カテゴリー「 読了 」の記事

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インシテミル

モッテカレター
凄いどきどきしたぜ……面白かった……
「とりあえず館に人を放り込んでみます」とかどっかで見た覚えがあったのでインシテミル=inしてみると思ったら英題:THE INCITE MILL
incite:刺激[扇動,激励]する
mill: 製粉場; 製粉機, 粉砕器; ひき臼(うす); 製造工場;

私はミステリ好きではあるけど、推理する側ではなく(こいつ怪しい?とかはあるけど)古い作品・海外作品はほとんど読んでいない。新本格以降がメインだけどそれでも「おお、ミステリミステリしてる」と思うには十分すぎるほどのはじまりだった。
というか最初のあの見取り図に魂を刈り取られて、いやいやまだ買っても読めないと戻したのに次の日買いに行く。そして次の日読了。

インディアン人形にうおおと思う。1人ずつ消えていくのかと思った。

最初の夜の、読んでいる側までそこにいるような緊張感と監獄のちょっとないぐらいの(監獄なのに!)まったり感の落差が凄い。
444ページのナイフとかなんとかはなんだろう。誰を殺しに行くんだ?

内容的に感想が書きにくいな。

彩雲国物語白虹は天をめざす (角川ビーンズ文庫 46-14)

御史台編に入ってからというもののここ3冊微妙だった彩雲国物語でしたが。
この巻はいいね! 当たり度からすると俺No.1である光降る碧の大地並だ。素晴らしい。
ページめくるたびに適当な音声で脳内で文字が再生されるのですが
身、身が持たんということで2回休憩の後、残りは明日。と寝る。
ラノベだったらどんなに長くても2時間はかからないのですがちょー長時間かけて楽しんだ感じです。

後全プレの図書カード。為替で支払いなのですが定額小為替の手数料が跳ね上がります。
郵政民営化で10月1日から手数料が10円→100円になります。
もし応募される方いるなら、9月中に為替だけでも買っておいた方がいいかと思います。

長官がこの巻でぐっと株が上がった。

「生意気言うなっていうんでしょう。いつか長官の信念を教えて下さい。それまでは絶対官吏をやめませんから! どうせ教えてくれないでしょうから、つまり官吏はやめません!!」
「わかった。特別に教えてやる。愛と平和を守るためだ。いつでも心おきなくやめろ」
ものすごい適当な棒読みで即答された。

(P82)

とか出てるページ少ないのによー喋る人だと思いました(条件限定)

パンダ!パンダ!パンダ!

↓ここからバレ指定。

「勇気ビンビンの曲」_| ̄|○ノばんばん
龍蓮でてきたの久しぶりだったから嬉しかった。

テレテレするって擬音語がよく分からないのだけどもぷらぷらするとかで置き換えて大丈夫か?テレテレだったら、照れ照れのほうのイメージが強すぎてチンピラっぽくない。

人生丸ごと欲しいってプロポーズじゃねーかとか思った。
王様頑張って期限つけたけど期限つけたことによりフラグが立ったような気がするのはどうしてだろう。

兵部尚書はなんか工部尚書みたいな格好良さががあるなあ。
清雅はギリギリアウトだけどこういうキャラはいいわ。

燕青→秀麗は何か意外。今更過ぎて意外。
この2人今までも恋人ライン乗り越えて夫婦的な何かがあったから。

うーさま!

次は黎深祭りの予感がしますね。吏部祭りだ

桜庭一樹読書日記—少年になり、本を買うのだ。

合間合間の時間にちょろちょろ2回目。今回は「読んでみたい本をリストアップ」しつつもりもり。

作家の読書道第70回米澤穂信

米澤 :中学生の時に読んだもので、ダイレクトに今につながっているのは、やっぱり綾辻行人かなと思います。
(中略)
——後でおうかがいしようと思っていたのですが、新刊の『インシテミル』が館ものであるのは、館シリーズへのオマージュですか。
米澤 :そうですね。ただ、あれに関してはスティーヴン・キングの『死のロングウォーク』という長編への憧憬もあります。

愚者のエンドロールにも中村青司っぽいひとが出てるしなー。綾辻行人好きなんだろうなと思ってた。

最近「雑誌収録分」というカテゴリが嘘をつき過ぎなので「雑誌」から「xx」にしました。これでWEB掲載分も対応。

ぐるぐる猿と歌う鳥 (ミステリーランド)

なんだこれは!!!!と叫ぶぐらい素晴らしい。
読んでる間中、心が10歳だった。新刊のはずなのに超懐かしい。これがノスタルジーというやつか!とか思った。それぐらい私がリアル小学生の時にがつがつ読みふけった本と雰囲気が似ている。
方言を脳内で訳して、これって北九州でも通じるのかなあと思いつつ(「ようけ」は私もよく使う)
ギザ10て今流通してるのかな。

もう終わったなと思ったらもうひとつ現実でひっくり返るようなことがあったのでびびった。さすがだ。

密室と奇蹟 J・D・カー生誕百周年記念アンソロジー

カー作品未読なのについカッとなって借りてきたよ。
最初2つ読んだところで返却日が来たから返してしまったけど。

ジョン・ディスクン・カー氏、ギデオン・フェル博士に会う@芦辺拓
ラジオ放送中の話。これ面白かった。ラジオ放送中のところとかこの雰囲気いい。

少年バンコラン!夜歩く犬@桜庭一樹
ゴシックの愚者を代弁せよのリヴァイアサンパートと青年のための読者クラブの第2章を混ぜた感じ。歌って踊って推理。ムーランルージュにときめいた。逃げ出した僕の背中に焼きついたりはしてませんが。

ちょーしんぞうにわるいてんかいだ……思わず自分の腕を見たぜ……
とりあえず父ちゃん更生させないと。

“文学少女”と慟哭の巡礼者 (ファミ通文庫 の 2-6-5)

223ページ!
213ページからのシーンは正直死ぬかと思いました。ばんばんばんばんばん
未読の人への注意:あとがきを先に読もうとしないほうがいいかも。
あとがき自体には問題はありませんが、あとがきの最初のページの右ページ、要するに本編の最終ページが見えると何かと不幸な感じなので。

最近の文学少女は引きが鬼です。後なんかポストカードもらえました。表紙と同じ絵柄。
穢名と対っぽいので本を並べてにやにやしてます。なんか今まで一番分厚い。

↓ネタバレ


1章がいきなりラブクラフトではじまってびびった。あれホラーなんじゃないかと。
そして冒頭の心葉とななせの糖度に転げまわった(精神的に)
それ以降のカカオ86%ビター展開に転げまわった(途中で1回休憩入れるぐらいに
青空に似ている失われたラストシーンはごろごろごろごろ

太文字のところ。
美羽=多重人格で、あれ書いてるのは黒美羽、B=白美羽、アレ=リスカだと思ってた。
先に竹田さんがリスカしてたからびびった。うお(゚д゚)みたいな。
しかし多重人格説はどの本が残っていたのか。

しかし美羽はいい感じに病んでる。素晴らしいまでに自分か、それ以外かだから。ヤンデレも悪くないと思った。何か新しい境界を踏み越えた。いや私は先輩派ですが。
先輩派がゆえに次巻がちょー気になる。

虚空の王者 フェンネル大陸 偽王伝 (講談社ノベルス)

世界ぐるぐる。3国目パラクレス。

3冊目が面白かったらまだ読もうかなと思ったんですがこのシリーズは合わないようだ。次の巻でタイトルにもなってる偽王がようやく出てくるみたいなんですがもういいわーと思った次第。

桃色トワイライト

三浦しをんのエッセイの中では確か2番目ぐらいに読んだ覚えがあります。久しぶりに読んでみる。

来年の手帳の12/24と12/25は印刷されてないんじゃないかというのを見てそういえばそろそろもう時期なんじゃないかと思って見に行ったら始まりそうだよ。ほぼ日手帳2008

「おまえの部屋なら、いまさらこれぐらいの量の漫画が増えても、屁でもないだろ。熟読しろ。『ジョジョ』のセリフだけで会話が交わせるぐらい読め」
「あんたはできるの?」
「当然だ。俺の魂は、ほぼ『ジョジョ』で構成されているといって過言ではない。お前がどんなセリフを口走ろうとも、受けて立つ自信がある!」
「その勝負、乗った!」

(P217)

三浦(弟)の背後に横さんと狼さんを見た。

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