐらいの距離感で他人とお付き合いができるといいなあと思っている。あと好ましいと思うコミックエッセイは「この生活はいつか終わると思う」と書いているところ。同居している相手が他人なので。
今のわたしといえば兄と同居なので、どっちかが死ぬか転居するまでのハウスシェアです。いやでもさー、わたしもうちょっと若い時はカーチャンと遠方の急性期病院同行で、「わたしが大病院に来るときは誰とくるんだろう、ひとりで病気の告知を受けるんだろうか」と思っていたけど、いまのわたしは「手続きくそめんどくさいと思うわたしの相続を、手続きがクソ苦手な兄にさせるわけにはいかないので、何が何でも長生きしないといけない」と思っていますよ。
あと最近見てびっくりしたのは、例えば同性で、きのう何食べた? みたいに恋愛感情を前提としてルームシェアをしている2人がいるとするじゃないですか。災害時片割れが生きているかどうかとかも教えてくれない自治体が県内で結構多いのがびっくりしました。
わたしは別に結婚する気ないしLGBTである自覚もないしLGBTの方々に対して特に思うこともないけど、婚姻届けを出している人と同じ権利が与えられたらいいなとは思いますよ。どうせわたしは損も得もしないし。
- ちなみに今は「もうちょっと高いところに家に引っ越しせんのか」と聞く。地震のことをものすごく心配している [↩]
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