正気かって思うような企画を目にしました。読書メーターと電撃文庫のコラボなんですが
愛のムチレビュー企画

率直な感想はもちろん、登場人物への熱いラブコール、表現技法のアドバイス、続刊や新作のアイデア、などなどなんでも構いません。
電撃文庫編集部様の協力により、以下の作品が企画に参戦することになりました。
(略)
そして、なんと!【愛のムチ】をつけてレビューを書いて頂くと、読書メーターもしくはツイッターで著者または編集者がいくつか取り上げ、返答してもらえるそうです。(編集部のツイッターアカウント:@bunko_dengeki)
その上、レビューに書かれたアイデアを反映したり、閃きを得るなど、次回作や続刊に影響を与えるようなことがあれば・・・
素晴らしい指導を得たとしてその本のあとがきに謝辞(Special Thanks)として、読書家のお名前を掲載してもらえるそうです。

これの対象に上がっているのがなんと今年の電撃大賞受賞作(大賞作品など一部除く)
いやいやいやいやちょっと待ってほしい。「電撃文庫編集部様の協力により」ということは読書メーターサイドから持って行ったと思われるこの企画。どうしてこの企画を通した。トラックバックのように編集がOKとみなしたものが公開されるのではなく読書メーターで開催ということはすべてオープンであろう。
穏やかな感想ばかりくればいいけど「この作品はここが駄目だ」としたり顔で指導コメントを書く人もいるだろう。愛があるからといって何を言っていいわけではない。新人作家がすべて鋼鉄のメンタルではないだろうに余計な負荷をかけてしまう可能性を考えないのか。よほど今年の新人賞に自信があるのか早々につぶしたいのかと感じました。

とにかくわたしが気に入らないのは

次回作や続刊に影響を与えるようなことがあれば・・・素晴らしい指導を得たとしてその本のあとがきに謝辞(Special Thanks)として、読書家のお名前を掲載してもらえるそうです。

この部分です。
そんな次回作に影響を与えるような素晴らしいアドバイスができるような人物は編集者になるべきだし、そういう人物は今、該当の新人作家の担当編集として、仕事ととして、新人作家を育てる立場として、関わるべきだと思います。
「愛のムチ」「読書家による指導」とかそんなことばで難関を潜り抜けてようやくスタートに立った大事な作品と作家としての人生をおもちゃにしていいはずがない。未来ある新人作家をどうか大切にしてほしい。