このエントリはドラマ「アンナチュラル」1話の内容に触れています。未視聴で見る予定がある方はご注意ください。

今「ずっとできなかったことをしようキャンペーン」の真っただ中で、今日はついに映像ものに手を付けた。去年twitterのタイムライン視聴率が異常に高くトチ狂ってる人も多かった「MIU404」がずっと見たくてね1。先達の導きには「アンナチュラルを見てからの方が解像度がさらにあがってさらに死ねる」ということだったのでさらに死ねるコースを選ぼうと思って今に至ります。ぼんやりしたものを見るよりは解像度を高めて攻撃力を高めて切腹したい人間がわたしだ。

わたしのアンナチュラルの知識は
・なんか人死ぬ系
・米津玄師「Lemon」がかかるタイミングがえげつない(*褒め言葉)

ぐらいだったんですけど、最初10分ぐらいで「あ、わたしこれ好きなやつだなー」って思いました。
理由は推しである窪田正孝が出ていたこと、法医学方面のドラマであること。
わたし鬼籍通覧大好きなんです。ちなみにわたしの最推しは壺中の天なのでご遺体が解剖される描写が大丈夫でホラー描写NGではない方は読んでみてほしい。暁天の星が1冊目です。

で、ここからが内容に触れていくターンなんですけど、アンナチュラルって3年前、2018年の冬ドラマなんですよね。
容赦なく出てくる「MERSコロナウィルス」「PCR検査」「院内感染」「マスクの描写」「最初の感染者と思しき人を叩くSNS」
あまりにも未来を予見したみたいな内容で「お、おう」という感じだった。2018年にリアタイした人とコロナ後にこれを見た人とは重さが圧倒的に違うよな。名前のない毒だわ新型コロナウィルス。

で、アンナチュラルの凄いところは
「息子は心不全なんかじゃない」→MERS中東呼吸器症候群だった。息子は心不全じゃなかったけど、全国規模での悪人になった。
「あのウィルスは○○がもちこんだものじゃない」と大病院での健診結果を渡す→これを契機に感染者はさらに増えた(ような描写)

これだけでも相当お腹いっぱいだったのに息子は本当は最初の罹患者ではなかったというところだ。なんかめっちゃキャッキャしてるところあるのに、登場人物が絶望するようなことを1時間ドラマではないレベルで組み込んでくる。

原因は院内感染だった1話、2021年にこの1話見たら重すぎてお腹こわすしその流れで流れるLemonが流れるパート本当に最高だったわ。最高すぎてこれ2話は明日以降見ますと停止ボタンを押した。あれは1時間以上摂取したらあかんやつでは??? 1話が「今関係ある事案」すぎて攻撃力高まりすぎてたのか分からないけど今後もきっと攻撃力が高いドラマだと思って向き合いたい所存。

  1. ちなみに途中で1話見ているので好きなことは知っている []