この前掃除した時に見つけた破天荒遊戯の19巻を見て「あっ久しぶりに見たなあ、これ今どうなってるのかなあ」と思って検索した。わたしは4年ぐらい読んでなかったらしい。4年のうちに本の値段が300円ぐらい上がっていてびっくりした(※現物手に取ったら厚みがかなりあったので増量による値上げもあったと思う。)

電子書籍もあったんだけど、今まで買ってたのはふつうの紙書籍で、それでも連載開始当初から追いかけているのでかなり散逸している(捨ててはいないので家のどこかにはあるし最悪ゼロサム版を買い直せると思う)が今回も紙で買うことにした。

この選択正解だったなあと思う。10代時分がずっと追いかけてきた漫画を同じ形状で読むというのは(メンタル的に)健康に良いと思った。同じ時期に連載が始まって先に完結したあまつきもそうなんだけど、連載開始当初とは似ても似つかない内容なわけですよ。破天荒遊戯の最初って世界を見てみないかいと家を追い出されたラゼルが敵討ちの旅をしている白髪の男と出会うファンタジー要素が強い漫画だからね。あのころから考えると22年経ってあんな展開になってるとは思わんしあんなに時代を先取り(コロナ的に)してると思わんやん。

でもヴィーとか、ジェリスちゃんとか、レイボーンとか、絶対忘れてたはずなのに読んでたら思い出したし、わたし今22・3なんじゃないかと思ってしまった。割とそういう傾向にあるんだけど、「昔からずっと好きな漫画とか小説の新作を読むとき、自分の年齢をロストする」現象が起きる。
あと「紙で漫画1を読む」という行為にずいぶん「贅沢」を感じてしまった。「未読のコミックスを物理的に斜めの角度から見る」経験最近あんまりしてなかったなあと思った。
絵柄がびっくりするほど変わってないこともあるんだろうなあ。4年間読んでなかったとは思えないぐらい、わたしが知ってるラゼルなんだ。

今破天荒遊戯ゼロサムオンラインでやってるんだね。23巻掲載分からもう9か月目が来ていて、そう待たないうちに24巻が出るんじゃないかと思ってとりあえず作者の遠藤海成さんをフォローしました。新刊情報落とさないようにするにはたぶんhontoでお気に入り作家登録すればいいじゃないかと思うんだけど(紅玉いづき新刊情報を余すことなく送ってくれるhontoさん。)

破天荒遊戯は1巻がKindle Unlimited対象書籍なのでよろしくな。

  1. ジャンプではないし単話で完結するコミックスでもない []