カテゴリー「 本な雑記 」の記事

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少女小説人気アンケートの時期となりました。普段各種ランキングでは一部を除きあんまり脚光を浴びない少女小説限定ランキングです。
投票期間は1月末まです。

ちなみに私が投票したのは以下の5冊です。

オペラ・アウローラ—君が見る暁の火 (角川ビーンズ文庫)ワルプルギスの夜、黒猫とダンスを。 (一迅社文庫 アイリス こ 3-1)死神姫の再婚 -私の可愛い王子様- (B’s‐LOG文庫)封殺鬼—鵺子ドリ鳴イタ〈4〉 (ルルル文庫)我に捧げよ至高の愛 (コバルト文庫)

ベストセラー作家が選ぶ名作の風景を見てました。桜庭さん出てるところだけ。
(今日はぐるナイ→一読永劫→ヘキサゴン→ぐるナイ→ヘキサゴンとぐるぐる回していたのだ
時間的に大体30分ぐらい。最初に赤朽葉・私の男・ファミリーポートレイトの紹介があって、サインをしている所が映り(notサイン会)自宅玄関の本棚が映り、アイルランドへ。

ダブリンの市民 (岩波文庫)
これがお供というか、ジョイスの足取りを辿る、みたいな。
・自分(桜庭さん)が読んでて好きな作家がアイルランド系の作家が多かった
・ジョイスは自分で歩いていけるぐらいの範囲の世界観で小説を書いた(凄くうろ覚えだわ
・もしダブリンという街が消滅してもジョイスの小説があったらそっくり復興できる
・箱庭とか箱庭の結界とか箱庭から出て行くとか
 書店員さんの桜庭作品の書評いわく「箱庭的世界を舞台にすることで作家の妖術がかかる」
・今ジョイス博物館元ジョイス滞在していたところの2Fの原稿書いてたところ入った時の桜庭さんがなんかすごくきらきらしていた。
・トリニティカレッジのオールドライブラリ雰囲気よかったなー。ときめいた。マルグリット学園の図書館はこんな感じかなーとかおもった。

はさみのヘアピンはなかった。イチゴの指輪が可愛かったです。

2008年の私的ベストをあげてみますー。
単行本から5冊・ラノベから5冊の計10冊です。
画像はAmazonへ、文字リンクは私の感想へ繋がっております。

単行本

ファミリーポートレイト草祭仏果を得ず別冊 図書館戦争〈1〉初恋素描帖 (ダ・ヴィンチブックス)

今年は桜庭さん直木賞で幕を開けました。あっちこっちの新聞雑誌に載ったり
テレビに色々出たりしたのでコピーしてみたり買ってみたり録画してみたり色々しました。
出ると思わなかった荒野の恋の第3部が「荒野」の一部となって戻ってきたりしましたが
今年はファミリーポートレイトが凄かったです。
「駒子と本」「マコとコマコの逃亡生活」他の桜庭作品の匂いもしました。とても読みふけった。

今年出会えてよかった作家No.1が多分恒川光太郎です。世界観にとてもときめいた。
「日常のすぐそこにある異界」とか「迷い人」とか幻想的な世界がたまらんです。
デビュー作の夜市が今のところ文庫にもなってるのでぜひー、と誰彼構わず薦めてみます。
レーベルがホラー文庫であったり単行本のほうはホラー大賞最高傑作になってますが、概ねファンタジーです。夏の風物詩的なホラーではありません。

仏果を得ずとかあやつられ文楽鑑賞を見て、今年私は現物を見てきました。
地元で人形浄瑠璃を何度か、大阪の国立文楽劇場で文楽入門教室を1回。
ちなみに入門本とするにはあやつられ文楽鑑賞よりは熱烈文楽のほうがよいかと思いますー。

別冊図書館戦争Iと初恋素描帖は今年の転がったで賞。

別冊図書館戦争は糖分の限界に挑戦しました的あの甘さが。
初恋素描帖はあのリアルな中学生恋愛模様っぷりがよかったです。
「スムーズにすめば読者側に影響は出ません」とはいえ、豊島さんの休業宣言はショックだったなあ。

ライトノベル

オペラ・アウローラ—君が見る暁の火 (角川ビーンズ文庫)カラクリ荘の異人たち 2 ~お月さんいくつ、十三ななつ~ (GA文庫)“文学少女” と神に臨む作家 下 (ファミ通文庫)マルタ・サギーは探偵ですか?7  マイラブ (富士見ミステリー文庫)とらドラ!〈9〉 (電撃文庫)

文学少女はネタバレ防止のため、とらドラは9巻の感想が何故か飛んでいるのでタグにリンクしています。
オペラ・文学少女・マルタが今年の完結作品。
どの作品もあっちこっちでイイヨーイイヨーと言っていたのであえて今まだ書くことが思いつきません。
5冊限定として、4冊まではあっさり決まったんですが、残り1枠をかけてワルプルギスの夜、黒猫とダンスを VS バカテス VS カラクリ荘となりカラクリ荘が勝利を収めた。

他にもお薦め本はあるので、以下各月の面白かったよ本まとめ行きリンク。

1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月

桜庭一樹が出るらしいと聞いてテレビ番組な雑誌見てきたのですが1/2 19:00?21:00!
桜庭さんだけで2時間というわけではないですが、裏番組はぐるナイとヘキサゴンとか見えたような。
ぐるナイはクビ決定戦ダヨーちょーミタイヨー。

しかし年末年始は微妙に豪華だ……
ABCテレビと関西テレビが連日相棒6(再放送)とHERO(再放送)を同時間にぶつけてきよる……

一読永劫 ベストセラー作家が選ぶ名作の風景
サクラバポートレイト(12月11日&13日)

200812201238271

カラーイラスト+ラフ+インタビュー+仕事場紹介と
単行本の巻末にありそうなオマケマンガ的なもの3作品×2種類。
せめて去年度中に来てたらなあ、とおもいました。

近場ではキャラクターものぐらいしか手に入らないし、駅ビルに入ってた文房具屋潰れたので(手帳フェアしてたところ)今年はないよなーと思って梅田ロフトの6F的な店に行って来ました。(あれは文房具屋というより梅田ロフトの6Fといったほうがとてもしっくりくる。

「余白具合が書きやすそうな「成功するための手帳術」的項目がいらない手帳」VS「余白は少なめだけど実はこれcitronworks*製なんじゃねっていう感じの可愛さの手帳」
それ以外の点(全体的な可愛さとか値段とか)は一緒ぐらいだったので超悩んだ。
で後者の方を選んだ。だって中身カレンダーみたいなハリネズミとかキツネとか植物とかいるんだぜ……!

DIA-BLOGなるものがあって、「ブログスタイルの日記です」と説明書きがあって言わんとするところはあるけどなんか釈然としない……と思いながらぺらぺら。
1日1ページのものもあったので、おとなしい色のがあったらほぼ日手帳のかわりに買ってたかも(蛍光ピンク×蛍光グリーン

ビーンズエースの文学少女コミカライズを見た。

※ここから「文学少女と神に臨む作家」(最終巻)のネタバレが一部含まれますので読む予定の方はご注意ください。

なんかいきなり神に臨む作家の下巻エピローグ的シーンから始まる件について。
とりあえず原作に沿って忠実に、系のコミカライズではありませんでした(それはもう他誌でやってるしね
1話目は心葉と遠子先輩のみでななせは出ておりません(もしかしたらななせかもしれないレベルの後姿はちらっと出てます。
枝に結んだリボンとか、あらかじめ遠子先輩と心葉は
今神に臨む作家の下巻ぺらぺらしてたんですがエピローグに出てくる2作目「文学少女」、作中作のコミカライズだったら面白いなーとか一瞬思いました。

びっくりすること2回にわたる。

今度雑誌になんか載るというWHAT's IN?(音楽雑誌)をちょろっと覗いてみる。
なんかすげーメジャーな人ばっかり載ってる。普通の音楽雑誌だ。来月は2008年ベストミュージックみたいな特集があるらしいけどこれでSHの何が載るんだ……?と思ってたら陛下と宇都宮さん(レオンティウスの人)の対談らしい。
オリスタにDAIGOがいっぱい載ってたので和む。WHAT's IN?は12/15発売(めも

ゼロサムの目次を見る。あ、なんか超久しぶりに破天荒遊戯載ってる。ついでに作者ひとこと欄を見る。
「マニアックスキャンペーンの作業が終了しました。もうすぐお届けできそうです。」みたいな文。
やっとか!とか遅!!!!とかまあ現物が届くまでそんなの信じないけどな!!!!とか思った。あれに関してはまじ詐欺られたと思いました……(3冊買って為替買って送ってみたはいいけど、お詫びはがきが来ること2回、3回目は事実上の無期限延期告知)
どんなくおりちーのものが来るのかが楽しみです(凄くしょぼくてももうどうでもいいとおもう……

草祭

━━━━(゚∀゚)━━━━!!
見た瞬間超テンションあがった。欲しいなーでも今月はもう辻村深月のほう買うことで決めてるから……と本棚に戻す。

あといしいしんじの新作の四とそれ以上の国の帯が徳島とかが舞台なんですか?とちょっと気になった。

悩殺ジャンキーの帯にきゅんとしたり、ジャンプの目次の様式が変わったのでおおうと思ったり(そうかもう新年1号か……と思った。今週は銀魂とネウロが大変おいしゅうございました。

ルルルとコバルトの新人作品を手に取りつつ、まだファミ通文庫は並んでなかったので勝った!(←bk1で注文してた)と思いながら家に帰る。
bk1便が来る時間だなーと思って念のためクロネコの問い合わせシステムぽちっとしてみた。
なんか現在地高知ベース店になってる。まじで(゚д゚)←ていう顔になった。いつの配達になるのかを確認するためサービスセンターに電話してみたら明日になるそうです⊂´⌒つ。Д。)つ

うそうそのドラマは鈴彦姫は可愛いなあという目で見てました。

桜庭一樹 ~物語る少女と野獣~

Q61 これまでの全作品で、特に愛着のあるキャラクターはいますか?
●海野藻屑=腐野花 同じ人なので。

っていってるのがずっと謎で(???ってなってた)小説新潮の豊島ミホのエッセイを見てしょんぼりした後、その隣にあった小説現代をぺらぺらしてみた。
桜庭さんのロングインタビューが載ってたので読んでみる。ちょうど↑の疑問に答えてくれる文があったのでそこだけ5回ぐらい読んだ。砂糖菓子でお父さんに殺されずに藻屑が育ってたらどうなるかっていうのを書いてみたのが「私の男」の花らしいです。で、「私の男」の後の花の話がファミリーポートレイトだとかなんとか。同じ人がこういう世界で育っていたらどうなるかーっていう話だと思うんだけどもおおおうっておもった。ちょっとあのインタビューは来月になったら図書館へいってコピーしてくる……

今朝のブックレビューちゃんと見れた。他の2人の話はなんかキリっとしてる感じだったんだけど桜庭さんのは面白かった。川上弘美さんとの対談の話を今日2回見てしまったので(テレビで1回、↑のエッセイで1回)原文を当たらねば……と思う次第。

明日22日発売の「小説新潮」12月号、特集「作家になる道 Part2」に「休業の理由」というエッセイを書かせていただきました。
(略)
このブログでは一切触れてきませんでしたが、来年の一定期間、休業を予定しております。しかし休業までまだ刊行予定が単行本4、文庫2、確実にありますしその準備が終わるまで「休業」とはいかないので今ここで詳細を語ることは控えさせていただきます。というか、スムーズに休みを終えれば読み手側への影響は一切出ません。来年は今年と同じペースで本が出ます。

しょんぼりしつつ、その6冊が何かを探してみる。

その確実な文庫の2冊(発行年月日はAmazon参考
ブルースノウ・ワルツ(2004年5月)
陽の子雨の子(2006年3月)
夜の朝顔(2006年4月)
エバーグリーン(2006年7月)
この次は神田川デイズ(2007年5月)なのでこの辺だと……

単行本4になりそうな、連載作品を探してみる。(ブログをがさーっと遡ってみる。
純情ポルノシリーズ(小説新潮でやってたやつ。書き下ろし&修正を加えた上で来年本になるらしい。)
廃墟の女王(週刊アスキーで連載してたやつ。全20回。今年10月頭に終了)

「Feel Love」に連載しているらしい幼馴染みシリーズ
あとあっちこっちのアンソロジーに載ってたやつを1冊にまとめるとか……(ももいろのおはかがぎゃふんだったなあ
リテイク・シックスティーン(星星峡連載中)はまだかな。

とりあえず明日(月曜日になるかも?)小説新潮を見てくる。

<追記>
「豊島ミホ 休業」で検索してこられる方が大変多いので告知板としま(豊島ミホ公式)の休業関連エントリのリンクを置いておきます。
器(1/14)-告知板としま
書き置き(11/21)

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