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さよならピアノソナタ?encore pieces (電撃文庫)

後日談だったり今明かされる過去!だったりする、よい番外編。
ていうかわたし本編の感想は全体的に「哲朗とエビチリの駄目大人コンビがいかに好きか」しか語ってない気がするんですが、この本は神楽坂先輩とユーリの話がすごく良かったです。
はじめの「"Sonate pour deux"」がすごかった。「年取ってもナオはナオ」っぷりを見せつける鈍感ぶり。

すごくいい話だった。ご馳走様です。

胸の底を灼こうとしているのは、今はもう涙とは別の熱だ。怒りも、もどかしさも、いらただしさも、見んなそこに等分に含まれていて、でも人類は気の遠くなるような歴史を重ねながらも、その激情をぴったりを言い表す名前を見つけられなかった。
我々はちがう。オーヴァードライブと、アフタービートと、恋と革命を手にした我々は、もうその名前を知っている。ロックンロールだ。

(P290)

さよならピアノソナタ〈4〉 (電撃文庫)

哲朗が格好良すぎる件。
というか私は1巻から哲朗(とエビチリ)が好き過ぎる件。

3巻で解消されたのかと思ったらナオはやっぱりナオでした。

「ああ、そうか。別の女か。ナオはほんと女にだらしねえからな」
「僕もそう思う。ナオミはもっとしゃんとしないと」
「ジュリー。こういうろくでなしの隣にいると幸せになれねえぞ。もっといい相手見つけろ」

(P40)

もう本当にこれに尽きるよねっていう。
コリアム@ちょーシリーズがにょきっと生えて「だからあなたはろくでなしなのよ」って言って去っていった!

ナオが家にやってきたときの真冬が可愛らしいです。というか地味に日登美がおもろいな。超淡々としてる。

「おれァ好きな女を最後までつかまえてらんなかったの! おまえのそのクソへタレは遺伝だ、ほんとごめんな! ガキは親を選べねえからそこはあきらめろ! でも、おまえはまだ間に合うから! 間に合わせるから!」

(P287)

さよならピアノソナタ〈3〉 (電撃文庫)
ピアノソナタ3巻。秋です。合唱コンクールで体育祭文化祭!

「手拍子で、ゴスペル風で、クイーンで、合唱曲にできる歌だ。そんなの一曲しかない」
千晶には一瞬で通じた。二人の声がぴったり重なったからだ。
「『愛にすべてを』だ」

(P36)

手拍子でゴスペル風で合唱曲にできる歌つったら「Hail holy queen」だよねって思ってたらそのものがでてきたから超びびった。
ちなみに今回はそれっぽい雰囲気を出すために我が家にある唯一のクラシックなCDである「のだめオーケストラ」LIVE!をかけてました。

殺人的鈍さだったナオもようやく落ち着くべきところに落ち着きました。
カラーページのゴシック真冬は一瞬ヴィクトリカかよ!?と思いました。
あと私は哲朗とエビチリが好きすぎるのでどうかしたほうがいいと思います。

さよならピアノソナタ〈2〉 (電撃文庫)

夏! 海! 合宿! のピアノソナタ2巻。
随所にある真冬の恋心にきゅんとします。
それと読んでるとあちこちで高岡尚@グラハーが脳内でにょきっと生えます。「バンドマジックなんだよ」とか言ってまた消えていきます。何か着々と再読フラグが立ってるよなグラハー。
親二人が実に駄目な感じでよいですね(*゚∀゚)特にエビチリ。

デスペラードが出てきたので、KOKIAのほうはあったよなとpearl~The Best Collection~をぽちっと再生。

ところで先輩の参戦は予想外でした。百合百合傍観者ポジションだと思ってたので。
なんでそんなにもってもてなんだ。

さよならピアノソナタ (電撃文庫)

このラノを見たりそろそろ完結とかいうのを見ると1冊ぐらい手を出そうかなと思ったこのごろ。
神様のメモ帳は合わなかったんですが、こちらはよいですね(*´∀`)音楽で青春ものでした。

哲郎(父)がかなり好きなんですが。いいだめにんげん。
2番目ぐらいにナオがきて3番目ぐらいにようやく真冬が来る感じです。

読んでたらなんかグラハー(ていうか熱の城)が超読みたくなった。読みたくなったていうか現在進行形で読んでるんですけど(手に取りやすいところにおいて隙間の時間で読んでる)

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