マモ、2曲歌って片方が今まで何度かとても好きでって聞いていた平井堅のPOP STAR。そんなの聞かせていただいてしかも録画までさせていただいていいんですかという気持ち。
うたコンは今日からお客さんを入れての生放送。といっても東京国際フォーラムのたぶんホールAで、キャパだいたい5000で、谷原章介さんが「1200人ほどお客さんが入ってます」って言ってたので半分以下で、全然入ってないと思う。それでも谷原さん「まだ終わってないんですけど感無量です、いや最初からずっと感無量です」っていってて進撃の軌跡ツアー高松公演の団長を思い出した。
で、今日はV6兄さんとか氷川きよしがいたりしたんだけど番組のトリがマモ。びっくりした。しかもトキヤとベディヴィエール(FGO)も出た。びっくりした。
これは個人的な好みの問題なんだけど、「○○泣いた?」っていうのがあんまり好きじゃなくて、特に公演中は汗と照明の反射で涙っぽく見えることもあるので涙誤認もあるんじゃないかと思っていて、この辺はあんまり言語化できない好き嫌いなんですけど。
いやまあそういうわたしの話はいいんだ。マモの話だよ。
POP STARはとにかく楽しそうできらきらしてたのに、透明はガラッと違うじゃない。曲調って言われたらそれはもうその通りなんだけど、曲の終わりで深々と、90度超えてるやんっていうレベルのお辞儀をして天を仰ぐマモの姿ってもしかして涙をこらえてのしぐさなのかなと思ったんだわ。宮野真守名義のライブ(※有観客に限る)というのは2019年9月が千秋楽だったBLAZING!で、今時点で告知されてないということは2年間開催されないのはもう確定ルートなわけで。でも今回「宮野真守ファンの前」というわけではないけど、お客さんの前で新曲が歌えてよかったなあって思いました。
うたコンが有観客になったので、今年の紅白も有観客なんじゃないかなあと思ってるんだけど有観客になっても去年みたいな形式がいいなあと思います。演歌は演歌として聴きたいし、空間恐怖症かと思うぐらい人が密集してメインがカメラに映らないのはちょっとあれなので。
NHKの話をしているのでNHKの話を続けます。
今期の朝ドラ「おかえりモネ」の話。
今回はBUMPが主題歌を歌っているので、普段朝ドラを見ない層のフォロワが朝ドラを見ていて新鮮でいい感じです。
でもいつもの朝ドラと違ってめっちゃ現代なので(あまちゃんでさえ311と同年なのにモネは2014年スタート)半年間もつ? 大丈夫? って思ってます。
朝ドラってだいたい大正生まれ昭和初期生まれのヒロインが主人公で、2週間ぐらい子役時代があって、そこから青春時代〜結婚までみたいな流れがあって、戦前戦中戦後の描写があって、壮年期老年期みたいな流れがあるけど、モネは作品の時間軸が2014年です。
2014年ってたったの7年前。さすがにコロナ禍の2020年はやらんと思うので18歳から23歳までしかやらないと思われます。
そんな短い期間しか描かない作品これまであっただろうかと朝ドラ100 | NHK放送史を見ながら思います。現代に近すぎる作品ってわたしの好みに合わないことが多いんだけど(最近でいうとまれ、瞳、そして現状唯一視聴中止した純と愛)おかえりモネは今のところ「のんびりした進行だなあ」と思う程度で見れている。
このエントリを書くにあたって読んだ「現代舞台の朝ドラ」に言及した過去エントリで、「1回ぐらい見逃してもなんともないようなゆっくりした進行で、繋ぎのための〇分がある、毎日見るならいいけどまとめてみるならつらそう」と書いてあっておかえりモネはどうなるかなと思っている。
「そんな豪華なキャストを配置する必要ある?」みたいな、俳優に言及している人を時々見るんだけど、わたしは10年単位での熱心な朝ドラ視聴者ですけどここを離れて他のドラマで出会ってもわからんのでその辺はあんまり分からないなと思いました。
今期主演の清原果耶ちゃんは「前なつぞらでまあまあ無表情な、ヒロインの妹役やってましたよね、確かお姉ちゃんのオーバーオール着たまま失踪した役」みたいなレベルだし、ネメシスに出てる中村蒼くんはそのままだけど杉咲花ちゃんはあさイチに出た時でさえどちらさまですかって思ったもん。
あとこれは朝ドラビギナーにお伝えしたいんですけど、本屋で「おかえりモネ」の関連本が売られてると思うんですよ。
こういうやつ。これ、「百音は今後こういう道を歩みますよー」っていう事が含まれた登場人物紹介とか、先3か月ぐらいの脚本の、週単位でのあらすじとか、「ネタバレはできるだけ回避したい」人間には地雷原でしかない本なので手に取る際はその点をご了承のほどいただきたい。
あと「百音のお父さん島在住で銀行員って大変じゃない?」とかそういうの、通勤距離・時間・手段はファンタジー処理されるので考えなくていいです。2次創作みたいな「本作では東京と仙台がチャリで5分ぐらいの距離感です」で見ていただいていいと思います。
ちょっと昔の朝ドラで「ウェルかめ」っていう徳島が舞台の作品がありました。これは「徳島市在住のヒロインが美波町(日和佐)まで公共交通機関を利用した勤務で、時々残業したり実家に寄ったりするけどその日中に徳島市の自宅に帰宅する」という現実的にあり得ない進行があるので(でも物語の進行としてはその描写で全く問題ないので)まあそういうもんだとご理解ください。
観光ガイドとウェルかめ終了と。 colorful