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Tag: レン

6/2は裏切りの日です。

「TOKIには色々悪い事をしたね。あそこで警察に密告したのはオレだよ」
かつての仲間はまるで知らない表情をして銃をつきつけられても平然としている。
「一息に楽にしちゃってよ。今更抵抗なんてしないよ。できるでしょ? 」
喉から獣のような唸り声がひねり出される。震えた手が引き金にかかった。

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「まさかあなたが気付くとは思いませんでしたよ」
シャツを赤く染めて荒い呼吸をしながらもパーフェクトダイヤは変わらず綺麗な顔をしていた。「妙に聡いくせに人を信じすぎる。一度懐に入ってしまえば偽装は用意でした。裏切り者は私、トリッキーハートを死の淵に追いやったのも私です。憎いですか」

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「よかったよ。うちの姫様の情報何も知られてなくて。もうちょっとで殺さないといけないところだったかも」
はしゃいだ声の赤毛の忍者は地面に伏した黒服の傍でしゃがんで髪を掴んで無理やり顔を上げさせる。突然の痛みに男は顔を歪ませ呻いた。
「せっかく仲良くなったんだしね。またどっかで会おうね」

レンで『あなたと一緒にいたいんだもん』

事務所外の人と交渉とかする場合はオレもできるだけ同席させてもらっているんですよ。リーダーなんかではないけど、オレST☆RISHの中では年上組なので、あとそういうの得意分野でもあるので。今のメンバーでずっと末永く仲良く一緒にやっていきたいので一肌と言わず何枚でも脱ぐ覚悟ですよ(笑)

トキヤで『どうせ無意識なんだろ』

「さすがに今回はどう探せばいいか分かりませんね。前回も四ノ宮さんが翔に残していったメモがあったから分かったようなものですから」
「おチビちゃんもあれは内心相当参ってるね。オレとシノミーを間違えるぐらいだから」
「四ノ宮さんぐらいの人を見たら反応してますしね。黙ってても分かります」

嶺二で『生き方は似ているのです』

「レンレンはぼくと似ている所があるね。ある意味ぼくよりとっても優秀だ」
ダブルのアイスを食べながら隣に座ったレンの顔を見ずに言う。
「だからこそ言うんだけど欲しいものを見つけたらちゃんと手を伸ばすんだよ。後悔するよ」
「ありがとう。でもオレが認めてもらいたかった人はもういないんだ」

レンで『好きなのにね』

おチビちゃん聞いてよイッチーが写真を撮らせてくれないよ」
レンは鏡に向かう翔の背中に向かって話しかける。
「また変なところで撮ろうとしたんじゃねえの? そういうのは大体お前が悪い」
「つれないなあ。オレはおチビちゃんもイッチーのことも好きなのにね」
「気持ちの悪い話はやめてください」


音也へのお題は『「私は高いわよ?」』

 「ST☆RISH様」と書かれたドアを開けると目の前に音也が裸で立っていた。
 両手には脱いだばかりと思われるTシャツを持っていて、振り返り様にレンを見ていてぽかんと口を開けていた。
「あっ」
「昼間から大胆だねえイッキ」
「違うよただの着替えだよ。今日自転車で来たら通り雨にあっちゃってさ。もうびしょびしょなんだよ」
 そういわれてレンは今日来る時に道路が濡れていた事を思い出した。ちょうど通り過ぎた後に移動していたのだろう。音也が着ていたシャツは色が変わるぐらい濡れていて水滴こそは落ちないものの重そうに垂れていた。
「ジム通いは成果を上げてるみたいだね。筋肉ついてるよ」
「本当に? 嬉しいな。俺頑張ってるんだよ。この前翔とやった腹筋勝負俺が勝ったしね!」
 指差したとおりに背中を見ようとして、ひねったり鏡に向けたりしている音也の姿がいつに増して犬みたいで、レンは声を上げて笑いながらスマートフォンを向けて写真を撮った。シャッター音を聞くと仕事モードにでもなるのか音也はポーズを決めて、笑顔でピースを向けてきた。
「撮られといてなんだけどレン、俺の裸安くないよ? 高いよ?」
しゃがんで上目遣いのまま音也はレンに向かって手を突き出した。
「撮られる相手が身内なら可愛いもんだよ。イッキもそのうちレディと一緒の写真を撮られたりするんだよ」
 レンは鞄からガムを出すと音也の手に乗せたが、「眠気すっきり」と書かれたそれは音也の苦手な味だったらしくまたつき返された。
「芸能記者ってどこに潜んでるの」
「……イッキには火遊びはまだ早いと思うけど聞くかい?」
「音也に妙なことを吹き込むのはやめてください」
 レンもしゃがみこんで秘密の話を始めかけたところでトキヤがやってきた。そのままレンに対しては生活態度全般について、音也に対しては天気予報を見ろ、風邪を引くと説教の時間となった。

 ちなみに後日談としてはこの時に撮られた半裸の音也の写真はレンのブログにアップされることとなり、各地の音也担のあいだでレン様まじ崇めるわと話題になった。

音也で『自分だけ知ってればいい』

「イッキたち派手に載ってるね」
レンの背後からスマホを覗き込むと人気デュオ不仲説という見出しが飛び込んでくる。
「イッチーとは今そんなに仲悪いの?」
「いつも通りだよ。でも他の人の目を通すとそんな感じに映るんだ」
「イッチーは損な性分だから」
「素のトキヤは俺たちが知ってるからいいよ」

溶けかけた雪、チェーン、ストール

「イッチーって本当に運悪いよね」
強引に巻かれたストールで暖を取っている内に眠ってしまったトキヤを傍目に蜜柑を剥いてレンはカミュにも薦めた。那月が持ってくる物は甘くて美味しいと評判だ。
「雪との付き合い方を知らぬからそうなるのだ。滑って転ぶなど笑止千万」
「足にもチェーン巻ければね」

見積もり、くつ、お茶

「スタンド花このぐらいかかるって」
「へぇ思ってたより安いんだな」
「名前どうする?」
「おんぷくんとピヨちゃんから?」
「俺ピヨちゃんじゃねえし!」
「イッキとおチビちゃん、ここ一応土足と飲食禁止……へぇマスカレイドに花贈るの」
「俺たち2人とも先輩いるしね」
「那月も喜ぶだろうし」

お題:愛すべきわずらい 制限時間:15分

 じゃあオレの愛するハニーの話をしようか。
 ハニーはオレの2つ年下で作曲家だ。知ってるって? デビューしたてのころはずっとオレだけに曲を書いてよなんて言ってたけど、数年も経てばそうも言ってられなくなった。オファーが舞い込んできたのだ。愛する人が認められるっていうのは嬉しいことだ。オレがいうのもなんだけどハニーは才能にあふれてる。早乙女学園に入学したものの毎日レディたちと遊んで暮らしていたオレに食らいついて音楽の道に連れ込んだだけのことはある。だからこそ責任とってほしいじゃない? もうハニーの音楽なしには生きていられないんだって。
 もう1回言うけどオレのハニーは才能にあふれている。
 オレのことだけを見ていて欲しいって時も「ちょ、ちょっと待ってくださいっ」って真っ赤になりながらも五線譜を手に取る。ひと段落つくまではオレのほうなんて見てもくれない。まあそういうところを含めて愛しているんだけど。
 ……ちょっとちゃんと聞いてるの聖川。え、もう飽きたって? まだ話したいことは山ほどあるんだよ。聞いてよ。

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