カテゴリー「 エッセイ・ノンフィクション 」の記事

153件の投稿

ウエザ・リポート

天気予報? 中身エッセイ? ぬ?となって著者名を見てなるほど(゚д゚)となった。時代小説を書かれてる人らしい。今度小説の方も読んでみよう……

ロビー・ウェディングの話があった。想像がつかない。
廊下で結婚式するようになったなんてってあったけど(言ってたのは宇江佐さんの友人)
私はロビー=玄関入ったすぐのところとか待合室みたいなところのイメージがあるから、落ち着かんなあと思った。

テレビの中で光るもの

ご飯食べながらテレビを見てあーだこーだと言ってるのが本になった感じの。
似顔絵があっちこっちに描かれてるんですが、特徴とらえてるのがごろごろと。超似てる!ていうのと誰だこれは!ていうのがいい感じに同居していた。

携帯の無い青春

本を閉じてる間は紫色と赤紫の色に乏しい本なんですが、表紙を開くと目に飛び込んでくる黄色×赤紫。派手!!!

著者小学校高学年ぐらいから20代までの流行り物とかの話。
一回り以上年上なのに、なんか懐かしい感じがした。
たとえば

いたいけな少女達の名前と住所をそのまま載せても何の問題もなかったとは、何と平和な時代であったのかと思います。そして当時は、文通という行為が趣味の一分野として確立されており、見知らぬ土地に住む見知らぬ人と手紙をやりとりするとは、なんて素敵な事なんでしょう! と私も憧れを募らせたのでした。(P140)

やった……やったよ……

y=-( ゚д゚)・∵;;

私高校のときはまだ携帯なくて、PHS持ってる子もそういなくてポケベルが最盛であった。私は持ってなかったし文字を数字に変換するのもできなかったので入れたことはなかったけど校内で1台だけあった公衆電話にはいつも1度数(テレカ)で超早いスピードで入れる女の子がいたものです。
で、つい去年のこと。職場で歯磨いてたら物凄くポケベル的な着信音が聞こえてきて(単音・メロディなし・ぴぴぴぴ)
A「今時珍しいぐらい着信音やなー」
私「ポケベルっぽいなー」
B「ポケベルいわれてもあたしポケベル知らんし」←4つ下

とても せだいさを かんじた。
給食の食器がアルミだったからプラスチックだったかとか。学生時代の4年は絶望的な年の差だ。

素子の読書あらかると

新井素子読書エッセイ。もぐもぐ。

しあわせのねだん

(今日買ったもの)/xx円みたいなタイトルで始まるエッセイである。
ちょっとぺらぺらっと読みたいときに。
バレンタインのチョコ売り場が凄いという話があったがホワイトデー付近のデパ地下も凄い。
おそらく普段は踏み入れないであろうお菓子ゾーンに溢れるおじさま方。
ゴディバモロゾフゴンチャロフ大人気である。バレンタインとはまた違った熱気がある。

ミッキーかしまし

なんだこのおもろいひとは!
読書道でインタビューは読んで小説は未読だけどエッセイ読んで死に掛けたのは久しぶりだ。汽車の中で顔を本で隠して肩が震えるぐらい笑った。

惣菜として煮こごりを売っているスーパーもすごいのだけど、若くて可愛い女の子のカゴに、ミートスパゲッティと一緒に入っている煮こごりの存在感といったら。しかもあれって、一口で食べるから美味しいものですよね。だのに4センチ×8センチほどの大きさで白いトレーの上に載ってびっちりラップ。そして上には半額のシール。何の威厳も上品さもありません。煮こごり界の没落貴族ですよ。(P44)

特に酒関係が凄い。本人の超泥酔体験も凄いのだけど友達も凄い。
一番ツボったのはノリちゃんでした。

超美少女なのですが、酔うと「人間らしさ」を簡単に投げ出します。池尻のビデオ屋の棚に突っ込んで、全部倒し出入り禁止になったとか(泥酔)(P81)

まだまだ続くよ面白エピソード。

ちなみに、私も結構割と呑みます。学生時代は周りが強かったため相対的に普通だと思ってましたが割といける口のようです。この前の職場打ち上げ飲み会のときに「女の子は顔あかーにして(赤くして)かわいいんよ!」とか「これは水です!ちょっと匂いのある水!」とぱっと見には素面で、現実にはビール2杯焼酎3杯目でした。ちょっと匂いのある水=焼酎で、手前にビールを置いてありました。
「何飲みよんですか」「ビールです」「こっちのこれは」「水です」「いや水ちゃいますよねこれ」「いや水です!ちょっと匂いのある水!」

WEBちくまでもちょっと読めます。読みにくいしさすがに本収録分全部は読めませんが。

都と京

京都エッセイ。
私今月末で今年の京都行きが3回目になります。

京都本だけど高円寺の阿波踊りの話があった。
前に新聞で高円寺の人に「徳島にも阿波踊りがあるんですね!」と言われたという記事を見て、お前ーーーーーーーと思ったのは記憶に新しい。

が、何であっても「それ面白そう」と東京に持っていかれたが最後、東京はあっという間にそれを咀嚼・嚥下して、自分の栄養素としてしまうからして、地方の人には東京移植を「断る勇気」も必要なのではないかと思う。(P88)

にちょっと慰められる。

アヤツジ・ユキト 1996-2000アヤツジ・ユキト 2001-2006

綾辻行人小説以外の文章10年分。

1996-のほうで、最近はG(黒光りするあんちくしょう)が道外からの転勤者の荷物にくっついて上陸→暖房の元繁殖開始。でも都市伝説説もありとあったのでmixiで北海道愛好者とか道民とかに聞いてみた。

・聞いたことあるけど局地的なものらしい(常時空調管理されてるところとか
・Gの代わりに鼠が凄い。
・カマドウマが怖い道民を見る。
・厨房とかにいるらしい
・友達の家にいたらしいけど小さくて痩せててつやつやしてなかった

2001-のほう、安楽椅子探偵の「犯人の名前だけ当てられても痛くも痒くもない」「エレガントな回答を」ってあれ台詞だったんだ……

後暗黒館の寄稿エッセイでなんでアリプロの人が!どんな関係なんだろうと思ってたら、アリプロの曲にはまる→球体関節人形が自分中で流行る→人形作家の人経由でアリプロの人と対面という流れがあったらしい。

ナガオカケンメイの考え

エッセイ棚にあった本。小さめで厚くてころっとした装丁が可愛かったので。
2000年-2005年の短い日記みたいな本。

 日記もそんなに苦じゃなかったはずなのに、リズムを崩したあまり、その「日記を書く」という発想ができず、なかなか困ってしまう。
 作家や作詞家に憧れている。どうしてあんなことをすらすらと書けるのか……。なんて思ったりもするが、なんてことはない。それだけをする志向をとことん執着し、毎日、それをするという規則性を開拓しただけだ。(P95)

桜庭一樹読書日記—少年になり、本を買うのだ。

凝りもせず飽きもせず定期的に読んでいるような気がする。
大概湯沸かすとかそんな待ち時間に読み始めてそのままコーヒーが飲める温度に冷めるまでとか合間合間の時間を縫って最後まで読みきっている。

ここ最近はがっつりと分厚い本を読んでいないので有頂天家族にまだ手を出せていない。とりあえず夏の名残の薔薇を読んでくる。

PAGE TOP