割と前に書評家の方がTLであげていた日常系ミステリ。何が会ったのか最近本屋の平台で見かけることが割とあった。
関東かつ観音様が見下ろす街ということは鎌倉のあたりなんだろうか。コーヒー豆と和食器の店「小蔵屋」を営むおばあさん、杉浦草が語り手である。65歳になってこの店をオープンして、今は人気のある店となっている。ここは草さんがいれた振る舞いのコーヒー目当ての客もそれなりにいる。無料のコーヒー目当ての者もいるが、それはそれである。常連たちとの会話で小さな事件に気がつくのだった。短編集。
語り口は淡々としている。「紅雲町の草」と「0と1の間」が好きだな。
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