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死神姫の再婚 -五つの絆の幕間劇- (B’s‐LOG文庫)

短編集。
ティル視点とか愉快なライセン家とかオーデル家とかラグラドールとかの話が収録されている。
ジスカルド・エルティーナの短編がすごく可愛らしいな!
本編では悪役風なジスカルドがちゃんと王子様してる。

「あなたにありがとう」は「地の文に突っ込むセイグラム」的なものが見られて面白い。
ていうかセイグラムはティルになにをおしえたのか。

「今年の俺の誕生日がお前があれをやってくれ」とかいうカシュヴァーン様今巻も残念可愛い。
表紙のカシュヴァーン様ぱっと見隻腕っぽいなーとおもった。P203の挿絵がやばい。
カシュヴァーン様今回も「俺の妻は世界一可愛い」っぷりがパねえ。ワールドイズアリシアである。
暖炉の上の猫魔王を頼りに夢の中の王子様を読みきって、ちょっとイケメンヒーローっぷりを見せたかと思えば猫耳妻を妄想する程度の嫁馬鹿である。

「お詫びの印に、ノーラと比べると物足りないと思いますが、俺の胸でよかったら揉みますか」
「いいよ、そんな余計な気遣いはいいよ!!」

(P66)

死神姫の再婚 -恋するメイドと愛しの花嫁- (B’s‐LOG文庫)

最近の死神姫は表紙がコスプレちっくであるなあ。今回は内容も仮装なんですが。女装男装実にフリーダム。最近はライセン夫妻が非常に夫婦である。アリシアが色仕掛けとかカシュヴァーン様もそろそろ残念可愛いにも程がある。

パーティはルアークが似合いすぎだった。ジェダがひどかった。(いい意味で)
岸田メルさん挿絵がクリティカルにひどすぎて超笑える(いい意味で)(具体的にいうと109ページ右側)
そして「貧乳幼女」という単語にバカ受けである。

死神姫の再婚 -飛べない翼の聖女- (B’s‐LOG文庫)

カシュヴァーン「俺の嫁は世界一ィィィ!」の1冊。ex)「大体もっとよく見ろ、俺の妻はもっと可愛い!!」
今回はスキンシップというか密着の多いこと。カシュヴァーン様乙女時々おっさんすぎる。

アリシアの誕生日を盛大に祝ったのちライセン家とレイセン家一行はラグラドールへ。はじめての海や潮風だが、アリシア以外はあまり感動するものはいない。

というのも<翼の祈り>の教えでは海は不吉な場所。至高き国へ飛びたてるだけの翼を得ることができなかった民が沈む国があるといわれており、さほど信心深くない者でもあまり好んで近づきたがらない。
現代日本で言うと墓地なのか。
そこを襲撃されて離ればなれ引き裂かれてアリシアは<翼の祈り>教団本拠地へ。
そして対面するアリシアと聖女アーシェル。<翼の祈り>の内部がごろりごろり。

トラウマを作る奇書シリーズ:どろどろ屋敷がどろどろ溶ける

前巻に引き続き「いい仕事をしている挿絵大賞」は「海に飛び込んで髪型がぺしょっとなったカシュヴァーン様」
終章が「これはなんというギャグだ」としか思えんとです。ちょー笑えるんですがこれは笑っていいところなんでしょうか(だめっぽい気がする)。

パーシアはルナちゃん予備軍。

あと帯が何の役にも立っていないことに笑った。ちゃんと家に帰るし対決もしてない。

死神姫の再婚—孤高なる悪食大公 (B’s‐LOG文庫)

99ページ!
インパクト大賞でした。雨悪は大変だ。

カシュヴァーン様可愛いよカシュヴァーン様。ていうか表紙のカシュヴァーン様超若い。
冒頭から指輪サイズを測ろうとしているところがとてもにやにやする。

わたしカシュヴァーン様は女になったらプリハーのジルみたいになると思うんだ。(※ただし平静時に限る)
もっとわたしを可愛がりなさいともっと俺だけを特別に扱えは方向が似ていると思うのだ。
(↑白文字はプリハー最新刊1ジルの台詞が沈んでます

アリシアの「カシュヴァーン様はたぶん上手」とか子作り関係がわたしの腹筋超大打撃だった。死ぬ。
あと夫婦べろちゅーしすぎ。ノーラとティルは可愛い。

悪食大公グラネウスは死神姫のなかにおいてかなり真っ当な大人ですね。そして随分多才ですね。
服とかのセンスはあれですが。

あとラグラドールを見るたびにラブラドールと一瞬読み違える私の目はなんとかなりませんか。

「……ああ、そうだぞ。俺より先にあいつにしてはいけないことだったんだぞ。だからといってこれからはしていいという訳じゃないからな。くそ、俺だって本当は仕事なんかせずに、ずっとお前といちゃいちゃしていたいんだからな」

(P152)
  1. 現時点での []

死神姫の再婚 -鏡の檻に棲む王- (B’s‐LOG文庫)

裏表紙のあらすじからしてもえの予感しかなかったけど中身は想像以上だった。
ライセン夫婦は至急王宮へと書かれた王からの親書を送られる。で、ライセンとレイデンの人々は王宮へ向かうことに、というはじまり。エルティーナとジスカルドとバルロイ一行の共演だったのでとてもおいしかった。
アリシアとレネに魂を持っていかれるエルティーナとかあっちこっちでデレデレイチャイチャしてしまくっているとか、全体的に楽しすぎる。王様と宰相すきだー。

登場人物紹介のところで相関図ができていたのででかしたぞ!とかおもった。
死神姫の登場人物人数ぐらいではまだ相関図なくても把握できるんだけど(と思ったけど教団方面は怪しいかも)、もっと他のラノベにも普及してほしいと切に願う。特に電撃。ていうか禁書とか成田良悟作品全般。ネット上にも似たようなものはあるというけど、本をちょっとめくったところにあるのが最強だと思う。
図じゃなくても「所属 名前 余白があれば一行紹介」みたいな羅列でもいいので。

「ジスは本当に国を愛しているのよ。……その百分の一でいいから、私のことも愛してくれればいいのにね」

(P104)

「違うわノーラ、湿気を吸ってふくらむのはレーガッタよ。ノーラが倒れてしまったからペーペルザーもやっていたけど。そうだカシュヴァーン様、何か聞かれたら私は悪霊レーガッタ、湿気以外に興味はないと答えますわ」
「……いや、もういっそ何も喋るな。頼むから」

(P144)

死神姫の再婚 -微笑みと赦しの聖者- (ビーズログ文庫 お 3-5)

エルティーナ出てないのに存在感がありすぎる。
今までのキャラ総出演みたいな感じでとてもたくさん出る。ディネロがよい(*´∀`)
たくさん出てきてみんなアリシアとカシュヴァーン突いていくから面白い。
カシュヴァーンが今回出番少なかったけど、出てるところが基本アリシアに対してデレッデレである。

「俺の見る幻覚では、俺の理性が邪魔してお前の言うことがまともすぎた……だが……やっと、やっと無事に会えた」

(P184)

あと嫉妬に喜ぶとか、どんだけー(゚д゚)

後セイグラムはティルナード好き過ぎだろう。

1巻当時からユーランは私の脳内イメージでは「短髪小太り中年」なので挿絵とのギャップに悩みます(ていうかまじで一瞬認識できないという)どこでそんなイメージがついたのか分かりませんが。あっという間の退場でした。
読点多用キャラ(ディネロ)と三点リーダー多用キャラ(レオニア)が同じ巻で出てくると読むテンポが崩れる。ディネロはともかくレオニアはやばい。ちょっと前に銀魂で「シルエットだけでそのキャラが分かるように修正してから出直してー」みたいなのがあったけど、誰が喋ってるのか分かりやすいけど読みにくさが異常。

死神姫の再婚 -私の可愛い王子様- (ビーズログ文庫 お 3-4)

前回が微妙すぎて切ろうかな……とも思っていましたが、今巻はとても面白かったです。カシュヴァーンは苦労性だな。ていうかちゃんと経験あったんだな。アリシアは日常的に腹を痛めているがいいと思います
あと今巻はノーラと後半のエルティーナがとても可愛かったです。

死神姫の再婚 -腹ぺこ道化と玩具の兵隊- (ビーズログ文庫 お 3-3)

可もなく不可もなく。話に入り込みそびれた気がします。
ルアークの過去が出てきたり、夫婦の糖度がちょっと上がったり、そんな感じ。

死神姫の再婚 -薔薇園の時計公爵- (ビーズログ文庫 お 3-2)

思わず、アリシアは消え入りそうな声で訴えた。
「おなかが、いたくなってきました……」

(P108)

(*゚∀゚)=3

ティルナードが頭が可哀相なアホの子からややあほのこぐらいにはなりました。あほのこはいい。
時計伯爵が好きですが、やっぱりここは眼鏡執事一押しだろうと思われます。

死神姫の再婚 (B’s‐LOG文庫 (お-3-01))

ビーズログ文庫の新人さん。とても面白かったです。

14歳のアリシアは歴史と名誉はあるけど金はない没落貴族の一人娘。
結婚式当日式最中に夫となる人は殺されて未亡人に。死神姫と呼ばれ夫は彼女が殺したと噂される。
そして1年後、再婚話が持ち上がる。再婚先は金はあるけど歴史はない成り上がり貴族。
無名の我が家に気高きフェイトリンの血を与えてくれればそれでいいという夫。
私は旦那様の愛人ですというメイド。
お可哀相な死神姫は私がお助けすると乗り込んできたほかの地方の貴族。

とこう書くとすげーどろどろしてそうですが内容はとてもコメディです。

主人公アリシアが現実的だけどずれている感じでもあり、ホラー好きで物凄くポジティブなので話はそんなに暗い感じありません。むしろ喜劇。
ティルナード(他の地方の貴族)は頭が可哀相過ぎて鬱陶しいけど。
ちょー美女と野獣前半のアラン王子の35倍ぐらい鬱陶しい。

綺麗にまとまってるので続編はないかなあと思いますがこの人の次作品出たら買おうと思います。ごちごち。

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