2巻発売を来週に控えたシン・浪費図鑑 みたいな話を貯金関係の本で見かけたので衝動的に紹介エントリ。
新潮社
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こちらです。
ある人はこう言いました。
「『必要』は、生産性のないもの(三つのモノサシでいう消費ですね)、『欲しい』というものは、生産性があって今後の自分にも役立つもの(投資ですね)と、逆に、単に自分が欲しい、意味がなくても言い訳なしでほしいものだ(つまり浪費)」と。
この人の考えで驚いたのは、欲しい物は欲しい、と認めてやっているということ。
(略)
私たちは、欲しいという気持ちを悪いものとして否定してしまいがちなのですが、この人には「欲しい」というタグをつけ、その認識のもと、「欲しいから買う」と認めてやっているということです。自分なりの価値観を持った上で、現実を否定しない考え方が大切だ。
(略)
だから「浪費」も「浪費はするな」ではないのです。ちょっと挑戦したいもの、楽しそうなもの、欲しいものがあったら、浪費という認識のもとお金を使ってみては?と言っています(P45)
横山さんは。「衝動買いしてもいい」「ムダなものを買っちゃってもいい」「失敗したっていいじゃないですか、失敗を自覚さえしていれば、それさえ投資になりますよ」といつも言っています。
その先にある幸せを見据えていれば、今の衝動買いにによる幸せもまた必要な物だし、長い目で見ると吸収できると考える余裕も出てきます。
逆に、お金を貯めることが、未来の不幸を避けるために必須なことになってしまっていると、いくら貯めても不安はなくならず、きりがなくなります。(P96)
あと小銭ばっかり入った財布を「浪費財布」として運用してはどうかとか、最初から「浪費」を予算として組み込んではどうかとか、浪費財布があったほうがコンビニで無駄遣いしても罪悪感がないみたいなことも書いてあった。
ちゃんと消費と投資と浪費の理想的な割合はこのぐらいで、まずはこのぐらい貯める、これはやっちゃだめみたいな話もたくさん載っている。
この人のお金の本は面白いし分かりやすいし実践しやすいのでおすすめです。
この辺が有名なんじゃないかなあ。