カテゴリー「 読了 」の記事

1983件の投稿

迷走×プラネット (一迅社文庫アイリス (か-02-01))
一迅社アイリスの新人さん。結構好きー。

しかし帯とあらすじに惹かれて買う人は注意が必要です。あんまり内容とあってないからです。
地球救出コメディとなってますが、救出する必要があるほど危機に陥ったりはしません(「食卓にビールを」のほうがよっぽど危機度は高いです。あと恋愛色は薄いです。

半ば過ぎるぐらいまでは「こいつら宇宙人」ということを忘れて「日本語は喋れるけど日本文化には馴染みのない2人(主にルカルタ)が、異文化コミュニケーションを楽しんだり学校に行ってはじめての友達を作ってキャッキャウフフと友情を育んだり普通に青春物」として読んでしまっておりました。

「1巻でも終われるし続編もありえる」みたいな感じで終わってるので次に期待してみる。

147pの挿絵はぐっときました。ぐっときました。

うめめ

人物がメインの写真集。細かいツッコミどころ満載。
笑える写真もありますが、普通に気持ち悪かったり怖いのとかこれ映ってる人の許可とってるの?と思うぐらい盗撮に近い写真も何枚かあります。

葉桜が来た夏 (電撃文庫 な 12-1)

200X年 宇宙より十字架型の物体が琵琶湖に着水。アポストリという女性のみで構成された異星人が降りたった。
それから19年後、琵琶湖のほとりにあった彦根市は彦根居留区と名前を変え、壁に囲まれた人間とアポストリの共存地域となっていた。
いいボーイミーツガールでした。ラブコメりそうな設定ではあるけど、恋愛色自体がとても薄かった。
嫌い→交流→共存みたいな感じだった。とりあえず2巻も予約した……

忘れられた花と人形の館—霧の街のミルカ (コバルト文庫 あ 16-22)

20世紀初めの英国。
資産家令嬢キャロラインの話し相手となるべく雇われたミルカと屋敷内のあれこれの話。

英国に惹かれてまたふらふらと読んでみた(ちなみにヴィクトリアン?のほうは1巻で挫折済
面白いんだけど、何か調味料が足りない。スティーヴンが割と好きなんだけど単発キャラになりそうな感じ。
割と重要そうな位置づけなのにほとんど出なかったオシアンとか、ミルカの今までのこととかそういったことは今巻は出てきていないので後1冊ぐらいは読んでみる……

BLACK BLOOD BROTHERS S 4—ブラック・ブラッド・ブラザーズ短編集 (4) (富士見ファンタジア文庫 あ 2-4-4)

短編集4巻。BBB5巻と6巻の間の話。
9巻を読んでからこれを読むと、これがああなったのかと驚くばかり。アホばっかりだな!(褒め言葉)
転がり落ちるのは実に刹那である。

妖怪アパートの幽雅な日常 1 (1) (講談社文庫 こ 73-1)

「児童書が一般向けで文庫落ちしました」シリーズ。
高校入学と同時に入居する予定だった寮が全焼した。何としてでも親戚の家を出たかった夕士は家賃2万5千円(賄いつき、ただし幽霊が出ると評判)のアパートに住むこととなった。しかしこの寿荘、通称「妖怪アパート」は出るどころか人ならざるものと同居したりたまり場になったりしている不思議空間だった。

こんな感じのものにときめく人にお勧めですっ[擬似家族もの][幽霊妖怪わんさか][料理の描写ががっつり]

BLACK BLOOD BROTHERS9  —ブラック・ブラッド・ブラザーズ 黒蛇接近— (富士見ファンタジア文庫 96-15)

サユカが地味ーに美味しい、と思う。一番おいしいのはジローですが。出番少ない割に一番いいとこ取っていった。
九龍の血族班がすてきすぎる。

「展開が激しい終わりが近いシリーズ」にありがちな、「これ本当に後2冊で終わるの?」というのがあとがきを読みつつ思った。予定だけど。

神曲奏界ポリフォニカ アイソレーション・ブラック 神曲奏界ポリフォニカ (GA文庫 お 2-16)

マティアとシェリカ、絶海の孤島のリゾートホテルで事件に挑む。
今回はマナガが1回休みな感じでほぼ別行動で、マナガの出番はあんまりなく。

そろそろ黒ポリも切りでいいかなと思いました。読み出した頃にあったときめきが今はもうない。

ワルプルギスの夜、黒猫とダンスを。 (一迅社文庫 アイリス こ 3-1)

ルナはダンスのコンテストのため靴屋へ行った。とても気に入った靴はなにやらいわくつきで「店主の祖父の代から置かれている大魔女ベファーナのお抱え靴職人が作った」真っ赤な靴。今まで何十年も棚に並んでいたが誰にも買われることのなかったその靴を履いて歩いていると真っ赤なドレスの女に声をかけられた。
いわく「いただくわ。靴も、あなたの体もねえ」
目が覚めるとルナと女——大魔女ベファーナの体が入れ替わっていた。

とても好きですとても好きです。
・ルナが駄目な子だったのが段々成長して凄い子になった!
・ノーチェに時々カリアラの影が見えた。猫耳!猫耳! ツンデレのアホの子はいいな。
・ダンスはいい!
・長老の矛盾しすぎが激しくツボった。ハイテク。
・げっ歯類だからな!

やがて音と共に暗がりから姿を現したのは、電動車椅子に乗った、しわがれた老婆だった。
老婆は巧みな手さばきで車椅子のスイッチを操り、きゅるんと回転させて怒鳴る。
「ワシらには機械なぞ必要ないのじゃ!」

(P47)

きみとぼくが壊した世界 (講談社ノベルス ニJ- 22)
世界シリーズ第3弾ロンドン編。
・観光中のくろね子さんがかわいいです。
・上から目線の褒め言葉シリーズ!
・メッタメタにされた!
ネタバレなしに書くのが異様に難しい本なのでおとなしく溶け込ませることにします。
リレー小説か(゚д゚)!
真ん中過ぎぐらいには最終的にはロンドンに来たことも小説の一部になるんじゃね?とか思ってた。べりー疑心暗鬼。知らなかったから40ページぐらいでとても驚いた。気付けよ!!!!!みたいな。

「しっかし、当たり前ですけど、この国、街のあちこちに教会があるんですね。つい、セーブしちゃいたくなりますよ」

(P140)
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