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Category: お題 on twitter

那月 『パスワードは2万通り』

自分の気持ちはどんな道を通ったとしても2万通りの組み合わせでやり直しても最後に到着する場所は一緒だ。でも向こうは?とふと考えて恐ろしくなる。困難を潜り抜けた先にまだ待っていてくれる保障などどこにもないのだ。不在着信を見ながら掛け直す勇気はまだ持てない。初夏の夜はぬるく過ぎていく。

音也 『何を今更、』

「今更そこの確認からされるの!? 俺はトキヤが一番だって思ってたのに!」
 青天の霹靂だった。
あの写真を撮られ放題で来た音也が授かり婚ではなく穏やかに秘密裏に愛を育んで結婚するのだという。親友のトキヤにお願いがあるというから思わず私でいいのですかと聞き返してしまった。

那月で『若いときには無茶をしとけ』をお題にして140文字SSを書いてください。

直接の恩師ではありませんが日向せんせぇに「若いときの苦労は買ってでもしろ」と言われていました。幸い音楽の才能には恵まれていたのでそれを分かってもらう努力を頑張りました。僕は音楽を作るのが大好きなんですけど、それに色んな人の生活とか思いが乗るので純粋ではいられないこともありました。

貴方は那月で『なんて身勝手な願い』をお題にして140文字SSを書いてください。

「僕はもう触れることはできないけど幸せになってほしいなんて身勝手な願いだと思いませんか?」
美味しい紅茶が手に入ったからと呼ばれた先でそんな話をされた。
「いきなりなんだよ」
「今度好きな人とお別れする役をするんです」
「お前役柄にのめりこむタイプだもんな」
「難しいです。でも頑張ります」

貴方はトキヤで『幸せにはできないけれど』をお題にして140文字SSを書いてください。

思わぬ一言に絶句するトキヤなどお構いなしに音也は台本をめくっていく。徐々に表情が曇っていく様が見えた。
「トキヤんとこはなんか難しいね」
「私はあなたを幸せにすることはできませんでしたが行く先が光に溢れていますように、そんな未来が待っている話だと思いますよ」
「そうかな」
「そうですよ」

貴方は音也とトキヤで『甘えてよ』をお題にして140文字SSを書いてください

たまにはいいでしょいつものお礼だよ、と音也はドラマの台本を手に取った。
「トキヤは那月と共演なんだよね。俺はれいちゃんとだからすげー楽しみ」
「四ノ宮さんとはあまり一緒の現場になったことがありませんから少し緊張しています」
「トキヤって案外人見知りなところあるよね」
「なっ……!」

これでも食べて大人しくしていろとか言われてチキン持たされてカミュ先輩に完全に犬扱いされつつ可愛がられる音也くんください

「カミュ先輩!」
「なんだ寿の所の愚民ではないか何の用だ」
「JOKER TRAPすげえかっこよかったです!」
「ふん。そのように演じているのだから当然だな」
「トキヤから時々楽屋でのことも聞きました! マイペースだけどとても尊敬できる先輩だって」
「指導者に似て騒々しいな。これでも食え」
「わあありがとう!」

最終日のジロウさんの呟きから
https://twitter.com/jjiroooo/status/439385139206819840

溶けかけた雪、チェーン、ストール

「イッチーって本当に運悪いよね」
強引に巻かれたストールで暖を取っている内に眠ってしまったトキヤを傍目に蜜柑を剥いてレンはカミュにも薦めた。那月が持ってくる物は甘くて美味しいと評判だ。
「雪との付き合い方を知らぬからそうなるのだ。滑って転ぶなど笑止千万」
「足にもチェーン巻ければね」

見積もり、くつ、お茶

「スタンド花このぐらいかかるって」
「へぇ思ってたより安いんだな」
「名前どうする?」
「おんぷくんとピヨちゃんから?」
「俺ピヨちゃんじゃねえし!」
「イッキとおチビちゃん、ここ一応土足と飲食禁止……へぇマスカレイドに花贈るの」
「俺たち2人とも先輩いるしね」
「那月も喜ぶだろうし」

ジムと音也と肉まん

「あなた最近目立ってますよ」「何が?」「翔と2人で腹筋勝負しているとか。今日ジムで少し噂を聞きました」「トキヤが教えてくれたとこ設備すごくて色々やってみたかったんだ。おかげで殺陣のシーンがちょっと楽に動けるようになったよ」「でもあんな時間に肉まんを食べては意味がありませんよ!」


――最近体力づくりのためジムに加入されたということで
俺は翔ほどじゃないけどやっぱりアクション多いしね。トキヤおすすめのところで週に何回か、時々翔も一緒に行ってるよ。でも翔ったら酷いんだよ。俺ほどほどのスピードでランニングマシーンで走ってたら速度3倍増しにして逃げるんだ。

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