神戸とかのあたり。電車がよく出てくる。少年とふたりの少女の物語。
弥刀・千里・朝日は「ともだち同盟」を組んでいた。最初は千里と朝日だけで、「同盟」といっても嘘をつくこと・秘密をばらすことを禁じているだけの緩いつながりである。
ある事件のためともだち同盟は終焉となるが、死者からの電話、呪いによりどことも知れない場所に迷い込むことになる。
1章読んでるときはちょっと退屈だなあという感じだったんだけど2章は好きだな!
「断絶した空間に3人以上」というのはときめくな。「死者からの電話」とかやばいな。
千里が好きだなー。
原典回帰ウォーかーズは脱落したがなんかベネズエラ・ビター・マイ・スウィートが再読したくなった……。
「わたしはいろいろなものを傷つけるのが大好きなんです。普通の人は大事なものをいつまでも綺麗な箱に閉じこめて守っていきたいと思うものらしいですが、わたしの場合は逆で、大事なものほど壊したいんです。そして自分以外触れないものにしてやりたいんです(略)」
(P91)
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