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風邪薬に抗生物質、吐き気止めその他もろもろ70錠強の薬をビールと一緒に飲んでICUに運ばれ、その後カウンセリングのみの相談室に通っていた麻由はある日エレベーター前で麻由に助けられたという男性(蛍)に出会う。
蛍が好きすぎる件。こういう感じいいなあーーー。
蛍の書斎が欲しいだけではないかと脳内で囁く声がするけど気のせいだ 気のせいだ。
「あの、やっぱり年上の人を呼び捨てにするのって、すごく落ち着かないです。戻していいですか」
そう頼むと、彼はからかうように笑って、ダメだよ、と言った。
「俺は年下の子に呼び捨てにされて今ちょっと嬉しいです。だから戻さないで」(P39)
紗衣子みたいな子もすきだな。唐揚げくいてー。
タイトルの「図書委員」それから帯の「胸キュン」につられて内容を確認せず買ってしまいました。
2ページ目を読む。「ん?」と思って著者略歴をみる。「ああ、やっぱり」と思った。
登場人物が全員阿波弁喋りよる(゚д゚)
徳島県内にある吉野北高校(おそらく著者の母校である城北高校)の図書委員会を舞台に恋であったり友情であったりの話。
作中の人物と同じように高校生の時の私はこれと似たような進学校の図書委員で、エヴァを見てたり、学年変わって貸し出しカードが2枚目(バーコード式ではない)になるような子で、ラノベやら本の話でべらべら阿波弁で喋りつくしてたわけですが、こうであれば青春的に絶賛勝ち組だったのではないかという、私の過去をすんげええええ美化及び誇張した小説が目の前に突然現れた感じで、恥ずかしいやらいたたまれないやらでついったーとかで叫びまくっていたわけです。
そんなわけで面白かったかどうかさえもまともに判断できないのですが、ぶっちゃけ標準語で読みたかった(゚д゚)
もし読もうと思ってる人がいたら会話のところを拾い読みしてみてください。最初ぺらぺら読んで意味が分からなかったら辞めておいたほうがいいかと。ガチの阿波弁であるため方言に馴染みのない方はとても読みにくいと思います。(私もリアル喋りはこんな感じです)
読みながらずっと思ってたことは
何だこの徳島県民のための小説はwwwwである。
「?やけん」「拭いてきい」とかならまだ何となく分かるだろうけど「いけるか!?(=大丈夫か!?)」とか「俺いぬわ(=俺帰るわ」とか関東とかの人分かるの? 大丈夫なの?とか思いました。
某あっきんぐがレインツリーの国を読んだ時に「関西弁が。背中がかゆい」とかいうようなことをいってた覚えがあるんですが、確かにこれはむず痒いわ(゚д゚)!
水際公園とかボードウォークとか郷土文化会館とかローカルな地名出てくるし。