タグ「 弓束しげる 」の記事
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エクソシスト見習いから昇進したイリスとその後のルカの物語。
帯「読者支持、急上昇中! 6月7月連続刊行決定!」 折込チラシ「完結!」
終わるんかい! とまず突っ込んだ。
出発地があって目的地があって、目的地に行ってなにかするんじゃなくて目的地にたどり着く前に色々する話が圧倒的に長い。1巻読んだときも思ったけど連作短編みたいな感じなので1巻読んでなくても2巻は読めると思う。
後半に出てくるマトフェイがおいしくて、でも出番が少なくてそれが残念だ! このひとが主人公のスピンオフ(特に過去)とかあったら読みたいね。
今回はイリスとルカが北の都へ行くに当たり監視がつくんですが、この監視役がナイス当て馬。
女なのに当て馬状態って珍しいなあと思ったけどなんか毒されてる。
いやだって少女向けは 男−女 ←男 であることが多い感じで今回は 女 男←女だからね。しかも若干のヤンデレの気配。
アビール涙目笑った。マトフェイは台詞がいちいち脳内で音声再生される。関西弁め!
エクソシスト候補生の話です。
悪魔とか悪魔祓いとか教会とかいうとビーンズのシスター・ブラックシープとかあるんですが、あっちよりD.Gray-manのほうがまだ近いかなあと思います。もっと少女向けにはなりますが。なんかもっと
幼い頃に抱いた憧れ、思い描いたものと現実のギャップ、閉ざされていた才能がようやく開かれる。そんな話です。
幼い頃母が悪魔に憑かれ、どうしようもない状態になっていたところを旅の途中のエクソシストに助けてもらったところからイリスはエクソシストを目指した。ただ、中央都エクソシスト協会はイリスの思うような組織ではなく、金勘定にうるさくエクソシストの力を必要とするなら寄付という名前の対価を要求するところだった。
誰にでも平等に心からの笑顔をあげたいと願いエクソシストを目指したイリスは萎縮してしまっている。
もっとずるく生きることが出来れば楽に生きられるが、現状の協会を受け入れることは出来ない。
ラスティールという街で今奇妙な病が流行っているという。悪魔がいるという確証はなく緊急性もなく寄付もないためひよっこ候補生のイリスが派遣されることとなった。イリスはそこでノッテと名乗る協会非所属の凄腕のエクソシストと出会う。
物語はラスティールの物語と、イリスがノッテと一緒に中央都まで行く途中であった屋敷での物語と、中央都エクソシスト協会での物語の3つに分かれている。短編をあわせたみたいになっている。
「仕分け」というと現政権のあれを思い出すのでなんとも微妙な気分になります。
2話目が好きだ。