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中学校の図書室が主な舞台で、教室に居場所がない子とかが図書室に集まってくるという。
いじめを受けている子もいれば同じキャラを推していた友達が3次元の彼氏に目覚めて「そんなの気持ち悪い」と引かれたり読書感想文についてだったり。昔はそういえばこうだったなという感じで、野村美月の文学少女シリーズと小説の神様をすごい勢いで混ぜたみたいな連作短編だった。
まるで保健室登校みたいな図書室だった。

推しが燃えた。ファンを殴ったらしい。

推しとの別れを想像するとき、あたしはここにいる人たちとの別れも一緒に考える。推しで繋がったから、押しがいなくなればばらけていくしかない。
成美みたいに途中で別のジャンルに移っていく人もいるけど、あたしは推しがいなくなったときに新しく別の推しを見つけられるとは思えなかった。未来永劫、あたしの推しは上野真幸だけだった。

推しを推すとき、あたしというすべてを懸けてのめり込むとき、一方的であるけれどあたしはいつになく満ち足りている。

去年ものすごく話題になった芥川賞。
普段なら直木賞はともかく芥川賞を手に取ることはまずないんですが、今回は「推し」「炎上」「アイドル」と、凄く近い世界が描かれていたので読むことにしました。

作中は男女混合アイドルグループ(CD封入投票券による人気投票で歌割りや立ち位置が変わり、接触イベントもある。メディアへの露出はかなり多そう)を推している女子高生が主人公。
「推しを推す」生活を全く知らないと異文化交流すぎて分かりにくい本になりそうだけど、現場、インスタライブに祭壇もあるし、「作中SNSのコメント」はtwitterやyoutubeのコメント欄やはてブロやnoteにありそうですごく生々しい。

全体としては淡々としている。でも「推しに対する解釈を深めて推し解像度をあげている女子高生」の解像度がかなり高く色彩も鮮やかだ。分かりやすくいうと「こういうオタクいる」
わたしのTwitterのタイムラインには湿度の高い推し方をするオタクが複数いるのでそれに比べればずいぶんと乾燥している。でも重いか軽いかでいうと大分重い方のファンだ。

あかりの同担である自分を想像したところ、わたしは後半のインスタライブと記者会見を見て担降りエントリを書いて現場が終わった後公開されるように予約投稿しますね。
面白い/面白くないという判断はできないけど、推し活に身を浸している人間としては衝撃的な本でした。

読みながら「シゲ小説うまくなったなあ」と友達か親戚みたいなことを思った。
わたしが最初に加藤シゲアキ作品はうたプリ2次に使える資料はないかと、図書館で「アイドル」と雑に検索した時にひっかかったのが当時の最新作閃光スクランブルの単行本で1、あれもオルタネートと同じ群像劇なんだけど格段に表現の幅とかリーダビリティとかあがってんなあと思いました。

今作はオルタネートという高校生限定マッチングアプリを利用した、都内のとある幼〜大まで敷地内にある一貫校での物語。オルタネートは写真貼付済生徒手帳という個人認証が必要で入学〜卒業までしか使えない実名アプリで不審者が入り込みにくい環境になっている。指定条件で検索も可能で例えば同じ高校で恋人が作りたい、同じ趣味を持つ人とつながりたい、憧れの先輩とつながりたいとかそういう用途にも使える。LGBTにも対応しているのが今時だなーと思った。噂に聞くTinderみたいだなと思う一方で高校生限定という響きに古のウェブサイト「まりもチャット」2を思い出した。

群像劇というてもメインとなる人物は決まっていて3年生でコンテスト型配信番組に出たい調理部の蓉(いるる)、オルタネートに自分のすべてという餌を与えて自分と最大限マッチする人間と出会いたいオルタネートガチ勢凪津、高校中退でオルタネートを使えない尚志。
高校生だしマッチングアプリだし恋愛要素もあるし文化祭みたいな青春ど真ん中要素あるしたまんねえなあという1冊。
今まではどれか1冊って言われたらBurn推してたんだけどこれからはオルタネートを推していくわ。

このエントリを書くためにAmazonの既刊を見ていたけどめちゃくちゃ売り切れ多いのな。ピングレ以外の文庫は軒並み在庫切れだしチュベローズも実質上巻は売り切れだったし。

  1. 確かこの年は露出が少ない年で、この後アイドル加藤シゲアキを知りました []
  2. わたしがインターネットを始めたころに行きつけのサイトのリンクにあったサイト。中学生限定を謳っていたが特に年齢を求められるものはなかったしそこを制限する技術もなかったと思う。分かった人はいい年なので我と握手 []

わたしが朝ドラを見始めたのは最早いつか思い出せないぐらいのヘビーユーザーでだいたい1日2回、多い時では3回見ているのです。その中でエールは
・初の男主人公
・しかもそれが推し
・緊急事態宣言によりそれまで放送していたものの再放送が始まる
・前期朝ドラは8月合わせでがっつり戦争描写が含まれるが今回はそれがもんのすごかった(インパール作戦)
・放送期間は実に4月〜11月とわたしが見てきた朝ドラの中では最も放送期間が長い

そんな条件下でロスるなというのが無理過ぎんかね。紅白でミニコーナーやってくれたら成仏できるだろうか。

そんなさなかに買ったこの本はすごい。9割窪田くんを追ったエール内の写真集だけど、オフショットが含まれる、つまり演者がフェイスシールドなりマスクなりを装着しているカットの多さよ。数年後に「ああそういえばこの時は大変だったな」と思えていたらいいなあ。

1か月後の日本時間15時、地球に小惑星が衝突します。

ある日の緊急首相会見でそう語られた。
数年前から世界各国が協力体制で挑んできたがついに軌道を変えることはできなかった。小惑星は直径10キロ、かつて恐竜を絶滅させたものと同程度の大きさだった。

学校ではスクールカーストの底辺でいじめられっ子の友樹、人を殺めたヤクザの信二、恋人から逃げ出した静香、徐々におかしくなっていく世界の中東京を目指した雪絵。
4人はゆっくりと、確実に終わりへ近づいていく世界の中で、何を見て何を背負い、どのように過ごしていたが丁寧に描写される。略奪に自殺、新興宗教によるテロなど世界の常識が一変した世界でなければ気づくこともなかったし手に入れることもできなかった、家族の小説だった。

凄い小説を読んだ。↓下記が読了の勢いで睡眠時間を削って書き残した感想です。

滅びの前のシャングリラ/凪良ゆう colorful

 もうすぐ遙か上から巨大な石が降ってきて、あたしたちはみんな死ぬ。
 けれど最期の時、あたしの隣には惚れた男と子どもたちがいる。
 −−−−それって、どっちがいいことなんだろうね。
 友樹の問いに、あたしは今も答えられない。あたしだって死ぬのが怖い。こんな結末は最悪だって思っている。血のつながりを今もどこか胡散臭く感じている。
 なのに、それでも今あたしはとてつもなく幸せを感じている。

(P239)

感想エントリは別にちゃんと書こうと思うんだけど初読時の衝撃を残しておきたいので睡眠時間を削ってこれを書きます。
あっちこっちからこの本はすごいぞすごいぞやばいぞというツイートはよく見ていたんですがもうなんかびっくりするほどすごかった。

「明日世界が滅ぶとしたらあなたはどうしますか」というよくある問い。
自分がもしというわけではなく推しがそういう場面に陥ったらみたいな感じで、考えたことがある人は多分多いと思うんだけど、この本は「1か月後、地球に小惑星が衝突します。どうにかしようといろいろやっていましたがどうにもなりません」という滅びの宣告がなされます。自分の命を賭して世界を救う宇宙飛行士は存在せず、滅びゆく世界が主に4人によって語られます。
いじめにあっていた高校生男子や、人を殺したヤクザ、恋人から逃げていた女性が滅びに向かう世界でどのように生き、過ごし、何を得ていたかがものすごく丁寧に、世界の荒廃とともに描かれます。

滅びゆく世界でも人は光や納得や理解や幸福を得る(ただし人によって差はあります)、なんだろうね設定から想像する鬱展開とか、絶望の中で見いだされる希望とか、そういう生やさしい言葉はなかった。ものすごくヘビーな本なんだけどこの本を読めてよかったという気持ちでいっぱいになっていまこれを書いている。

何でそういうのを書いているのかというとこの本は初刷限定で短編小冊子が封入されています。
滅びの前のシャングリラは発売前に重版しました。つまり世界にはもうこの素晴らしい短編がついていない小説が流通されているということだ。この短編はなにかに収録されることはないと聞かれています。が、ものすごいので読んでほしいんだよな。

推しの音楽を聞きながら世界が終わるなら、それは家にこもって最期の日を待つより上等なのではと思ったんだよなあ。

わたしは凪良ゆう作品と出会って、もう数年が経とうとしているんだけども、「ひとひとりの感情によりそって物語が丁寧に展開する物語が読みたい」と思っていて、その条件に適合するのがひとりが一穂ミチ、もうひとりが凪良ゆうでした。わたしの出会いがものすごくよかったのか、BL作家というのはそういう「感情に寄り添う物語」を書くことがうまいのか、数読んでないのでちょっとよくわからないんですが、「生きにくさを抱えている人たちがどうにかしてもがきながらもなにかを掴む話」というのが凪良ゆう作品でよくある話だと思ってます。それがすごくクリティカルにはまって今に至るんですが、流浪の月でどっかん世界に名前が知れ渡るようになったのは東京創元社の桂島さんが見つけてくれたおかげだし、神様のビオトープをめっちゃ売ってくれた梅田三番街の紀伊國屋書店の方々のおかげだと思うし、なんか「推しを生んでくれてありがとうと推しの親と世界にお礼をいう」みたいにわけのわからん謝辞を述べる程度には「滅びの前のシャングリラ」はものすごく面白い本でした。

ガッと書いて落ち着いたので寝ます!!! 明日ちゃんとした感想エントリを書くしこのエントリも残します。

流浪の月は電子書籍で読んだんだけど、凪良ゆう作品は紙書籍で読んだ方が面白さが上がる気がする。
滅びの前のシャングリラは明日届く。

神主兼翻訳家の統理、統理の元妻と再婚した男性の間の子ども百音(統理と百音の間に血縁はない)、統理の友達路有(ゲイ)の家族を中心に据えつつもその周辺の人物を視点に話は進む。3人が住むマンションには屋上には庭園があり、その奥には狛犬が守る祠があり、統理はこの神社の神主でありマンションの大家だ

「生きにくさを抱えた人たちの話」というと「いつもの凪良ゆう」なんだけど、読むことに対する被ダメがやばすぎる。久しぶりに「読めば読むほど鈍器でぶん殴られている気がするのに読むのがやめられない」という事態に遭遇した。いや、でもさすがに人の多い休日のイオンモールのフードコートのど真ん中で、なんてことないシーンで泣けてきた日には読むのをやめたが。

特に兄の恋人はなんかぞっとするほど「この思考ルーチン覚えがある」と思った。ストレートにいうと「お前は俺か」選手権である。ぞわぞわした。

根本的な解決にはなっていないけれど、生きていく中でなにかが根っこから解決することなんて滅多にない。しんどい。つらい。それでも明日も仕事に行かなくてはいけない。とりあえず明日がんばるための小さな愉しみを拾い集めることが優先される。それが生きる知恵と分かっていても、たまに焦ることがある。

(P55)

よかった。ちゃんと生きてるね。
路有、なにか飲む?
路有、ビスケット食べる?
好きな人に会えないの悲しいね。百音もわかるよ。
百音のお母さんとお父さんもね、少し前に死んじゃったんだよ。
でも大丈夫だからね。百音のおやつ、半分こしようね。

(P157)

真由のためにも早く元気にならなければ。早く東京に戻らなければ。早く再就職先を見つけなければ。早く結婚しなければ。早く子供作らなければ。早く両親に孫の顔を見せなければ。子供を安心して育てられる家を買わなければ。子供が成人するまで親として稼がなければ----。
ぱちんと、と唐突にスイッチが切れた。
世界が消失したように頭が空っぽになった。

(P199)

夢のような話として「フォロワーがすぐ近くの部屋に住んでいるマンション」「年を取ったら同じグループホームに入ろう」という話がよく語られがちだが、この本はそれを実際にやってみた話である。

・30代後半・未婚・女性4人
・フリーランスと企業勤めが半々
・全員が何かしらのオタク。遠征はよくするタイプ。
・推しジャンルはビジュアル系・舞台(ヅカ・2.5次元)・ソシャゲなど。

という「日本のルームシェアの話」としても割と珍しい部類に入るエッセイだと思う。
内容については一言でいうと「物凄く羨ましい」「こういう生活をしたい」

わたしはこの本に登場する人たちとさして年齢が変わらないことも大いにある。めちゃくちゃ笑ったのは「4人中3人がツインシグナルの新作クラウドファンディングに投じた。この家には同じ本が3冊来る」ということだ。さすが同世代話が分かる。わたしもぶっこんだ。

実際こういう生活が営めるならさぞ楽しかろうと思う。仕事は仕事でちゃんとしていて、家に帰ったら気心が知れたオタクが一緒に住んでいる。それって永遠に終わらない文化祭(の前日の準備)なのでは?
物凄く羨ましかったが、羨ましすぎてタタリ神にならなかったのはわたしには似たような、各地に散らばっており既婚者もいるので同じ家に住むことは生涯ないが、気心の知れたごく狭いタイムラインがあるからだ。

ものすごく羨ましい環境というのもこの書き手、藤谷さんはガチャの引きがとてもいい。オタクなんでもガチャに例えるの悪い癖だと思うが、一緒に住んでくれる人〜みたいな緩い募集に乗っかってくれる友達の多さ、ルームシェア可物件の少なさの中で理想的な家を引き寄せる強さ、そういうのは「ガチャの引きがいい」というてもオタク間なら十分伝わると思う。
ちなみにこの「一緒に住む人をLINEで呼びかけてみたら」と言われて、その呼びかけるLINEグループの名前が「ちょっとしたパーティ」なのも強い。この前読んだ第32回 「ちょっとしたパーティー」 | 裸一貫! つづ井さんを思い出す。
行き当たりばったりに同居人を探したわけではなく「10年程度の付き合いがある、本名は知らなくてもひととなりは良く知っている」中から出会えたのは強い。

ネット連載をしていたものをまとめていたものであるようで、この時期なので、当然「コロナの時、緊急事態宣言がでる前後あたりをどう過ごしていたか」というのも含まれている。

羨ましさを差し引いてもこの方々のルームシェアはかなり成功している例だと思う。この本にはルームシェアのデメリットなどは書かれていないが、困ったことはうまいこと解決できているか人への配慮ができている4人が住まわれていると思われるので、真似したいと思ってもなかなか難しいと思う。それを端的に表しているのは

 現に私は"ハウス"のメンバーの推しキャラは知っているが、恋人の有無は知らないし、この先も知る必要はないと考えている。同様に、私の元パートナー云々の話もみんなから聞かれることはなかった。
 思うに、我々は生活は共有しているが、人生は共有していないことが良いほうに働いている気がする。家族愛や恋愛感情などの関係性による、クソデカ感情が挟まらないので、そこに気楽さや快適さを感じているのだろう。

のブロックだ。そんなぱっと見成功しているように見えるルームシェアも「女同士だからって揉めるとは限らない」「とはいえ一生一緒に暮らせるわけではないと思う」と介護を含めた現実を見据えた話をしつつ、

ドラマらしいドラマもないが、だからこそ安定感のある暮らしは続いていく。最近の我が家は、世のオタクに漏れず、ディズニー映画の悪役をモチーフにしたイケメンたちと交流するゲーム「ツイステッドワンダーランド」の話題でもちきりである

と触れ、物欲センサー対策に同居人にガチャを引いてもらい推しを手に入れるというオタクあるあるのあれが現実に1クリック先にあるというのが本当に理想ですね。

軽い読み物なのでAmazonで電子書籍で買って携帯で読むのにも向いていると思う。
「オタク同士のルームシェア」という単語に過剰にあこがれを持たない人にはおすすめの1冊。

すごいタイトルだけどこれいい本だったなー。いやまじで「今悩んでること」に対して「こうしたらどう?」っていう明日からできるレベルの話にがっつりページが割かれていた。自己肯定感についての話。

自己否定を続けていくと「反抗」「悲観」以外の行動をとるのが難しい。

反抗タイプ:「自分のことを否定するな!」「オレはダメじゃない! 悪くない!」と怒りで訴えがちだけど、実のところは誰もあなたのことを否定していないし本当は自分で自分のことを否定している。
悲観タイプ:自分自身に絶望しあらゆることに悲観的にとらえるようになる。徐々に存在していること自体に罪悪感を覚えるようになる。
この2パターンについて語られる。
例えば上司が何がなく発言した「おーいちゃんと仕事しろー」という言葉について「いやめっちゃ仕事してるけど???」ってキレがちなのが反抗タイプ、「わたしが出来が悪いから怒られた」っていうのが悲観タイプ。

人間関係というのは仕事に対する価値観や正義や利害が一致しなかったという場合が多い。そんな争いに境界が脅かされるのはとても分かりにくい。相手に境界線を踏み越えさせないために、自分が踏み越えないために必要なことは2つ

「人の感情に面倒を見ない」
「自分の感情の面倒は自分で見る(人を使って、自分の感情の面倒を見させない)」

まあ自分の機嫌は自分でとれというよくあるあれだろう。しかし誰か怒ってる人がいたとして、それは相手の都合で勝手に怒っている。その怒りはお前のせいじゃない。怒りは「その人の正義」だしおまえがそれを取り除こうとしなくていい。機嫌を取るとすればするほどとばっちりを食らう。
境界線を引くためには怒りが必要。怒りは本来防御のためのエネルギー。あなたがおとなしい人だとどうしてもなめられるだろう時にはキレ気味で無理ということ。それは反抗ではない。

上司に意見を言うと激怒され扱いに困る、という問いについて
キレる人は反抗タイプ、劣等感が強く自分が否定されることを恐れている。こういう人を正そうとすると確実に敵認定され目の敵にされるし、過度に恐れたりしていると俺が悪いというのか的に腹を立てて面倒くさい。切れる人は怖いけど、やるべきことは「他人の感情の面倒は見ない」キレるのは上司の問題。怒りたい人は怒らせておけばいい。別に上司と友好関係を結ぶ必要がなければ境界線を意識して適当にスルーすること。

仕事のプレッシャーに押しつぶされそうという問いについて
・不安・怖さに気付けているのは重要
・「仕事なので逃げ出すこともできず」というのは思い込みなので、「まあ逃げてもいい」という気持ちをもって緩んだところでやることリストをつくる。(人は全貌が見えないものは怖いものだ)

後カラーバス効果は「脳幹網様体賦活系」による情報選別フィルターが活動している証拠らしい。
これがフィルタリングする条件は1:生命維持に必要 2:興味関心があること
自分はダメだと思っている人は「自分はダメな存在」と証明し続ける情報を集め続け、「自分は好かれている」と思っている人はそういう情報を集め続け、思い込みが強化される。

とにかく肯定ペンギンになる。

現役塾講師(突然関ジャニ村上さんが語彙力が高まった話を挟んできたエイター村上担。フォーチュンクエスト読者で年代的に同い年ぐらいだなと思ってしまったわ)、本を読もうよと生徒に言うとうんざりした顔をされる。
とりあえず本を鞄に入れた! えらい! とかそういうところからはじめる。あの本を読んでおかなきゃ、恥ずかしいなどという呪いから自由になる、本なんか読まないと言っても現代人は毎日何かしら読んでいる。
4種類の読書を使い分ける
ロジカル×フロー(短期的に仕事に役に立つ、勉強本)新聞、ビジネス雑誌
エモーショナル×フロー(今日の自分の心を動かす本)エッセイ 漫画など
ロジカル×ストック(長期的に生きてくる学びの本)
エモーショナル×ストック(じっくり向き合って深く味わう本)

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