6ミタ無料鑑賞券があるので、なんか映画を見ようと思って映画館に行って「スオミの話をしよう」をみた。
草野と小磯はある邸宅に呼び出された。この家には売れっ子の詩人とその妻が住んでいる。妻スオミが昨晩から帰らないとのことで、事件にはしたくないが警察をということで草野とその部下が呼び出された。行方不明の妻、スオミと草野は元夫婦。
スオミは4人の元夫と現夫がいる。別れた4人の夫はみな変わらずスオミに並々ならぬ愛を抱いているが、彼らが語るスオミはどれも同一人物とは思えない。
映画を見ているというよりは舞台を見ているような錯覚を覚えるシーンが多かった。
「大豆田とわこと3人の元夫」のようなガチャガチャ感あり、三浦しをん「私が語り始めた彼は」のような謎の女スオミ感もよかった。でもコメディ要素が強く、だいぶふざけている。あんまりこう、ミステリ要素とか謎の女、とかそういう感じではなかった。長澤まさみがあまりにも芸達者である。コメディ要素だけど、場内は時々爆笑に包まれていたけど、わたしはあんまり笑いのセンスが合わなかった。みんなが笑ってるところでなるほどってなってるのつらい。でもフィナーレは良かった。長澤まさみの芸達者ぶりとおじさんたちの一生懸命感と不慣れ感がよかった。
現代に「あなただけ見つめてる」を持ってくるとこういう感じになるんだろうか。
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