今日は「カメラを持って外に出よう」とあちこちをうろうろしてました。図書館と本屋もうろうろしてましたが。
風景写真も観光客のようにぼちぼちとりましたが今回は花のみ!
昼前まで黄砂ですごくかすんでいましたが本屋うろうろしてたら天気もすっきりしました。
2010年
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ラノベの手書きPOPに定評のある1駅前本屋をうろうろとする。今の一押しは僕は友達が少ないのようだ。
「残念な人が残念な仲間たちと繰り広げる残念系青春ラブコメ」
「切り貼りした登場人物一覧」「友達のいない人12万人もとい……たった2冊で12万部の大ヒット」
そんなものが踊っていた。
すげーなーと思いながらぱっと横を見るとバカテス乱舞。
なんかA4のコピー用紙っぽいものに試獣召喚ルールが書かれたものがあったり、もう少し上を見ると
「2頭身か3頭身ぐらいの小悪魔面したセーラー服を着たアキちゃん」がそこに。
とても動揺した。うららさんが憑依でもしたかと思うぐらい動揺した。アキちゃん可愛いです。
いやなんだあの「セーラー服とか着慣れてます」感。アキちゃん可愛いです。
そもそもなんですかあの全体的にけしからん感じの。なんで明久だけ女装ですか。アキちゃん可愛いです。
うごうごと移動する。
四畳半神話大系のカバーがアニメ合わせで変わっていた。ショック!
移動すること三度にわたる。
店に入るまでにまた市内でメイド喫茶企画が持ち上がっていることを貼り紙で知る。
再度オープンするのではなく2R'sCafeがメイド喫茶になるようだった。1日限定なのかどうなのかは分からない。入店料1000円とか1セット60分とかゲーム別料金とかちょっとしたキャバクラか、と思う。コスプレ入店OKとか閉店後アニソンカラオケ大会するとか書かれていた。
中に入る。
なんかちょっと少女向けラノベコーナー平台が不安になるほどすっきりしていた。
例えるなら閉店前のようなすっきり感。改装中なのかこの方向で行くのか、なんにせよびっくりである。
姫路さんの超でかいPOPと臨也&シズちゃんの超でかいPOPが並んでいた。
平台の上に乗っているので私の身長ははるかに越える。こうしていると臨也とシズちゃんが主人公みたいだなと思う。あとPixivでちらちら見た「人ラブ」はアニメオリジナルではなくマンガネタだったんだなと思う。
アニメデュララララはTLが聞こえてくるものと原作は割と違うっぽい気がしてどんなんなのだ、と思う。
バカテス側はアニメバカテスの映像が流れていた。
ついったーのうららさんとあっきんぐの実況でなんか見たような気分になっているが、アニメバカテスを見るのはこれがはじめてである。
お待たせいたしました!マチ★アソビvol.3の開催期間決定です!
開催日はゴールデンウィークの中日、5月2日から5月4日の3日間です!
今回は「ヘタリア」「テイルズ オブ シンフォニア THE ANIMATION」を強力にプッシュ!
(;゚д゚) ……
(つд⊂)ゴシゴシゴシ
(;;゚д゚) ……!?
1回目で男オタを釣り3回目で女オタを釣る作戦のようです。クマクマされざるを得ない。
本田さん1がロープウェーアナウンスやってるんじゃないのwwwwとか思ってたら小西克幸氏が参加決まっているらしい。ちなみに小西氏はテイルズにいろいろ参加してたりヘタリアにはアメリカ役で参加しているようですね。うんどっちですか。
しかしこの手のイベント、自県民より他県オタのほうが「どんだけすごいことをやっているのか」をよく認識している気がします。
関連:colorful - イベントのための徳島観光ガイド(アクセスとか食べ物系)
colorful - 眉山秋フェスタへいってきた(1)
colorful - 眉山秋フェスタへ行ってきた(2)
colorful - 眉山秋フェスタに行ってきた(3)
colorful - ジャンフェス@マチアソビ(vol2イベントレポ)
徳島観光ガイド
- ヘタリア日本の異名。 [↩]
子ども向けでふれてみよう日本の古典その2、更級日記。
“文学少女”と美味しい噺をみてたらとても気になったので原典を1当たることにしたのだ。
更級日記は菅原孝標女の回想録で、源氏物語が読みたくって読みたくって色んな人や仏様にお願いしたりするのである。
ただひとり、几帳のかげで、だれにもじゃまをされずに、本が読めるなんて、皇后様になったようで、うれしくてたまりません。昼は、昼じゅう、夜は、目がさめているあいだじゅう、明かりのそばからはなれずに、わたくしは本を読みました。
(P63)
さきののぞみとしては、うんと御身分の高いお方で、お顔といい、お姿といい、あの『源氏物語』のひかるのきみのようなお方が、一度でもいいから、わたくしを愛してくださればいい。
(P96)
少女のときのわたくしは、あこがれや、のぞみに胸をふくらませて、このよにあるはずのないことをあるように思い込んだり、できそうもないことをきっとできると思い込んだりして、くらしていたのでございました。
(P130)
平安時代の本読みも現代の本読みも大してかわんねー。
なお“文学少女”と美味しい噺ですが基本的に「文学少女と神に臨む作家(下)」読了前提のコミカライズです。原作まったくの未読者には向かないどころかネタバレパンチの嵐なのでご注意ください。
ふだんはラノベのコミカライズには手を出さないんですが、原作をなぞった展開などではなく文学少女の今日のおやつ+主に「文学少女で日本・世界の古典を解説するよ」なところがとても気に入ったので買いました。
- 子ども向けで [↩]
テーマは「タイムトラベル・ロマンス」 よいアンソロジー。
収録作品は梶尾真治「美亜へ贈る真珠」 恩田陸「エアハート嬢の到着」 乙一「Calling you」
貴子潤一郎「眠り姫」 太宰治「浦島さん」 ジャック・フィニィ「机の中のラブレター」
非常に名作揃いだと思います。
3回ぐらい読んでいるはずの「エアハート嬢の到着」が今までになく胸キュンでした。どういうことだ!
失はれる物語に収録されたり映画化漫画化いろいろメディアミックスされていた「Calling you」はともかくとして富士見ファンタジア文庫の眠り姫がこの本に収録されているのがとてもサプライズ的存在。
元本は6年前に出版されたもので新刊書店で手に入るのは極稀なパターンではないかと思うので、記憶と古本屋に埋もれていくのではなくアンソロジーにあらたに収録されるのは良いことだ、とおもう。
富士見ファンタジア版眠り姫も非常によい短編集なのでこの本で興味を持たれた方はぜひどうぞ。
「ラノベの短編集」というとまず長編シリーズありきで番外編の集まりっぽい感じですが、眠り姫については独立した短編集です。
この本は「10代から楽しめる読みきり小説」ということでラノベ作品も収録されやすいのかなあと思います。
今月末に不思議の扉 時間がいっぱいというのが出る予定なのですが、こちらには谷川流作品が収録されます。
あと、「美亜に捧げる真珠」はKOKIAの「大事なものは目蓋の裏」
「エアハート嬢の到着」はSoundHorizonの「エルの肖像」がよくあう! とおもいました。
わたしは本を読むにあたって卒業したといえるのは絵本ぐらいなもので、未だに児童書もよく読みます。
焼き畑農業のように遊牧民のように移動していくばかりで、「ここが俺のホーム!」というべきジャンルを持っていないわけです。定住地も似たような仲間をもたない生き方みたいなのは、今はついったがある分時折孤独っぽく感じるんですが1「つまり通い婚ですね。ただし3日夜の餅は食わないんですね」と見方を変えることで多くの嫁を迎えたような気がします。迎えたっていうか迎えられたっていうか。
なんか今日急に突然そんなことを思いました。
今朝「おはよう朝日です」でロボットフォースっていうところが作ったロボットを見ました。変形したりするロボットとかいろいろでてきました。
TWIN SIGNALはまだ無理でもRUMBLE FISHの世界は案外すぐそこまで来てるのかも、と思いました。
- なので誰かを引き入れるのですね分かります [↩]
2002年から2年半Frauで連載していたものを文庫オリジナルとして本にするにあたり、絶版になった本を除き連載時に紹介した本とは若干入れ替えさらに加筆修正を行いましたというブックガイド。
エッセイ風にはじまり、これこれこういう感じのひとはこの本を読んでみてはどうでしょうかと各章末に3冊おすすめ本が掲載されている。それがまた絶妙に気になる感じの本なのだ。
3冊のうち1冊は知っててあと2冊はなんだね君らは、という感じの本である。
積読が増える ? やべえ /
ちなみに章末には2009年追記、というのもついてくる。時事ネタは少なめだと思われる。伊集院光が痩せてるとかソルトレイク五輪とか。
1日1000歩以下しか歩かない生活というのは、一体どんなものなのかと説明すると、それは家から一歩も出ない引きこもり生活。起きて、本読んで、適当に料理でもしつつテレビを見て、ネットでもして寝る——。
(P67)
誰かを思い出すなどした。
僕・中学生の隼太と歯科医で義父の優ちゃん、時々お母さんの話。
いきなり隼太が優ちゃんに殴られているシーンからはじまる。
優ちゃんは通常時は優しいお父さんなのにキレると手がつけられない人なのだ。お母さんはこのことを知らない。優ちゃんはこのことを話してしまって一刻も早くこの家を出るべきだと思っている。でも隼太はそれを許さなかった。本当なら病院に通うなり出て行くなりするべきなんだろうけど嫌がり「暴力を振るうだけふるって逃げるのは卑怯だよ」と解決方法を模索する。
学校に行ってお母さんが夜働いているスナックへいって喋ったり、優ちゃんと心理学の本を読んでみたり絵本を読んでみたりカルシウムをとる料理をつくって食べてみたりする。時々嵐が起こるけど平穏に日々は続いていく。
闘病生活を頑張る夫婦のように、虐待する側される側が手を取り合って、しかも虐待されてる側がイニシアチブをとって解決方法が模索するのとか非現実的と思うけど最初からそういう雰囲気なんだしアリだ! と思うんだけど最後はどうしてそうなった!感が半端ない。
あの対応は間違ってないとは思う。間違ってはないけどすべてが終わったような流れであの展開はひどくしょんぼり。嫌な言い方だけど、「男同士傷つけ傷つきあいつつ支えあって頑張っていたのに女が首突っ込んで駄目にした」としか思えないんですよ。「お母さんをないがしろにしてた」のは事実ですが「これ最初からずっと父と息子の物語だったのに」って思うので。
児童相談所に通報されるとかお母さんがいる場で優ちゃんがキレるとかそういうのだったらしょうがないと思うんだけど。あのまま何事もなかったかのように幸せになってもよかったのに隼太はまた理不尽な暴力にさらされて終わるなんてあんまりだ。
でも現実はそんなもの? 釈然としません。
短編集。ホラー要素も時々まじるすこしふしぎな物語。
H大学1学生部奨学係にはアルバイトを斡旋する女性職員がいる。
彼女はふらりとあらわれた学生に対して「あなたは行くべきよ。断らないでね」と言いバイトをさせるのだ。
好きなのは「アタエル」。いや読みながら超怖かったんですが1個選べといわれたら多分これを選ぶ。
ただ「犬に餌をやるだけの簡単なお仕事です。ただし噂ではものすごい凶暴犬」なんですが、想像力をかきたてられる類の怖さ。
ふだんは「あなたは行くべきよ」という結城さんが「本当ならあなたは行くべきではない」という。
凍った謎の肉に張り付いた一筋の黒い毛 とか どう見ても内臓 とか。
いやいや下手したら高口殺されるんじゃないかと思った。
そんな初の乾ルカ作品でした。まだデビューしてまだそんなに間がない感じでとりあえず他の本も読んでみる。
- おそらく北海道大学 [↩]