サスペンスちっくな学園モノ。
野々宮はある日完璧で謎多きクラスのアイドル月森葉子のノートを拾った。そこには「殺しのレシピ」と書かれた小説のような謎のメモが挟まっており、「人を殺す方法」が幾通りも書かれており中には偶発的なものに頼っているものや稚拙なものも多くあった。「あの」「完璧な」月森葉子がこんなものを一生懸命書いているのか? と、野々宮は動機や相手を想像する。日々がつまらなく感じる野々宮にとってそれはとても刺激的なことだった。
そしてしばらくしたある日、月森葉子の父が交通事故死する。クラスメイトの近親者の死を悼む者ばかりのなか、野々宮は殺しのレシピの中にあった「自動車事故に見せかけて殺すレシピ」を思い出して興奮せずにはいられなかった。
ワインよりオレンジジュース派だよ! ワインはいい。ワインはいいがオレンジジュースのストレートさはやばい。
話の大筋にがっつり絡むことなくオレンジジュースの出番は終了するがやばい。
月光がただのラブコメなら読むことはなかったと思うのでワインあってのオレンジジュースである。
月森と野々宮は天才とか天才に触れた人とかそんな感じではあるけど、なんかまっすぐだよね!
イラストマジックのせいか虎南刑事はP4の足立刑事で変換される! 足立ードジッ子+軽薄さ。黒さ据え置き。