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書評集。
書評を行う時も、文庫本の解説をお引き受けする時も、心に決めていることがある。できうるかぎり、その作者のほかの著書もあわせて読んでみて、そのうえで書評する、ということだ。
複数読むということは、つまりいくらかは知る、ということだ。知って、好きになって、とてもいいと思うから、書評したくなるのだ。
この書評集ぜんたいが、たいそう手放しに本をほめていると、読み返して思う。このひと、出版社のまわしものなんじゃない? と思うぐらい。(あとがきより)
前半のIは新聞紙上の10年分の書評。後半のIIは文庫本などの解説。
ちびちび読んでいたのだけど面白そうな本があったからぺたぺたべたべた付箋を貼った。びっしり埋まりすぎなんじゃね?と思うぐらいだ。
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気になった本のめもがき。(図書館になかった。県立はまだ見てない
永井愛「ら抜きの殺意」
P・クリアンほか 藤野邦夫訳「メドック 至高のワイン作り」
村田喜代子「雲南の妻」
スティーヴン・ヤング 薄井ゆうじ訳「本の虫 その生体と病理—絶滅から守るために」
日記本。ブログのコメント欄のように乙一・松原真琴・映島巡・城崎火也からのコメントというかツッコミというかそんなものがある。日記の内容は2002年から2008年までで、コメントはリアルタイムで書かれたものではなく、本になることが決まってから書かれたもの。
とるこ日記が好きなので買ってみた。のだが。
いや日記本文自体は面白いのだ。映島巡氏によるコメントが癇に障るというか鬱陶しいというか。全日記の8割ぐらいにコメントをつけているのだけど基本罵倒なのだ。粘着されてるブログをコメント欄込みでそのまま出版しました、みたいな感じ。
半分ぐらい読んだところで、コメント欄に(映)の文字が見えたら飛ばすことにしてました。まともに読んでたら嫌な気分になる。
ページ上部にもずっと文字が並んでるんだけどそれは今度読むことにする。
白っぽくて軽く読めて面白いのを読まねばーと思ったのでこれを出してくる。
仕事場でも道場でも時々思うんだけど、なんでみんな知らないあいだにつきあってるの? ていうかなんで俺、週に何回も道場に行ってて、誰と誰がつきあってるとか一切気づかないの? 俺大丈夫?(P127)
なんか大学の時を思い出したのだ。先輩(♂)をとりあって激突結果3人とも退部していった
(カップルとなったほうは九州温泉旅行へ行ったとか、選ばれなかった方はなんでか大学自体も辞めてしまったり。)とか、いつの間にかできあがったり別れていたり。複雑なラブスパイラルが飛び交っていたらしい(はぐらかされたりでよー分からん理由で結局詳細は知らず。そして興味LOST
今ふと思い出した。ギリ10代のころの話である
ていうか何回も読んでるのに毎回どっかで引っかかってるな……
今回後まつげパーマのところか。
一昨年ぐらいの話だけど本当は怖いまつげパーマの話をしていたのだ。眼球の膜が剥がれて(←ぐろいかもしれないので伏せておく)半年治療したとか。他にも色々な事例があったのでがくぶるがくぶるした。本好きは目を大事にしなくてはいけない、なのでまつ毛パーマは禁止だ!と思ったときだった。
story seller収録。
orz ←読み終わった後の私
別冊図書館戦争を読んだ後、これを読まれる方がいたら時間を置くか間にしょっぱい本を1冊入れたほうがよろしいかと思います⊂´⌒つ。Д。)つ
腹に重たいものがずーんと来る話だ。
登場人物の一切名前が登場しない。彼・彼女・社長・彼女の家族など代名詞ばかり。
なまじ「納期」とか「お父さんが文学青年崩れで云々」とか「旦那の話」とか、有川さんがあっちこっちでインタビューで言っていたことと重なるから、「これはフィクション! これはフィクション! 実在の人物とは一切関係ありません!」と強く念押ししながら読んでいた。
読んだ後とてもぞくぞくした。春なのに寒気が。
有川さんの話でハッピーエンドというか「2人は末永く幸せに暮らしました」で終わらない話って初めて読んだ。すげー悲惨な始まり方をしたフリーターも最後には光は見えたというのに。黒っぽい成分をがっつり摂った。
のだめ立ち読みしよーと思ったらこれが目に入って読んでみたら面白かったので既刊を持ってレジへダッシュ!(各1しかなかったのだ。ちなみにシュリンクされてればラス1でも買う。されてなければ漫画でも小説でも買わない
愛知県の書店で働いていたあかりは東京の本店へ転勤することになった。書店員の日常とか他の本屋さんでの話とか月300冊読む、本>>>>恋愛な副店長とのラブ模様とか。
暴れん坊本屋さんとか配達赤ずきんとかその辺が好きな方はいいんではないかと思われます。
はやきさんとか好きだと思うよ!(名指し
「千夜一夜物語」「永訣の朝」「ドリトル先生と月からの使い」が好きすぎるーー。小指!小指! しかし副店長1ヶ月の本代20万とかスゲーナー……
なんだか佳境に入ってきた感のある鳥篭荘です。
- Father'sStyle-エビフライと華乃子の場合
- Father'sStyle-ウサギスープとキズナの場合
- Sadism-フィアンセは愛しく危うく-
- 挿話-smell-
- HOME~逃げる理由、とどまる意味
電撃文庫マガジンに載ってたやつ。その時の感想。
パパンがメインのはずなんだけど(サブタイトル的に)私の中ではやはり加地母の印象が強いのだー。
しかし「裸でネクタイしかしてないし」が妙にツボにはまった。
きぐるみは皮膚ですか……
サブタイトルはキズナなのにいきなり有生・由起の弟妹の話で始まったから何が起こったのかと。ていうかあの2ページはよく分からない。キズナの子供時代とか、鳥篭荘の老双子とか。ていうかサブタイ今思ったらぐろいな。解体したて。フレッシュミート。
あと有生がちょっとデレてたな。フラグかと思った。
へれんさん!
今巻では一番好きかも。へれんさんがメインでがっつり出てる(しかも過去編もあり)短編が読めるとは思わなかったよ……
ミナコがちょろっと出てくる話。過去のウィリアムチャイルドバード
学校における由起とか、このまま続いていくもんだと思った鳥篭荘と鳥篭荘の住人たちに変化が見られる話。
地味に再読ブームなのでした。
「あなたたち、いくら光魔法教会の加護を受けられぬ身とはいえ、恥を知りなさい! 法務官の着替え中に短剣を投げるなんて、礼儀知らずもいいところです!」(P118)
目の前で着替えとか変身とかしててもそれが終わるまでは手出し無用らしい。
栗原さんは結婚されたそうでおめでとうございます。
これだけ目次だけでニヤニヤできる本もないだろう……
糖分過剰摂取にも程があるぜ⊂´⌒つ。Д。)つ
とりあえず読む前に掃除して、その後床ローリングでした。













