タグ「 時雨沢恵一 」の記事

12件の投稿

メグとセロン VI 第四上級学校な日 (電撃文庫)

気がつけば6巻。刊行数的にリリトレを超えるのは最早確実なんだなあ。
オリエンテーリングの前半、ラプトアから留学生を迎える後半。
オリエンテーリングは1位とるぞォォォォォ(゚д゚)ノ組とひたすら語りに語る組に分かれてて、要するにメグセロが可愛い。

留学生のターンは留学生はずっと「留学生」のままで名前はおろか性別もそう分かるような感じじゃなくて、「あなたは○○と一緒に××へ行った」みたいな感じで二人称でどーんなところがきのうの世界みたいだった。

全体的にジェニーががーんと上がった。1冊に1ジャージ。

キノの旅〈13〉the Beautiful World (電撃文庫)

久しぶりに読むキノの旅。元々黒い話は多いですがあれですね。
今読むと「違法な国」は2009年の時雨沢氏がうっかり微妙に未来の2010年に迷い込んでネタを拾っていったみたいですね。もしくは小説に時代が追いついちゃったんですか。単純所持禁止では児童ポルノ関連を思い出しますが。

いわく現実世界でやってはいけないことを小説の中でも書くことを法律で禁止したのです。
感動的な話であろうと、過去に書かれた名作であろうと、昔は国語の教科書に載っていたものだろうと、ファンタジー小説だろうと、速度違反レベルであれ法を犯しているものは一律に不許可。ミステリとか殺人前提だから駄目。官能小説は可能だが常に年齢表記をする必要がある。そんな感じ。

「肝心なことを聞くのを忘れてた! その呆れた法規制の理由は一体何なんだ? なんのためなんだ?」
審査官は即答します。
「おかしな質問ですね。そんなのは簡単です。この国から違法行為を少しでも減らすためですよ。違法行為が描かれているのを読んだ人間はそこから影響を受けて、自分もそれをしてみようと思います。それを防ぐためです。この国の治安を守るため、人々が安心して暮らせる明るい社会を作るためです」
「はあ? 小説の中だぞ? すべては絵空事だぞ?」
「だからこそ危険なのですよ! 小説の中で"お話"の中で描かれるからこそ、読み手はその行為が違法行為であるということにまったく思いが至らなくなってしまうのです(以下略)」

(P85)

おおこわい

いろいろな国のなかの「輝いている国」はあれですね、○○の起源は俺なんだぜ!!!

メグとセロン〈5〉ラリー・ヘップバーンの罠 (電撃文庫 し 8-31)

やってることは以前と変わらないのに急にツボにはまった気がする。おもしろい。
上級学校は秋学期に入り新聞部は始動する。
それでラリーがラブレターをもらったり腕時計の謎があったりキャッキャウフフしたりまあいつもの感じです。
今回は"正式本名がとてつもなく長い女子生徒"リリアも登場する。

ふつうに学園モノだよなあ。いいところの生まれの美男美女という設定だけどそれが前面に出ることはあんまりなく、ふつうに学生してるもんなあ。ああセロンはモッテモテなんだが。

学園キノ〈3〉 (電撃文庫)

セルフパロ学園キノも3巻目。
1行目から軽くジャブを喰らったのですが秋刀魚まぶし弁当で死にました。

とりあえず元ネタbyアニメ系のセリフで轟沈したのは

「オニモツダケナンテ、イヤ!」

(P192)

もしかして耳をすませばですか?とおもった。
ジブリとエヴァが地味に多かった……

銃と銃撃戦の描写がえっらい活き活きしてた。長い! 多い!
銃の種類についてはぐぐらず「そういうものがある!」ということで流しました。
あと221ページはいいしごとをしているとおもいます。

ドレイク船長のモデルにはそんなネタが……と思うなど。
(元)ROプレイヤー的にドレイク船長といえば歴史上の人物ではなく沈没船のBOSSです。

メグとセロン〈4〉エアコ村連続殺人事件 (電撃文庫)

夏休み、新聞部合宿のためジェニーの家のリムジンで富裕層向け保養地エアコ村へ行くことになった6人。
セロンがよくがんばったよ! メグの家に連絡網を回せなくてラリーにお願いしていたあのセロンが2人きりで会話を成立させているよ!
あと今回はニックの出番がちゃんと確保されてたのでニックよかったなーとかおもった。P221から「ホアタァ(゚д゚)」という声がした。ラリーとナータが美味しかった。3年前のジェニーは大変可愛かった。
4巻は多分今までで(メグセロの中では)一番おもしろかったとおもう。

合宿はまだ続きそうな雰囲気だけどあとがきから見ると何か次出るのはメグセロではなくて、謎の新作な気がする……

「バイクだったんで、結構遠くまで行けたんだが……、あのやろう、やれクッキーだアイスだと、店を見つけるたびに後ろから腹を力一杯締め付けて止めさせやがる。そして食べる。いったいあいつの胃袋はどうなってるんだ? 見ているこっちの気分が悪くなった。俺はやっと分かった——。あいつは宇宙人だ」

(P113)

メグとセロン 3 (3) (電撃文庫 し 8-26)

時雨沢長編で非上下巻というのはとても久しぶりな気がするなあ。
・ニックは意外と鬼
・セロン終了のお知らせ
・メグは可愛い
・しかしこのシリーズはいかにセロンが可哀相で不憫で可愛いかがメインだと思います。

メグとセロン 2 (2) (電撃文庫 し 8-25)

メグとセロンの下巻。この上下巻で夏休みは終わるように思ってましたがまだ続くようです。

安定はしてるけど、上巻と同じで地味で普通。特殊な能力をもたない普通の学生6人の夏の話といった感じ。6人それぞれにスポットライトが当たる日を待ちつつ。メグは可愛かったです。

でも分冊する意味はあったのかという薄さですなあ。

メグとセロン 1 (1) (電撃文庫 し 8-24)

面白いけどなんか地味で普通だな。脳内のどこかで学園キノのはっちゃけぶりと何でもあり感が残っているのかも。
今までは時雨沢長編はアリソン・リリアと強い女子が引っ張っていく話でしたが今回はセロン(男)の話。トレイズとはまた違う方向にヘタレっぽいですがこれはなかなか期待が。いやでもヘタレだからな。

ラリーの苗字のほうをみてオードリーかよ!と思った。ナタリアは楽器メーカーか……?と思ったけどぐぐってみたらエデンの東の人のようだ。でもエデンの東は読んだ覚えがないからどこで見て知ったのかが謎だ。

テロとか銃撃戦とかはないですが陰謀のにおいはします。基本は学園でラブでコメです。

キノの旅〈9〉the Beautiful World (電撃文庫)

商人の国・電波の国が好き。
記録の国の人はムラケンみたいだ。

キノの旅〈10〉the Beautiful World (電撃文庫)

保護の国が好きだ。
歌姫のいる国は風車風車となっていた。
ちなみに今キノが多いのは久しぶりに本棚に並んでいるところを見たためだ@図書館

PAGE TOP