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フォーカスとくしま(四国放送)もとく6とくしま(NHK)も特集した後藤田県政この1周年プレイバックを徳島新聞も昨日から連載をしている。
かつて徳島新聞に存在したコーナーニチヤン(日曜日掲載)でマチアソビの記事をガンガン載せ、マチアソビ開催日には新町公園に一番近いパラソルでブースを構え「昨日のイベントの記事載ってます! 日除けにもゴザにもなります! ぜひ1部お買い求めください!」と新聞を売っていた徳島新聞社が、今日はマチアソビに関する後藤田知事の対応をフルスイングした。

2月以降のマチアソビをめぐる流れについては以下のエントリをご参照ください。
#マチアソビ 2024春は中止で確定です。24秋は縮小開催です。 | colorful

記事のサイズはジャンプより縦長。署名はいつもの個人名ではなく政経部取材班。
記事の初めはまさかの知事選以前のtiktok動画からはじまる。

マチアソビには改善すべき課題があった。運営方式変更のテストとなった2月のぷちアソビはこうで、県庁の対応はこうで、これこれこういうことになって……というこれまでの記事からは摂取できなかった栄養が随所にばらまかれており、vol.1からマチアソビに通い、今年の2月からはマチアソビについて日々ニュースや記者会見を追い続けた身としては一言一句すべてが面白いとても良い記事でした。
なのでこれはできれば全文を読んでほしいので、以下にデジタル版(有料。お試し版あり)のリンクとバックナンバー郵送販売のリンクを置いておきます。

徳島新聞朝刊バックナンバー販売公式サイト(徳島県外対象)

あとは県立図書館みたいな、都道府県単位の図書館なら他県の地方新聞でも取り扱いがある気がします。今どうだっけ。
今日の徳島新聞は3/6以来の超おススメ記事ですという話でした。

「阿波踊りまであと3か月切りました!」っていうニュースをあっちでもこっちでもやってて、怖い話やめてくれ! って思った今日ですが、

これの結果が出ました。

今日の徳島新聞徳島総合欄より。
ゴールデンウィーク(4/27〜5/6)の眉山ロープウェイの観光客数は10891人
2023年比 80.4% 2018年比 67.1%の人出でした。

悪天候だったから屋外施設は不人気とか曜日配列がとか、コロナ禍を経て人気の観光地や混雑している場所を避ける傾向にあるとか色々言われてるけど、普通に考えてマチアソビ中止になった影響はありますよね。

屋外施設の徳島動物園も神山森林公園も脇町のうだつも前年比9割キープしてるし、前年比85%でもあすたむらんどは人数で言えばロープウェイの3倍。

まあ「動物園やあすたむは県内の人間でも家庭に子どもがいたら行くけど、眉山は徳島の人間あえて行かんやろ」っていう声はそらそうなんですよ。わたしもマチアソビが始まるまでは1回あるかどうか、むしろ中腹のお花見スポットまで徒歩で行ったことがあるぐらい。それでも2023年には15000人弱が、2018年は2万人弱が「別に山頂で大型イベントをやっているわけでもない」のにロープウェイに乗ったという事実。

ちなみにわたしは算数嫌いなのでざっくり計算&弱に信頼を置きすぎているので人数盛りすぎてたらすみません。でもまあ人がいるとそれだけ活気がありますからね。今年のゴールデンウィークの阿波踊り会館は「どこからこの人らわいてきた」と思うぐらい、外は閑散としてるのに中はにぎわってるんですよ。あれはにぎわいだった。

あとなんか川内の阿波十郎兵衛屋敷が今地味に人気出てるんですか? ゴールデンウィークの観光ニュースではよく見かけたなあ。徳島の人形浄瑠璃は大阪の文楽よりもうちょっと古語寄りで、聞き取りづらかった。

昨日フォーカス徳島でやってた徳島市中心市街地活性化計画のニュースでもアミコ(元そごう)と阿波踊り会館はめっちゃ人来てるけど、町中を歩いてる人と中心部に住んでる人が減っててやばいという話をしていたし。
先日4月28日だったかに徳島城阿波踊りがあった日に、徳島駅から四国電力の横を通って中央公園に行って、時代行列について中央公園から内町小学校方面へ出て、ポッポ街を通って、アミコに行ったんだけど、休日でもあのぐらい駅前歩いてたらいいよなって思う。わたしは歩くかチャリか公共交通機関かの三択の人間だから身をもってわかるけど、マジで駅前でもいうほど歩いてないんやって。

ちなみに阿波踊り会館と眉山ロープウェイが同じ建物内なのに別カウントなのが不思議に思われる方もいるかもしれませんが、ロープウェイの乗車券をもって阿波踊り会館2階に行ったところで阿波踊りの公演は見られませんので、そういうことだと思います。

5/10徳島県知事定例記者会見は久しぶりにマチアソビの話題きました。
19:44〜

質問者「マチアソビは中止になったけど代替イベントはありました。知事の受け止めはいかがですか?」

「非常に良いことだと思います。民間の皆様が自主的主体的にイベントを開催すること。
マチアソビに限らず、イベント主催は市町村ですよ。県はこういう人のバックアップを広域的にさせていただく原点に戻りましょう。
マチアソビ自身も聞いたところ徳島市がやろうとしていたことをなぜか県がやってしまった。私もよくわからないプロセスがある。潤う地域があるならその自治体がもっと主体的に考えてほしいし、民間の方々、ファンが自主じりつ(自立? 自律?)的に当事者として運営していただければありがたい。
イベントは4日5日あったんですね。いいことだと思います。
今後は徳島市でやるなら徳島市さんがどのようにコミットするのか。
かいふがわマラソンや西阿波花火のお金の話。
民間主催のイベントに適切な支援をしていきたい。税金使いすぎちゃうかの話。
いつもよりは落ち着いている口調で締められました。

そういう感じの内容をもとに、5/11徳島新聞にも小さいながら記事が載りました。

5/12は折り込み広告に徳島県議会だよりが挟まっていました。
2月議会の話なのでマチアソビの話がちらちら載っています。

議会だよりはそのうち下記URLで公開されます。
議会だより|徳島県議会

去年は6月議会で秋のマチアソビとぷちアソビの予算がつきました。

徳島新聞5/5 徳島総合欄。記事サイズ大きい。1面の1/4。

アニメファン徳島市集う
マチ★アソビ再開望む声多く

コミエスがコスプレイベント、BunGeeがソト★アソビ(アニメソングのイベント)、籠屋町で徳島eスポーツ協会主催の大会が開催されていた。

インタビュー
15歳の小松島西高校の女子生徒(コスプレイヤー)
香川県56歳男性(今日はカメラマン)
来場歴8年の25歳の鳴門市女性
名古屋市在住34歳男性「イベント参加を通して知人、友人が増えたし、徳島が好きになった。再開してくれれば、自分のように徳島に魅力を感じる人が増えると思う」

献血

10時30分ごろ徳島駅着。初手アミコ献血センター。先日の徳島城阿波踊りの時は「今からお待ちいただくとなると1時間以上必要となります」と言われ泣く泣く撤退。今日も予約しようと思ったら15時まで待てというので、長時間待機も辞さない覚悟で行ったらあっさり受付、あっさり血液検査、あっさり献血となった。
コーヒーは1杯しか飲まなかったし、最近タイムラインで話題にのぼりがちのダンジョン飯を読んでみようと思ったのに1巻どころか1話も読み終わらないうちに呼ばれてしまった。
そして献血もあっさり終わってしまった。前回も早かったので今回は時計を確認したが、5分で終わってしまった。パリ五輪にも出るらしい、東京五輪でメダルを取ったスケボー女子2人のインタビューを見て、虎に翼を見ようと思ったら終わった。
でも血圧が108→88へ急下降してて、飲み物を飲んでちょっとSTAYに。

NHKは普段担当されないもしくはチェックしない人が関わったのか、「マチアソビは年2回開催される大型コスプレイベント」として報道されていました。

徳島市でコスプレイベント 全国から大勢のファンが集まる

05月04日 12時17分
大型連休にあわせてアニメやゲームのキャラクターになりきるコスプレイベントが徳島市で開かれ、全国から大勢のファンが集まりました。
徳島県などの実行委員会は、年に2回、大規模なコスプレイベント、「マチ★アソビ」を開いていますが、県が予算の見直しの方針を示し、ことしは春の開催が見送られました。
このため民間の団体が、4日から代わりのイベントを開催し、会場の公園には、全国各地から大勢のファンたちが集まりました。
会場では、人気アニメやゲームのキャラクターのコスプレをした人が、思い思いのポーズを決めるなどしてファンらの撮影に応じていました。
「仮面ライダーW」の主人公のコスプレをした20代の県内の男性は、「マチ★アソビの開催がないと知った時は残念でしたが、ことしもコスプレできてうれしかったです」と話していました。
また人気アニメ「鬼滅の刃」のコスプレをした千葉県の20代の女性は、「マチ★アソビのために年明けから予定を立てていたので悲しかったですが、こうしてイベントが開催されてうれしかったです」と話していました。
このイベントは5日午後5時まで開かれています。
徳島市でコスプレイベント 全国から大勢のファンが集まる|NHK 徳島県のニュース

四国放送 
テレビカメラ入ってたので、明日のフォーカス徳島で流れると思います。

アニソンイベント「ソト★アソビ」開催! 春の「マチ★アソビ」見送り受け【徳島】

春の「マチ★アソビ」が開催見送りになったことを受け、徳島市で5月5日、アニメメソングのイベント「ソト★アソビ」が開かれました。
徳島市の両国橋西公園で開かれた「ソト★アソビ」は、大阪市を拠点に活動するDJグループ「BunGeee(バンジー)」と県内の有志が企画しました。
(主宰するDJ・サーモン太郎さん)
「天気もいいので、外でのアニソンのクラブイベント、少しでも僕らで盛り上げられたらいいなと思って、開催しました。」
イベントには、名古屋のアニソン歌手「愛未莉叶(まなみ・りか)」さんをはじめ、関西や県内のDJなど計10人が出演し、正午から5時間にわたってアニメソングを歌うなどしました。
(滋賀から参加者)
「実際来てみて、すごいコスプレイヤーさんもいっぱいいて、街並みも綺麗ですし、すごく楽しいですね」
参加した人たちは、一緒に踊ったり歌ったりして、イベントを全力で楽しんでいました。

徳島新聞5/4 読者の手紙欄

「マチ★アソビない寂しい春」
高知県在住40代男性より

職業柄か、小論文的な明快な文章。

徳島新聞5/5 徳島総合欄

目安箱にマチアソビ存続を求める声が相次いでる件について。
写真は2023年5月6日、満員御礼の新町公園。
存続を望む声に対し県観光政策課「地方のアニメイベントでこれだけの集客力があるものは貴重なものと考える。引き続き、開催に向け、アニメ関係者と協議していきたい」

報道というかイベント情報です。

徳島新聞5/1徳島総合欄より。
大阪を拠点に活動をしている「Bungee」と県内有志が5日アニソンイベント「ソト★アソビ」を両国橋西公園で開催。マチアソビが開催見送りになったことを受けて徳島を盛り上げたいと企画。正午から5時間にわたってアニソンを流したり歌ったりする。
入場無料。詳細は下記バンジーのアカウントへ。

5/4・5/5は別の団体が新町川水際公園でコスプレイベントを開催。

2024年3月27日の徳島県知事定例記者会見において

(知事)
マチ★アソビも含めたアニメイベント、JUMP UP事業ということで、来年度予算は計上してます。それは皆さんの憶測のもとで、その前はどうだっていうことを言われてもお答えしかねますけれども、来年度には、JUMP UP事業にはアニメ関連のイベント、eスポーツを中心に。もちろんJUMP UP事業以外も、あらゆるイベントの支援事業も用意をさせていただいております。

と語られ、4/1から募集がはじまったにぎわい創出JUMP UP事業の選考結果が本日発表されました。

「にぎわい創出JUMP UP事業」企画運営業務及び「アニメ等を活用した地域活性化戦略」策定業務に係る企画提案について、選定委員会における審査に基づき、次の者を委託候補者に選定しました。

○参加事業者数
2者
○選定された委託候補者
株式会社JTB徳島支店

まさかの旅行会社である。
対象が7月末までのイベントなので、既存イベントに組み込むなら7月の水都祭りか吉野川フェスティバルかと思っていたけど、旅行会社ならよくやってるお遍路バスツアーでぷちアソビvol.9で語られた声優江原裕理さんと行くガチおへんろツアーはワンチャンあるんじゃないかと思った。

ちなみに今日は徳島県知事定例記者会見の日でしたが、公開前だったのかこの件については触れられませんでした。

商工会議所はともかく自治体としての徳島市とマチアソビは縁が薄かったのでここでマチアソビのニュースが飛んでくるとは思わなかったけど、今朝の徳島新聞はマチアソビ関連が2つ。

徳島新聞1面
遠藤氏抱負
#マチアソビ については「市がどういう役割を果たしていくか県としっかり話し合いたい」

4/9徳島新聞徳島総合欄
#マチアソビ に関して今後どうすべき?
(3/30・31にトレンド調査、回答502名)
このまま:35.7%
見直し:36.1%
廃止:7.8%
わからない等:20.5%
新ホール同様遠藤氏へ投票した人は後藤田知事方針を支持する傾向がある

もう2か月ぐらいずっとやってるじゃないですかこういうやつ。で今便宜上日々カテゴリに入れ続けているので、そろそろマチアソビでカテゴリ独立させてもいいんじゃないかと思うんだわ。いや14年もレポ書いてて何言ってるんだと思うけど、だって年間10エントリぐらいなのにもう10年分ぐらい書いているのでそろそろ独立の必要性を感じてきた。

そんなわけで先週金曜に知事もキレながら説明していた予算。

令和6年度「にぎわい創出JUMP UP事業」参画イベント等の募集について

事業の主旨・目的
県の役割の原則である広域・補完・総合調整に則り、市町村や企業等が開催するイベント等を俯瞰的に捕捉し、地域・期間・種別等のテーマを設定して包括・連携させ、効果的に磨き上げるとともに、アニメ等の訴求力を活用し、県内外へプロモーションすることにより、県下全域のにぎわい創出を新しい段階へJUMP UPさせる。

対象

令和6年4月22日から令和6年7月31日までに県内において開催されるイベント等

募集期間

令和6年4月1日から令和6年4月10日まで

募集期間は2019年当時にマウスが選ばれたやつと大して変わらないんだけど、対象イベント短くないですか。毎年やってるイベント(マチアソビ)なら3か月もあったら準備できるでしょって言った知事らしいわと思ったけど。
この期間に県内で開催される大きめのイベントって4/28の中央公園の阿波踊り、ゴールデンウィークに開催されるかもと噂のマチアソビ代替イベント、7月の新町川沿いの水都祭、旧吉野川橋沿いの吉野川フェスティバル、小松島の港まつりぐらいしかちょっと思いつかないです。鳴門牟岐池田方面はまったく詳しくないので。
徳島の祭りは基本的に阿波踊りと花火と露店と何か。アニメが挟まれるイベントがない。
こういうところが「徳島はアニメの聖地」ではなく「マチアソビができ手人が集まるようになった結果、徳島は聖地として宣伝打っても嘘ではなくなった」というところよ。後天的な聖地。

一番地獄を見るイベントを考えようと思った結果、「鬼滅の刃描きおろしイラストが封入された餅投げ」が提案された。
都会の若い人は餅投げ経験がある人少ないと思うので書くんですが、文字通り高いところから投げられる餅を拾う縁起物イベントで、「倫理観」というものが一切失われるイベントです。具体的には「人のものを盗ってはいけません」という人間的に当たり前のことが一切キャンセルされるイベント。「ほら落とした方があほやん」って言われるやつ。
餅が投げられたところに人が群がる。餅目当てで時々ひっぱたかれたりエルボー食らったりする。苦労して拾っても落としたら全部盗られる。すごいところから手が出てくる。
「わたしの○○取らないで!」がふつうに存在できるイベントである。
ここで重要なのは「みんな餅が欲しいわけではなく、餅拾いというスポーツがしたいだけ」である。餅拾い縁起物だから5円玉入ってたりするんよな。
人形浄瑠璃の語りを声優さんがやるとか面白いかもしれないねえ。

公募型プロポーザルの実施について「令和6年度『にぎわい創出JUMP UP事業』企画運営業務及び『アニメ等を活用した地域活性化戦略』策定業務」

委託業務名
令和6年度「にぎわい創出JUMP UP事業」企画運営業務及び「アニメ等を活用した地域活性化戦略」策定業務
委託業務の目的
徳島県全域で、自然とともに、アニメ、ゲーム、漫画その他のエンターテインメント(以下「アニメ等」という。)を楽しむことができる、新しいにぎわいの創出をより魅力的かつ自由な発想のもと生み出すこと。
また、本県の有する観光資源や魅力をアニメ等を活用し、今後の方向性や目指すべき将来像を定めるとともに、県民・事業者・関係機関・行政など、それぞれが担う役割等を明確にすること。
委託業務内容
「令和6年度『にぎわい創出JUMP UP事業』企画運営業務及び『アニメ等を活用した地域活性化戦略』策定業務仕様書」のとおり。
実施主体
徳島県
委託業務の期間
契約締結の日から令和7年3月31日(月)まで
見積限度額
金40,000,000円(消費税及び地方消費税を含む。)
(略)
5.スケジュール
令和6年4月1日(月)公募開始
令和6年4月8日(月)質問受付締切
令和6年4月15日(月)参加申込書、企画提案書等提出締切
令和6年4月17日(水)審査結果通知予定
(略)
お問い合わせ
観光スポーツ文化部 観光政策課 交流創造室

一周回ってだんだん面白くなってきた。

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