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天涯のパシュルーナ (3) (新書館ウィングス文庫) (新書館ウィングス文庫 155)

あとがき曰く全5巻予定の折り返しポイント。2巻は半年ぐらい積んだので今回はすぐ読んだ。
今日も災厄が寄ってくるトゥラルクは国王主催の夜会に招かれ、夜風に当たるべく外に出た。どこにいっても人ごみでなるべく人が少ないほうへ歩いていったところ貴族暗殺計画を耳にする。

ヴァイラはじまったな、という感じ。
基本的にトゥラルクさんまじなむいっす! ていう感じなんだけど1今回はうお、かっけーと思いました。ローリング運命。

「無実の人間を陥れなきゃ守れないちゃちなプライドなんてくそくらえ! おまえたち、恥を知れよ。恥を! 自分たちが何をしているのか、何をしなきゃいけないのか、てめぇの頭で考えてみろ!」

(P240)
  1. 主にヒルクイット的に []

天涯のパシュルーナ (1) (ウィングス文庫)

四方を山に囲まれたパシュクルム王国では14歳になったら神殿の巫女から神託で仕事と生涯が決まる。
そんな理とは無縁にトゥラルクは山賊の養い子として育ち頭目であった義父の死後、新しい頭目に担ぎ上げられた。

王道っぽい。とても王道っぽい話。
ヒルクイットの頭の「 ←これがどっかにつっかえたりしないのか……と妙に現実っぽい疑問を抱いた。
68ページのあたりが好きだ。というか腹に一物美形ってわたしのもえるてんぷれじゃないのか。
続編が楽しみです。そのときにはイーシャとヴァイラの出番を多めでお願いします、と希望を述べてみた。

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