「売れる本屋」のコツ教えます 経産省が専門チーム設置へ | 毎日新聞
とりあえずカフェ併設の書店はいらんと思う。まあこのカフェが「会計がお済ではない商品の持ち込みはご遠慮ください」と書かれているやつはありあり。会計未了の本を持ち込んで飲食OKとかなしやん。コーヒーこぼして汚しても何食わぬ顔で返す人絶対おるやん。
本が売れないから書店がつぶれるのに、どうして図書カードを配って本を買おうプロジェクトをしようとしないのか、というツイートがRTされてきてたんだけど、書店やそういう行政のプロジェクトチームでの勤務経験がないわたしでもそれはないだろうなというのは分かる。
まず図書カードを売って換金する輩は必ず出る。
かといって市町村内の書店でのみ使える金券を配布したとして、町村ではすでに書店が絶滅している地域は必ずある。離島や僻地、あと北海道の一部地域ではそもそも利用に難があるのではないか? ちなみにわたしが住んでいる地域半径3キロでは30年ほど前に専業本屋が絶滅しました。今ある本屋もけっして品ぞろえがいいわけではないので、宝探しには向いてない……。
だからわたしは都会の本屋へ行くと「さっきまで這う這うの体で歩いてたのに本屋に入ったとたん歩くスピードが2倍速」と友達にいわしめた女。
そもそもわたしは物心つく前から本を読んでいた1ので、本を読むのは当たり前のことでとっつきにくさもなければ何を読めばいいかわからないという感覚もわからない。「面白い本を見つけたいなら本屋に行って歩けばいい。魅力ある本がきっとある」っていうのは本読みの感覚なんでは? と思う。
たくさんありすぎて逆に何を買ったらいいかわからないかもしれないし、わたしに向いている本は? って思うのは当然だ。
わたしがあほみたいに本を読んでた10代20代の頃は「ここだけチェックしていればいい」という場所は狭かったし、面白い本もクソみたいな本も読む時間があって、おこずかいは多くなかったし、給料も安かったけど本も安かったからいっぱい買って読んだ。
わたしがドラッグストアやコスメ本であまりの種類の多さに呆然として、パーソナルカラー診断を受けて「これはわたしには合わないらしい」「これは当たるらしい」という購入に対する判断基準が欲しいと思うから、そういう人がいても当然なんではと思う。
そういう人のためにわたしはこのサイトをやっているところはある。あの鳩が褒めてるなら読んでもいいんじゃないかと思われたら本望じゃんねえ。
もう何年も本屋をゆっくり回ることはできてなかったけど、最近はコンスタントに行けててまだ本を読むには至ってないけど楽しい。やるぞー。
- なんか英語の辞書を読んでいたらしいです [↩]
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