死んでも推します!! 〜人生二度目の公爵令嬢、今度は男装騎士になって最推し婚約者をお救いします〜のコミカライズが始まったので、パルシーをダウンロードして読んだ。とても出来がいい。

で、無料更新分だけ読んできて、アプリ内を歩いていたらなんかすごいバリエーションが豊富なんだなと思った。講談社の女性向け漫画雑誌からの拾い上げかと思ったらアフタヌーンからもある。とりあえず、これおもしろーいと思ってお気に入りに入れているのは上記のでも推しコミカライズと、

オタ友が彼氏になったら、最高、かもしれない(BE LOVE)

カフェのキッチン担当兼チーフ(男・推しは男性アイドル。女性が苦手で性的指向はストレート)とフロア担当(女・推しは若手俳優)がもう1話で付き合うところから始まる。萌えは恋愛になるのかという、ある意味でも推しに近い現代もの。

カモナマイハウス 南波あつこ(フレンド)

昔住んでいた家に(新しい人が決まるまで、という大家の許可のもと)入り浸る陽向。庭が広いその家についに住人がやってきた。ゲームクリエイターの樹は「誘拐だのなんだのと通報されても困るから」とここには来るなと通告する。年の差ラブコメ。

波よ聞いてくれ 沙村広明(アフタヌーン)

北海道札幌のスープカレー屋で働いているミナレは失恋の愚痴を酒場で知り合ったラジオ局員に垂れ流した。それっきりの中だと思えばその時話したものが電波に乗っていることを店内BGM代わりのラジオで気づいてしまった。激昂したミナレは生放送のラジオ局に突撃する。

ルックバック 藤本タツキ ジャンププラス

あと昨日今日と話題が沸騰している藤本タツキのルックバックも読んだ。
ルックバック - 藤本タツキ | 少年ジャンプ+

台詞なしの画面があまりにも雄弁。143ページもあるとは思えない。読み終わると「漫画がうまい」以外の語彙が消え失せてしまう。
趣味に合わない(グロい)のでチェンソーマンはほぼ読んでいないので、ちゃんと読むのははじめて。映画たくさん見ているんだろうなと思うぐらいにはコマ割りが映画的だった。クラスで一番漫画がうまいと思っていた人間が敗北感を覚えるところや微妙にうまくなっている漫画とか、こいつには勝てないと思ってた人間がめっちゃ自分のファンで雨の中有頂天ではしゃぐ小学生とか、実在の事件1を想起させるところとか、読んだ人間の記憶(トラウマ含む)をクリティカルに引き出すところはすごいと思う。バクマンなのかなあと思いながら読んだけど、藤野は一人で漫画を描けるからそこは違うんだわ。

ウィキペディアのスクショがRTされてきて「藤本タツキの絵柄の目標は沙村広明」というのをみたあとに、パルシーでストーリーチケットほしさに占いのページを設定して「おすすめの漫画は『波よ聞いてくれ 』」って出てきて飛んでみたら沙村広明作品だったので「お導きか?」って思いながら読んだ。面白かったです。

  1. 2種類は目にしたけどまだあるかもしれない []