アンソロジー。
以下は読んだ順に並んでいます。
- 瞬間、金色/豊島ミホ
- ゴーストライター/瀬尾まいこ
- 残り全部バケーション/伊坂幸太郎
- よろこびの歌/宮下奈都
- あの日の20メートル/福田栄一
- コワリョーフの鼻/中島京子
リリィの籠に収録されてそうだなあ。「忘れないでね」みたいな話。
中学校時代の友人ナナミの子供が産まれた日。私ことシンジュとナナミの学生時代の回想。つかこの字で女の子っていうのはすごいな。
「ぶんちょにされてる子」が意味がよく分からなかったのではみごられたりで絶賛孤立中ということで変換していた。
顔はほんのり赤く染まり、金色の髪が激しく左右に揺れていた。私も跳ねていたはずなのに、ナナミの笑顔はスローモーションになって世界からピックアップされていた。
何回跳んだかは忘れた。ナナミの髪が、点滅するネオンみたいに躍っていたのが、今も目の裏に残る。(P208)
中華料理屋戸村飯店の兄弟の話。
長男ヘイスケ次男コウスケってカタカナだから、もう1人下にオツスケとかオトヒメとかおらんかなーとか思ってしまった。
面白かったので続編というか本編のほうも読もうと思う。
これを改稿したものが戸村飯店青春100連発なんだとか。
ここで終わるのか!と思った。続きが読みたいヨー。
この後岡田はどうなるのかとか家族はどうなるのかとか気になるよー
音大付属高校受験失敗して新設の高校に入学した私の合唱コンクールでの話。
可もなく不可もなくー。
老人と大学生の「ちょっといい話」系。
ほとんど会話文。鼻の話。
主婦の「食品の安全と衛生について」の話からまさかここまで進展するとはおもわなんだ。すごかった。
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