やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 (ガガガ文庫)

「高校生活を振り返って」の作文があまりにあんまりな出来1のため国語教師に呼び出され、帰宅部かつぼっちの比企谷八幡は奉仕活動を命じられ奉仕部に強制入部となった。そこで雪ノ下雪乃という完璧美少女と出会うのだが恋は始まらない。

延々と部室での話かというとそうでもなく、クラスメイトもがんがん関わってくる。
雪乃はふつうに可愛いけど由比ヶ浜さんの他人事じゃない感。
由比ヶ浜さんに対する親近感にも似たHP削られる感がやべえ。あのいつかあった感覚の再認識。
リア充グループという名前の上位カーストに存在するが、空気を読んで波風を立てないように自分の意見はそこそこにする流されてる「上の下」という存在。クラスの日陰者の肩をもつことで自分の立場が危うくなるあのバランス。女王格の1人称が「あーし」な辺りもとても地獄の蓋が開かれる感があったなあ……。ゆみこぱねえ。

「ぼくいつ選ばれるのかなードキドキ」はあれだよな。はないちもんめ。

  1. 大意:リア充爆発しろ! []