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オペラ・カンタンテ 静寂の歌い手 (角川ビーンズ文庫)

地味に再読ブームなのでした。

「あなたたち、いくら光魔法教会の加護を受けられぬ身とはいえ、恥を知りなさい! 法務官の着替え中に短剣を投げるなんて、礼儀知らずもいいところです!」(P118)

目の前で着替えとか変身とかしててもそれが終わるまでは手出し無用らしい。

栗原さんは結婚されたそうでおめでとうございます。

オペラ・エテルニタ 世界は永遠を歌う (角川ビーンズ文庫)

ザ・再読。
いや1巻地味に凄かった。アウローラを読んでから読むと凄かった。
1巻なのにデクストラもウゴルもちらっと出てた。
後最初の詩というかなんというかのページが。

それでも、もし暗いうちに目覚めたならば
お前は幻視するでしょう。
世の終わりと始まりを。
お前は暁を見るでしょう

(P7)

アウローラだ……とおもった。

オペラ・アウローラ—君が見る暁の火 (角川ビーンズ文庫 56-8)

完結。綺麗に終わりました。
ちょっとこれは泣くわーーーー
・ミリアンは格好いい。とても強い子だ。
・カナギと詩人は最後の最後であれでした。乙女属性!

朝夜と焔のダブルパンチでした。やばかったわーーー。

ちょっと貸し出す前に1回最初から読もう……後忘れないうちに小冊子応募……
ていうか450円やなくて500円にしてくれたらよかったのに。
(450円だと400円+50円の組み合わせになり手数料は為替1枚につき100円なので。いや50円しか変わらんけどなー精神的になー。

ごちそうさまでした。

ミリアンの目は涙をたたえて光っていたが、まっすぐにカナギを見据えていた。
ミリアンは言う。
「カナギ、私はあなたを救いたい」

(P54)

花は枯れ、美しい朝も、悲しみの夜も、すべては行きすぎる。

(P253)

ザビvol10収録分。

色々と撃ち抜かれすぎた。非常にもえた。1行目からぶふぉ!となった。とても致死量です。ここまで直球に糖度の高いオペラが今まであっただろうか……

・ミリアンがとても可愛い。
・カナギが非常にヘタレである。通常の3倍ヘタレである。どのぐらいヘタレであるかというと自らの妄想の中でさえ詩人に言い負かされるほどのヘタレである。
・カナギが非常にあほのこである。
・詩人は出ないけどリュリュは出る。

本編第5巻、冒頭あたりの時間軸で軽く読めるかと思いますので、よろしければ息抜きにでも見てやってください。文庫本への再録予定はないんではないかと思います。

オペラ・メモーリア—祝祭の思い出 (角川ビーンズ文庫 56-7)

カナギがいいヘタレでした。
短編集で、ザビの再録+書下ろしで、ザビのは全部リアルタイムで読んでたんですが、スピラーレとメモーリアの若ラングレーはええわ……
不憫なあほのこ……

スィーミレの扉絵とカナギのヘタレとミリアン可愛いのが。
拙者オペラで一番好きなのは詩人なのでその辺はいうまでもありません。

オペラ・グローリア—讃えよ神なき栄光を (角川ビーンズ文庫 56-6)

短編集挟んで次巻、2月刊で完結。表紙誰かと思ったらデクストラか。
↓今回はざっくりとネタバレ指定。

シュナルが格好いい(*゚∀゚)=3
79ページ!79ページ! シュナルとギスランはこういうお互いに追ったり追われたり

ミリアンとカナギの無自覚バカップル的行動がむせ返るようだ。
この2人はなんというか「寒い日に毛布を分け合ってる幼い兄妹」という感じにも見えたりするんです。わけのわからない例えですが。

ソラは虚ろな笑いを浮かべたまま、カナギを迎え入れるよう両手を広げた。
「いらっしゃい、ここが世界の行き止まりですよ」      (P237)

ここいいなあ。舞台っぽい。人生は舞台だみたいなセリフはソラがどこかで言ってたっけ。

ギスランとラングレーとか、ヤウザとカナギとか、カナギとソラとか悪態つきまくりな人たちが好きです。

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