派遣社員というけど派遣社員になるのは後半で大半は日雇い労働者あすみの家計簿だ。
結婚を夢見てもったいないと言われた大手企業を退職したものの引っ越し後恋人は姿をくらました。無職のあすみに残したものは恋人分のスマホの支払い、それから家賃9万2千円のマンション。通帳残高は428円。支給された最後の給料と退職金はわずかばかり。そんな人生詰んだ状態から物語は始まる。
金遣いがあまりにもぼんくらなあすみの行動にハラハラする。カードの使いかたとかあまりにもやばい。お金の使い道がやばい。
地に足がつきすぎてる話は小説では読みたくない人には薦められないが1人の女が多少人の縁に助けられつつなんとか生活を立て直していいく様を丁寧に書いた話が読みたいにはいいと思う。
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