アルトレオの空賊姫 暁天の少女と世界の鍵 (一迅社文庫アイリス)

飛空挺 空賊 対する空軍 記憶喪失の少女。この世界では魔法と科学が交わりすべての魔法科学はヴォーパルを源にしてできている。この世界の飛空艇はその魔法科学の産物で、ヴォーパルは人の精神を喰らい魔力へ変え原動力として飛ぶ。
ヴォーパル探しに来ていたアルトレオ空賊団のお頭ヤウェトは脱出ポットのなかで眠る少女を発見する。イスカは名前と生き別れた弟以外の記憶を持っていなかった。イスカはそのままアルトレオ空賊団と行動を共にする。

迷走プラネットとかローデンシュアと比べると、イスカは本能のままに突っ走ったりしない。おとなしくても芯の強い、でも不思議な力に押し流されようとする不安もある。新しい引き出しを垣間見た。結構容赦ないPRGっぽい世界で、これが出るってアイリスすげーな! と思う次第。もっとやれ!

ちなみにわたしはヤウェトが好きです! 分かりやすいですね!

「じゃあ僕は……君が、君じゃなくなった時は、名前を呼ぶよ。イスカ」
考えるより先に、口がそう告げていた。
「君が戻ってくるまで、何度でも」

(P130)