近場ではキャラクターものぐらいしか手に入らないし、駅ビルに入ってた文房具屋潰れたので(手帳フェアしてたところ)今年はないよなーと思って梅田ロフトの6F的な店に行って来ました。(あれは文房具屋というより梅田ロフトの6Fといったほうがとてもしっくりくる。

「余白具合が書きやすそうな「成功するための手帳術」的項目がいらない手帳」VS「余白は少なめだけど実はこれcitronworks*製なんじゃねっていう感じの可愛さの手帳」
それ以外の点(全体的な可愛さとか値段とか)は一緒ぐらいだったので超悩んだ。
で後者の方を選んだ。だって中身カレンダーみたいなハリネズミとかキツネとか植物とかいるんだぜ……!

DIA-BLOGなるものがあって、「ブログスタイルの日記です」と説明書きがあって言わんとするところはあるけどなんか釈然としない……と思いながらぺらぺら。
1日1ページのものもあったので、おとなしい色のがあったらほぼ日手帳のかわりに買ってたかも(蛍光ピンク×蛍光グリーン

ビーンズエースの文学少女コミカライズを見た。

※ここから「文学少女と神に臨む作家」(最終巻)のネタバレが一部含まれますので読む予定の方はご注意ください。

なんかいきなり神に臨む作家の下巻エピローグ的シーンから始まる件について。
とりあえず原作に沿って忠実に、系のコミカライズではありませんでした(それはもう他誌でやってるしね
1話目は心葉と遠子先輩のみでななせは出ておりません(もしかしたらななせかもしれないレベルの後姿はちらっと出てます。
枝に結んだリボンとか、あらかじめ遠子先輩と心葉は
今神に臨む作家の下巻ぺらぺらしてたんですがエピローグに出てくる2作目「文学少女」、作中作のコミカライズだったら面白いなーとか一瞬思いました。

テンペスト  上 若夏の巻

濃かった……
明治時代ぐらい(多分)の琉球王国の話。
二重支配とか冊封とか懐かしいなあと思ったかつての日本史選択生。

母は難産のあまり命を落とし、父は男の子が生まれるのを期待しすぎ、生まれた女児に名前を付けられなかった。真鶴という名前も自分でつけた名前だった。
父の望みは「科試(首里城王宮勤務のための超難関の試験)を突破する男子」
父の期待は兄・嗣勇に向けられた。しかし嗣勇は学問の才能はあまりなかった。そしてとうとう兄は父から逃げだした。
真鶴は兄をかばい性別を偽り、父が男が生まれてくれば名づけるはずだった名前である「寧温」と名乗り科試を受ける。

王宮に上がってからも一難去って一難。ただしいちいちの難のレベルが嵐。怒涛の展開。
内容濃すぎるよ!
寧温が女としての自分を必死で殺そうとしている姿にきゅんとした。
歴史小説なんかとおもってたらとても現代的なカタカナ語が出てくるのでびっくりした(でも慣れた

さよならピアノソナタ〈4〉 (電撃文庫)

哲朗が格好良すぎる件。
というか私は1巻から哲朗(とエビチリ)が好き過ぎる件。

3巻で解消されたのかと思ったらナオはやっぱりナオでした。

「ああ、そうか。別の女か。ナオはほんと女にだらしねえからな」
「僕もそう思う。ナオミはもっとしゃんとしないと」
「ジュリー。こういうろくでなしの隣にいると幸せになれねえぞ。もっといい相手見つけろ」

(P40)

もう本当にこれに尽きるよねっていう。
コリアム@ちょーシリーズがにょきっと生えて「だからあなたはろくでなしなのよ」って言って去っていった!

ナオが家にやってきたときの真冬が可愛らしいです。というか地味に日登美がおもろいな。超淡々としてる。

「おれァ好きな女を最後までつかまえてらんなかったの! おまえのそのクソへタレは遺伝だ、ほんとごめんな! ガキは親を選べねえからそこはあきらめろ! でも、おまえはまだ間に合うから! 間に合わせるから!」

(P287)

シマシマ 1 (1) (モーニングKC)シマシマ 2 (2) (モーニングKC)

巡回先の日記で「お前これ好きだろうから読めよ」っていう電波を(勝手に)受信した。ツボだった。

誰にも耐え難い孤独な夜がある。
日が落ちた頃、不眠症気味の女性の元へ派遣される<添い寝屋>ストライプシープのメンバー。
彼らがすることはご飯を作り、話を聞き、一緒にお酒を飲んで膝枕をしたりする。夜は一緒に寝るだけ。それ以上のことはしない。
孤独を埋めるストライプシープのリーダー、シオもまた眠れない、孤独な側の人間だ。メンバーには知られていないシオの孤独は誰が埋めるんだろうと思うのだ。弱いローマイヤ先輩みたいな。
自分の気分の落ち込むタイミングが分かっていて、マンガとかお菓子とかお笑いとか体を動かすとかリアルだなー。
この前うっかり衝動買いしたいっしょにねようよ 1 を読んでいたので、これはクリティカルでした……

「無理に寝ようとしなくていいのよ そのストレスで眠れなくなるんだから」とか「分かっていても 眠れない」とか(゚д゚)ウワーーーってなる。

ガン病棟のピーターラビット (ポプラ文庫)
グインサーガの人の別名義。
2回目のガン告知→入院→治療→退院、それから現状について。なエッセイ。
退院してからとあとがきが重かったな……背中にずしんと来た。

そのお二方のことを思うにつけ、私は「まだ、ガンでよかった」と思わずにいられない。小説書きであり、ジャズピアニストを目指している私にとって、何が恐ろしいといって、今持ってる指と手の「技術」がそこなわれること、そして物語を生み出す源泉である私の「脳」の機能がそこなわれること、これほど恐ろしいことはこの世にありません。

(P142)

さよならピアノソナタ〈3〉 (電撃文庫)
ピアノソナタ3巻。秋です。合唱コンクールで体育祭文化祭!

「手拍子で、ゴスペル風で、クイーンで、合唱曲にできる歌だ。そんなの一曲しかない」
千晶には一瞬で通じた。二人の声がぴったり重なったからだ。
「『愛にすべてを』だ」

(P36)

手拍子でゴスペル風で合唱曲にできる歌つったら「Hail holy queen」だよねって思ってたらそのものがでてきたから超びびった。
ちなみに今回はそれっぽい雰囲気を出すために我が家にある唯一のクラシックなCDである「のだめオーケストラ」LIVE!をかけてました。

殺人的鈍さだったナオもようやく落ち着くべきところに落ち着きました。
カラーページのゴシック真冬は一瞬ヴィクトリカかよ!?と思いました。
あと私は哲朗とエビチリが好きすぎるのでどうかしたほうがいいと思います。

〔MF文庫ダ・ヴィンチ〕修学旅行は終わらない (MF文庫 ダ・ヴィンチ む) (MF文庫ダ・ヴィンチ)

修学旅行最終日の夜。よし先生の目を潜り抜けて女子部屋に行くぞ!ていう話。
時間軸が修学旅行最後の夜だけではなくて、視点もころころ変わるのでこれが誰の視点でどの辺の話なのか分かりにくかった。これはちょっといまいち。

電化製品列伝

電化製品が出てくる場面に特化した書評。
かつくらのブルボン小林名義のほうの連載を思い出した。

さよならピアノソナタ〈2〉 (電撃文庫)

夏! 海! 合宿! のピアノソナタ2巻。
随所にある真冬の恋心にきゅんとします。
それと読んでるとあちこちで高岡尚@グラハーが脳内でにょきっと生えます。「バンドマジックなんだよ」とか言ってまた消えていきます。何か着々と再読フラグが立ってるよなグラハー。
親二人が実に駄目な感じでよいですね(*゚∀゚)特にエビチリ。

デスペラードが出てきたので、KOKIAのほうはあったよなとpearl~The Best Collection~をぽちっと再生。

ところで先輩の参戦は予想外でした。百合百合傍観者ポジションだと思ってたので。
なんでそんなにもってもてなんだ。

ある日、アヒルバス

東京を回る観光バス、アヒルバスのバスガイドの話。
雰囲気的には笑う招き猫に近いような感じがしました。
バスガイド暦5年、23歳の秀子(通称デコ)はわがままなツアー客に振り回されたり、イーッとなりながら仕事に励む毎日。
春、今年のアヒルバスのバスガイドの卵は4人。秀子はその新人指導員に選ばれる。

秀子に老チャットモンチーと名前を付けられた(口に出して呼んだりはしないけど)3人のおばあちゃんズがキャラが濃いです。こんな人らたまに見るよなっていう感じのリアルさでした。
鋼鉄母さん(アヒルバスのバスガイドで珍しい40超えた正社員。ガイドのほかにも新人指導等をこなす)の息子はなんであんな口調なんだろうか(読み飛ばしたのかなー
亜紀が革命革命いってた割には革命らしいことはなかったような……
凸凹デイズの登場人物がちらりと出ていたのでおおっと思った。

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