2017年度の集大成が来てしまった。
普段ならアルバム発売から2ヶ月で千秋楽なのにアルバム発売からツアー(短期集中開催コンサートじゃなくてツアーなんだよ!)開始までの予習期間が2ヶ月、さらにそこからツアー期間が4カ月! 贅沢を尽くした2017年だった。この進撃の軌跡 総員集結凱旋公演はゲスト奏者全部乗せのうえゲスト歌姫までいるスペシャル公演。
開場前に横浜をうろうろしている時間にやっぱり手紙を書きたい(陛下はともかくとして、もうずっとサンホラのベースはあっちゃんだけどサンホラの活動形態として次もあっちゃんであるという保証はない)と思ったので団長宛とあっちゃん宛と2通ホテルで書いた。
横アリに着いたのは16時ぐらいであらゆるブースがいったん締め切りで開場まで閉まっている状態で近隣カフェも埋まっていて、どうしようもなかった。
横アリでちょっとありえんレベルでめっちゃ前取ったけど、これ下手やー下手は下手でめっちゃ翼とかめっちゃアガるけどなーって思いながら現地に行ってみたら上手だった……。
わかりますか椅子の後ろに貼られている番号が、「自分が想定している『横アリは下手のほうが数字が若い』並び」ではなく、普通に上手から番号が振られていた時のこの驚きが。席に辿り着いてみたら前は通路だし目の前はどう考えてもあっちゃんとじゅんじの立ち位置。神の御業か。
自分の座席を確認した瞬間に「え、めっちゃ前」「あかん目の前じゅんじや」「はじめてやじゅんじがめのまえ」「死ぬ」「タオルがいる1」「この席代償で死ぬ!2」って公演開始30分ほど前にして泣きだす始末だった。
ちなみに友達には「大丈夫よ」とたびたびなだめられた。ライブクズの扱いが慣れている。
今回は段差なしのセンター席ということもあって、シークレットインソールを用意していた。
かさ上げされたことにより見やすくなったけどブロック最前を引くとは思わなかったので実際どれぐらい見晴らしが変わったのは分からない。
ロデオみたいにずっと跳ねてるみたいなライブだと苦しいかな。マモなら余裕だと思う。
開演前にざわざわしたことだけど、下手側にはもし壁用らしき家が置かれてたし、ステージはいつもの白い煙を吐く壁の映像ではなく本物の壁があった。質感がまじめに壁そのもの。あの壁どうやって開くのかなって思ったら幕が開くみたいに左右に開いた。
壁があいたら中心に団長が一人立っていて、あれ真正面から見てたら多分死んでた。
壁が全部開いたらステージ楽器が上も下もびっしり。80名ほどいたそうだ。
これからすごいことが起こるぞという感想しかなかった。
「よお5年ぶりだな」といい感じにかっこつけた感じに始まる公演。わたし正直に申し上げると6公演目なんですけど演出変わってるし楽器が増えてるから物理的に聞こえる音の量が増えてるしSE増えてるし目の前じゅんじとあっちゃんだしあーーー目玉100個あっても足りないしまばたきしたくないって思った。
あと炎の演出が本物の炎になって16列目でも熱波が来るから最前とかはまじで炙られるような熱気だったのでは……。
翼も代償もしぬほどかっこよかった。翼のあっちゃんはステージ後ろに駆け上がるんじゃなくて花道の一番前まではしってきた。めっちゃ飛んだ。花道もすごい近くて実質P席だった。死ぬかと思った。じゅんじ手足4本しか生えてないっていうのが不思議なぐらい動いている。パーカッションやばい。ハープがあるもし壁は神秘性が高まりすぎている。
冷たい棺の中での演出変更がやばくて福永さん光と闇の童話のメルが井戸へ落ちるみたいにダンサーに抱えられて階段から落ちて行った(アニだ……)
双翼のヒカリは最後だからダンサーメインで見た。洋介さんの鳥がすごい。
14文字の伝言「あなたが産まれるまでは」であたる青い照明はあれ追加演出だよなっていうのと最後の戦果のラストのシンクロナイズドリストバンド(生命力を吸って光るドラクエだと売れない装備品だっていう説明はどうかと思うんだよ団長)の色を確認してしまった。
わたし自由の代償で死ぬっていったけど翼ですでに死んだからな……。
土曜公演はらっしーが不在だったんだけど、らっしーのベストテイクを使うって言ってたんだけどらっしーソロのところはちゃんとらっしーの映像が出るし心臓を捧げよの伴奏のベストテイクまで用意されていた。そして心臓を捧げよのバンメンコールは「らっしー!」もあるあたり団長のそういうところほんと好き。でもBPM180の裏打ちは人間の心がないと思う。
心臓を捧げよの練習のところは「最後はランニングマン♪」だったので陛下のランニングンマンと言う貴重なものを見たぞ。
字幕芸は今回もキレッキレで第一部完!みたいだった。焔って単語が出たときは高まったし<小宇宙>って単語が出たときはなちゅらるに聖闘士星矢の話をまたぶっこんできたぞと思った。
コスモクロック20! からはじまった。あんな気合の入ったカウントダウン今までしたことあったかなと思うぐらいの大きい声出た。
最初第2壁って出たから第3壁まであるのかなって思った。初日は2壁で終わった。
ToLHはダンサーのソロパートあったしなんかあんなにゆっくりした曲だったっけ。
あと壁が開くと同時に旗が走って行ったからあばばばばばばばってなった。
メドレー形式、MC少なめDJなし! アンコールは本編と同じぐらいのボリュームで! の言葉にヒャッハア!!!!
法則的にゲスト歌姫→BDFFの持ち歌、この持ち歌をツアー本公演で歌った進撃歌姫がサンホラのアンコ曲を歌う流れだって法則がみえて、十字砲火の次は月香のエルの肖像だと思ったら彼の者の名はがきたあの流れなーーーーーーー!!!!!!!!!
曲終わりのMCで「月香が来るって思った?」っていうあのこっちの心中を見透かしたみたいな団長のMCなーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!! 本当あのグラサン割りたい。
十字砲火は炎の演出の上に映像としても炎が追加されてて、天井を焦がすような炎の高さになってた。
インスト彼の者の名はは初めて聞いたんだけど、弦一徹さんまじすげえ。
あと西山アニキとあっちゃんとYUKIがチューチュートレインやってたのはまじ最高だった。あっちゃんまじ天使だな……。
じゃあこの辺で団体戦いってみようかって神話を持ってくるやつなーーーー。
ここで開演前のわたしと友達の話を聞いてほしいんだけど
入場前:Linked Horizonアリーナと化した横アリ入り口上部を流れる映像を見ながら
「あーーー今日ハープいるんだよなー神話やらないかなー」
→神話きた。死ぬほど泣いた
入場後:2階でまだ空いてた頃の売店でフランクフルトを買って食べながら
「あっこのフランクフルトMarchenのフラグじゃないかな……(メルコンクリスマス公演の朝夜は替え歌verで「我らは彷徨えるソーセージ愛するGerman(German!)だったのだ」)」
→光と闇の童話がきた。
しかも神話と光と闇の童話がメドレー形式だったのだ。
団長「光と闇の童話の最初のポーンって音、あれが大事なんです。他の音に変えたくなくて。でも他の曲の最後にこれをのせたら不協和音になる。でも奇跡的に、あるいは悪魔が計算したみたいに神話の終わりと光と闇の童話の最初は同じ音」
この2曲があまりにもシームレスにつながりすぎていて(それこそ生誕祭の冥王と壊れたマリオネットみたいに)最初何が来たのが分からなかった。光と闇の童話は
澪音の世界とか十字砲火みたいに歓声がすごかった。
光と闇の童話のテレーゼの殺陣のシーンの映像ってあれ初出どこ? あんまり見覚えがない。
箱根駅伝の話からファンへの感謝の話に流れて、「行っちゃ駄目って言われてるんだけどー」って言いながら上手ステージ袖のスタンド前まで団長が走ってきてやべえめっちゃ近いってなった。
心臓を捧げよを歌って、終演のアナウンスを聞いて立ち上がってコートを着て帰ろうとしてしゃがんで友達に向かって「よかったねー」って言おうとして声をあげてギャン泣きした。あれは感情的に唐突に襲ってきたものだしどうしようもなかったな……。でもギャン泣きのいいところは感情爆発だから一瞬で終わるんだ。開演前はぐすぐす我慢したから結構長引いた。人生ろくなものではないけどこの人の音楽に出会ったことはわたしの人生最大の幸運だと思う。
2日目はわたしもイベリアで宗教戦争に身を浸したかったっていうのがあるんだけど初日のアンコセトリわたしのためにあるセトリだなと思うので最高に幸せな凱旋公演でした。
わたしの2018年終わった!
二ヶ月後の君へ
もしこの壁の中が一軒の家だとしたら(柳麻美)
紅蓮の弓矢
14文字の伝言(松本英子)
紅蓮の座標
最期の戦果(月香)
神の御業
自由の翼
双翼のヒカリ(MANAMI)
自由の代償
彼女は冷たい棺の中で(福永実咲)
心臓を捧げよ!
【第二壁】
Theme of LinkedHorizon(全員)
君は僕の希望(mao)
ハジマリのクロニクル(柳麻美)
雛鳥(小湊美和)
澪音の世界(福永実咲)
純愛十字砲火(Daisy DaisyMiKA)
彼の者の名は(インスト)
神話(全員)
光と闇の童話(Revo)
青春は花火のように(全員)
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