カテゴリー「 ライトノベル 」の記事
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ルナはダンスのコンテストのため靴屋へ行った。とても気に入った靴はなにやらいわくつきで「店主の祖父の代から置かれている大魔女ベファーナのお抱え靴職人が作った」真っ赤な靴。今まで何十年も棚に並んでいたが誰にも買われることのなかったその靴を履いて歩いていると真っ赤なドレスの女に声をかけられた。
いわく「いただくわ。靴も、あなたの体もねえ」
目が覚めるとルナと女——大魔女ベファーナの体が入れ替わっていた。
とても好きですとても好きです。
・ルナが駄目な子だったのが段々成長して凄い子になった!
・ノーチェに時々カリアラの影が見えた。猫耳!猫耳! ツンデレのアホの子はいいな。
・ダンスはいい!
・長老の矛盾しすぎが激しくツボった。ハイテク。
・げっ歯類だからな!
やがて音と共に暗がりから姿を現したのは、電動車椅子に乗った、しわがれた老婆だった。
老婆は巧みな手さばきで車椅子のスイッチを操り、きゅるんと回転させて怒鳴る。
「ワシらには機械なぞ必要ないのじゃ!」(P47)
終末近づく鳥篭荘。
ゆるゆるとしてて、時間は全く止まっていたようだったのに慌しく動き出しました。
- そして誰もいなくなった
- パパはわたしたちのHERO
- 交番/くつした/スケッチブック
- それは非可逆的でありながら連続的であり
- 聖夜、シナプスの夜で
こんな品行方正で健康的な鳥篭荘が鳥篭荘であるはずがない(゚д゚)!というパラレルワールド的あれ。カラーページでこいつ誰だ!とおもってたらパパ上か……
ちなみに一番ぶほ!となったのはへれんさんと有生。キズナはホスト部の黒魔術部風で再生された。
華乃子と加地くんがとても可愛らしい話。あとパパ。パパの中の人が!
家族はいい。
由起と家族たちの話。由起はできた子すぎるから大変よね☆っていう話だった。洗濯機喋るな(゚д゚)ていうか今度は双子が生まれそうな気がする。双子×双子。
双子の老人が普通の人に見えた話。有生が微妙にポジティブ。
?
笑いながら、踊りながら、この場から一人、また一人と住人たちが消えていく錯覚に囚われた。まるで観客のカーテンコールに応えるために、めいっぱいめかしこんで出演者全員で最後の挨拶をしに出てきたみたいに。喝采に応えて一人ずつ前へと進み、スポットライトに照らされてすましたお辞儀をし、ひらりと身をひるがえして舞台を去っていく。
(P191)
パパと加地母、それとキズナと有生の話。ヘタレ有生がんばる。
ていうか夏ごろ出るいってた「ルルルの新作」はどうなったんだろうか……この前野性時代に載ってた14f症候群の短編は読んだ。
これ好きだ!
殺されるために転生と死を繰り返す「イケニエビト」
イケニエビトの記憶を食べるために探しては殺す「タマシイビト」
「イケニエビトとタマシイビト」は怪談の本の4冊に1冊ぐらいの割合で収録されている都市伝説のようなものだ。死んだイケニエビトのことを覚えていられるのは殺した人間のみ。
しぶとく生き残るためにタマシイビトから抵抗するイケニエビトの実祈と以前に実祈を殺した明海・神野の2人。
音楽・好きな人・小学校の時のいじめ・修学旅行。とてももえた。
「わたししなないの」とかあかいのちょうだいならぬ「きおくをちょうだい」とか頭を走りまくる。
「何度でも殺したらいい。何度でも蘇るから」
(P241)