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ベン・トー 8 超大盛りスタミナ弁当クリスマス特別版1250円 (ベン・トーシリーズ)

クリスマスだよオールスター大感謝祭。

ここ最近の「第1章の白粉フィーバーがひどい」「第1章のクリーチャー祭の本編感がひどい」はなんだろう。
あれ、わたし移動中に読んだんだぜ……(何回かごふっとなった
ソイジョイを食べながら筋肉同士が睦み合うあれはひどかった。
過去に登場した狼がごっそり超出て茶髪に二つ名がついて、クリーチャー祭は健在で、クリスマスなので高段位桜桃少年団はリア充抹殺に動き、いみがわからない豪華さ。それはそれとしてナイツは名作です。

それはそれとしてわたし今日ついにソイジョイを食べた。ベントーがきっかけである。

ベン・トー—サバの味噌煮290円 (集英社スーパーダッシュ文庫)

長いことかなり気になりつつ「いやいや今買っても『買ったこと』に満足して100パー読まない」と本棚に戻してきた本をようやく読む。

「半額のシールが貼られる時間のスーパー、それは戦場である」
「半額弁当に命を賭ける熱い漢たちの物語」
という話です。

要するにそれ餅投げの現場ですね分かります っておもった。
餅投げ、それは最近はもうあまり見られないが老若男女を問わない戦いにも似たスポーツの場である。
「人の物を盗んではいけません」という倫理観が崩壊する場である。落とした餅は速攻拾われる1。時に押されたり踏まれたりしばかれたり肘鉄くらったりする。ちなみに餅を拾うのが目的であれば輪より少し離れているところが取りやすいけど、あれはあえて前方に突っ込むのが楽しい。餅ゲットは副次的なものです。
……なにそれこわいって思われそうだけど現実の行事です。
そういうことを考えてると「意味分からないけど無駄に熱い話」から「若干現実味のある無駄に熱い話」に変化したりしました。

白粉さんが腐女子というのは聞いていたけどこういう方向とはびっくりだった。ていうか石岡君と内本君が異様に気になる件。ごはん時間ちょっと前に読んでいたので弁当の描写が非常に胃袋を攻撃しました。
大変食欲をそそる。

  1. いっぱい集めたおばあちゃん何かの拍子につまずいてばらまく。落とした餅はすべて他人の懐へ []
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