綺麗に全部見れてないのでディレイ配信でもう1回みたいんだけど、とっても良かったので今日の気持ちで感想を書いていきたい。

宝塚OGがとても多いことからヅカステみたいな呼ばれかたをされているところを見ましたが、さすが宝塚出身というか舞台での立ち居振る舞いが堂に入ってますね。光源氏に愛された女性の役は出自は様々でステージ慣れしてる感じがすごかったです。とても華やか。今見たらアンサンブルもすべて女性なんだな。時間遡行軍も健在です。殺陣もあります。

特によかったのは綾凰華さん演じる御前こと一文字則宗と瀬戸かずやさん演じる光源氏、梅田彩佳さん演じる六条御息所。びっくりしたのは公式でのキャラクタービジュアルとは打って変わってちゃんと末摘花してた末摘花(永田紗茅さん)

行間のところで一言しゃべるたびにつっこむ南泉にわらったし、客席の笑い声が聞こえるのもいいなと思った。

光源氏は最終形態の光源氏が心臓に悪い。あの光源氏はとても性別不詳だった。宝塚にいそうな感じはしたけど幼き日に見た大衆演劇の主役にいそうな感じもあった。
公演終わりのところ、みんないつも番傘を持っててよかったし、階段を下りてくる演出よかった。宝塚か。みんな足元を見ずに降りられるのすごいし背中の羽根を幻視した。

一番強調したいことは「御前が肉体を持っている」ということなんだな。こうなったら「女性が演じる御前」と「男性が演じる御前」をなめまわすようにみて親指を立てて溶鉱炉へ深く沈みたい。