タグ「 縞田理理 」の記事

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ミレニアムの翼~320階の守護者と三人の家出人~ (2) (ウィングス文庫)

3人の家出人が転がり込んでにわかににぎやかになったサイラスの自宅兼便利屋。
発明卿が殺された事件の容疑者として逮捕されたナッシュの釈放を求めてサイラス・ジョニー・ラモーナは高層フロアで行われるパーティに乗り込む。

スチームパンクの2巻。
「発明卿はどうやって殺されたのか」「誰が殺したのか」というのが割とメインでこういうの久しぶりに読むなあって思った。あと時間錐というあれはちょーシリーズにおける分銅みたいだなあと思った。オニキス懐かしい。

ミレニアムの翼 (1) ~320階の守護者と三人の家出人~ (ウィングス文庫)

スチームパンク。
産業革命はアングリア王国に大きな繁栄と、何百年と続くことになる公害をもたらした。
マスクなしでは暮らせない時代が流れ、5人の発明家によって国土再復興計画が実行された。まず高い塔を立て人々はそちらへ移住させ、今度は不可能と思われた緑の大地《田園》を復興させた。計画は18年で完了したが再汚染防止のため人々の再移住は禁止された。これが塔王国アングリアの始まり。
それは500年たった今も変わらず、5人の発明家はその家名を塔を支配する企業グループへとして遺した。

320階に住む便利屋サイラスと、機械いじりの天才ジョニーの出会いにはじまる塔の物語。
要するにサイラスは「苦労人のお父さん」です。行きつけの《鋼と真鍮》亭で酔いつぶれたジョニーを拾いそのまま居候化し、今度は田園生まれで塔を歩いて上っているナッシュとあともうひとりやってくる。
いい世界だなーと(たぶん暮らしてる人は大変だろうけどさー)読みながら「親方ァ! 空から女の子が!」となる。
あとあと、ここを出て行くときは前もって言ってくれってなんかしょんぼりしている感じのサイラスかわいい。
続き、続きは金星特急の短編が載っている限りは小説ウィングスを買うことにしたのでごろごろと読みます。

竜の夢見る街で 1 (ウィングス文庫) (新書館ウィングス文庫)

現代ロンドンが舞台。
駆け出し記者コリンと人外なキャスパーとあと凄腕女刑事カッサンドラとがメインの話。
キャスパーはいいツンデレですね!
最初はすごくびびってたのに段々扱い方に慣れてきてるコリンがよかったです(*´∀`)

モンスターズ・イン・パラダイス 3 (3) (新書館ウィングス文庫 125)

シリーズ完結編。何か色んな意味で凄かった……後駆け足だったなあと思います。
神話的人類が消えるかもしれないとかよく考えなくても大事なわけですが普通に終わってしまったな。
マダムLの館でのあれこれのほうがよっぽど緊迫感があったと思います。後えろい。あれが絶対ラスボスだと思ったわーーー。

モンスターズ・イン・パラダイス 2 (2)

中編集?
連作中篇とでもいうべきなのか。

32分の1のサイレン
これはいい逆転裁判ですね

赤革の手帳
ミリシャ!ミリシャ!

クリームソーダ・ウォーズ
赤革の手帳が凄い終わり方をしたので一服の清涼剤。

1巻と比べればカートとジョエル以外の同僚のやりとりが普通っぽくて
いい感じだ。甘いものを渡したりこれカートっぽくねーとか。
読んだ後ふと思い出したのだが(゚д゚)……
カートにツンヘコの称号を付けたい(元ネタby夜桜四重奏)
普段はツンツンしてるのに大概何かしらへこんでる。
だって1巻とかどう見ても(ry

さて最終巻を待とう。

モンスターズ・イン・パラダイス〈1〉 (新書館ウィングス文庫)

神話的人類と呼びかえられたモンスターと人間が住む街での話

主人公のジョエルは念願の犯罪捜査局の捜査員になったまではよかったのだが
神話的人類恐怖症であるのにヴァムピール(要するに吸血鬼)であるカートと
組まされることになった。
カートは嘘をついたりからかったり、とても落ち着いているのだけど
実は……という設定が異様にツボった_| ̄|○ノバンバン

女優なのに足は馬とか人魚とかいいよね。今までの一番のツボは
「向こうのその向こう側」のむちばーんな体型なのに顔は鳥のひとかな。
あれはかわいい(*´∀`)

とりあえず2巻買ってきます……
本当はかつくらのインタビュー読んでから読みたかったんですが
全く見つからなかったので読んじまえと。
かつくらのマイベストブック号のアンケートによれば秋を目処に終わらせる予定とか
書いてあったような覚えがあります。

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