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銀砂糖妖精編開始。
カバー袖の表示が○○編とかいうのに変わったので「簡単に終われない」ゾーンに入ったのかなあという気がします……。
ペイジ工房を離れて僕と一緒に工房作らないといわれて返事を悩んでいるうちに王家からの召集がかかった。
集められていたものは各派閥の実力者と未所属の職人、いずれも若く才能ある職人ばかりだ。
依頼人は王妃マルグリット。依頼内容は重要、いずれ銀砂糖子爵への候補者となる。ただし依頼を受ければ途中放棄不可、依頼によって得たすべての情報は他言無用。覚悟のないものは去れという条件がつけられていた。
明かされる王家の秘密と長年にわたって囲われていた銀砂糖妖精。
大樹から生まれ600年のときを生きるルル・リーフ・リーンは妖精王リゼルパに仕えたこともある、銀砂糖を扱う妖精の最後の生き残りだ。銀砂糖妖精が持つ技術は人間より格段に高い。しかしルルの寿命が尽きる日も近く技術が失われる日も近いということだ。技術を残すためアンたちが呼ばれた。
シャルが心配している様が大変よいな。蓑虫状になっているアンの傍に座るシーンとかわたしは大変好きだ。
あとキースがとても青少年らしい。焦りとか所有欲とかなんかもてあまして、ぶっちゃけむらむらしてる感。超青い。
王都ルイスイトンから程近い小高い丘の上にアンとペイジ工房派はいた。
ここにあるホリーリーフ城を借りて作業作りに専念することにしたのだった。かつては優雅であっただろうその城館は荒れ果て、窓は割れ草が生い茂り幽霊屋敷というような趣になっていた。後からやってきたブリジットは愛玩妖精をつれていた。まだ彼女は孤立している。
新聖祭への作業がはじまったところ。幽霊騒ぎがあったりして、後はいい感じにシャルがデレている。
単純にデレたー! というのであれば前巻のほうが上なんだけど、これはよいデレであった。
生前のハーバートとの話が好きだなー。過去の話はいつでもきれいなものだー。
以下続く! という終わりではあるけど3巻に比べればなんてことはない。楽しみに待てる。
シュガーアップルフェアリーテイル4巻。
すごくもやっとした3巻でしたがこの巻はよかった。わたし単にラドクリフ工房派が気に入らないだけんじゃないのか……? この巻のブリジットはそんなに嫌いではない。むしろ逃げ道が用意されてなくて可哀相だなと思う。
いやーアンとシャルが。あの一目でもいいから会いたいんですと焦がれる感じがやばいです。ときめきです。
75ページからはもう激しくずっと俺のターン! すぎた。ラストも死ぬ思いだった。死ぬ思いだった。あのシーンのためだけに銀砂糖師に昇格してて良かったと思う。あの二人の関係として今まででは一番やばい。よいデレだ。あの「それは恋だ!(ばーん!」には至っていないシャルの心境が楽しすぎる。
はじめて工房を作った砂糖菓子職人の名前が「イーノク・ペイジ」と見た瞬間「そんな銀砂糖で大丈夫か」「大丈夫だ問題ない」っていう単語が見えた。
「俺は誰かに、助けられたことはない。どうすればいい? お前が俺を助けるというなら、俺は何をすればいい。教えろ」
「た、助けられる人は、何もする必要はないと思う。ただ待ってもらえたら、それでいい」(P82)
前巻から月日は流れること9ヶ月、1巻からは1年経ち、早くも品評会の季節になりました。
個人的には予想外すぎる展開をした3巻でした。いやえ、もう銀砂糖師になっちゃうの? っていう。いや春らしいイベントとか夏らしいイベントとかシャルとすったもんだーがあったりして5冊か6冊ぐらいかけて銀砂糖師になるもんだと思っていたのだ。時間を進めるのは簡単だけど戻すのは(短編を除いては)無理だからなー。あと2巻のときも思ったけど序盤の地の文ではなく「説明文」と短編の種蒔いてる感が気になります。
いや、しかしそろそろ「後半の小公女セーラ」展開はなんとかならんのですかね。ラドクリフ派がメインで出てくると途端にこう、なあ。ジョナスに見せ場をあげてください(2回目)アンにベッキーかせめてアーメンガード的存在をあげてください。ジェームスはこれ以上いりません。
あとキース・パウエルが黒幕に思えて仕方が無いこの頃。
読後感はあまりよくない。後味の悪い話は愛すべきところですが、いやーな感じの顔になるあれだなあ。
簡潔にいうと最初から最後までストレスのたまる展開で溜め込んだまま続いてしまった。
4巻では一番いい挽回をたのむ。店頭にあった小冊子では春先に発売予定ってあった。






