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聖グリセルダ学院の祭典 (ルルル文庫)

春になりグリセルダ学院にも文化祭の季節がやってきた。
エステリアが立ち上げたラララ叢書の布教兼愛読者の会「ラララの会」に続々と加入する。ティエサのようにラララ叢書好きもいれば頭数のために入れられたものも下心ありありで入会したものも。
春からの入寮者としてようやくラエンハルス公の娘が入学してきた。ティエサが学生生活をおくるきっかけになった護衛対象だ。シアーハは入学早々演劇同好会のアマリアから「250年前の悲劇の王女グリセルダ」を題材にした物語の「影の特使」に熱心に勧誘される。
その頃学院で事件が発生する。

ルシン兄の再登場はよいな! ルシン・主様の小姑連合ふいた。ルシンはともかく主様は弱い壁だ。
あとティエサが「わたし普通者になる!」とか宣言しているのがアホ可愛い。そうやって宣言している時点で既に普通ではない。アホだ。ラストがびっくりするほど少女漫画! いや学園モノ的にこれは王道。
8月9月連続刊行! の場所はそこでいいのか? と思いつつ1いつかはあると思ったけどやっぱり月刊グリセルダがはじまるようだ。

  1. 巻末の宣伝ページでもよくねー? []

聖グリセルダ学院の初恋 (小学館ルルル文庫 あ 2-14)

暗殺者の村で生まれ育ち、自らも暗殺者の卵として鍛錬を積んでいたティエサだったが、終戦をきっかけにふつうの学生となるべくグリセルダ学園へ入学した。それから季節は流れ冬休みになった。
ティエサたち4人は冬休みを雪山で過ごそうということで、ネージュの別荘があるルプルへ向かった。
そこで出会ったのはラララ叢書の作家と作家志望、それからキアスの昔なじみだった。

トトの喋り方が実にベアト1である。いいぜェキアス……殺しあおうじゃないかよォとか言い出してもふしぎではないベアト的な喋り方である。恋する乙女は乙女なんだけども、とても豪快。

あと昨日「気持ち悪いイケメンも略したらキモメンではないかね」といっていたのはあとがきを読んでです。
ノンノの駄目な感じは好ましいがあの小説はだめだ! いつぞやのガッシボッカみたいだ!

この229ページが格好いい。でもろっさまが憑依したフェリっぽいと思ってすみません。
というかあの後半は良いな! たまらん! ていうかグリセルダはミステリ風なところがあり、バトルあり、恋愛あり、そのバランスがまじ美味ぇー! と叫ぶところだ。

  1. うみねこのなく頃にの登場人物。 []
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