魔王に力を奪われ、再び楽師になるために日々努力に励むイヴリーン。
イヴリーンの過去の姿「次期最高司祭のエルネスティーヌ」は世間的には死んだことになっているが聖カントゥース神王国で生きているという噂が流れている。情報源は宮廷情報に精通した人物であるということから根も葉もない噂として聞き流せることではなくなった。
一方で「エルネスティーヌ」逝去に関して、<魔王>と対峙した際の楽院生の審議会への召喚を求められた。それが当時音痴で知られていたイヴリーンである。
ひばりが生きているとも聞かされいてもたってもいられずイヴリーンは楽院を飛び出しそうなることを見越して待っていたリュクシオルとともにカントゥースへ旅だった。
変態さんいらっしゃい続く。帯をめくって右下って著者略歴にあったからめくってみると「踏んでください!!!」の状態の人がいて大変わろた。
必ず追いついてみせる、待ってなくていい待たれて背中を預けられても胸くそ悪いと言い割とぐいぐいと迫る一方で「イヴリーン」と呼べず何度もどもっているというその純情ぶりがとてもよいです。
イヴリーンとリュクシオルが双方に喧嘩ップル、ツンデレと属性もっているので読んでいてとても楽しいです。