タグ「 身代わり伯爵 」の記事
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花嫁修業編。何冊あるんだろうか。「最初から両思いでしたがはれて双方の同意が揃いました」までに10冊。
婚約はともかくアルテマリスでの結婚式も前振りされたので2人の結婚まではまだまだ長そうだな。
また10冊ぐらいかけるのかな。
キリルの勘違い方向とシーカの方向性が想定外すぎた。すごいな。ぎゃっぷもえというやつだな。
クリスティンのキャラ設定がまじフィルムガール。間者になればいいのに笑った。
ミレーユの巨乳への執着はなんなのか。シーカと一方的初エンカウントシーンが好きだ。
ミレーユの舎弟集団はアホさがあいまってとても和む。
リヒャルトさんしょっぱなからまっしぐら。いや12冊分の我慢だもんな。誰か強いお酒を持ってきてー!
とりあえず新章突入の花嫁修業編ですが、私の中では既に前巻で第1部完のため現在はボーナストラックです。例えるならスカーレットウィザードと女王と海賊です。動き出すのは多分結婚式……? 何冊かかるんでしょうか。まあ気長に待ちます。気長に待てます。
あとキリル君はすごく残念な感じの勘違いをしていそうな気がして、私の中では不憫なキャラ部門にノミネートされそうな勢いです。
以前のジーク・リディそしてミレーユのポジションが現在はリヒャルト・ミレーユそしてジャックになっているような気がします。がんばれジャック。君の主はとどまるところを知らない。
短編集こみ11冊の末ゴールイン。とても転がれました。
読みながらじったんばったんするぐらいリヒャルト全開であったけどわたしが好きなのはフレッド周りです。
ようやく2人の関係が落ち着くべきところに落ち着いたんだし一難去ってまた一難ちっくに終わらなくても! とかはやく続きが読める1のはよいことだけどそんなに急がなくてもいいのよと思う。
感想として書き残しておきたいことがとてもありません。ようやく落ち着いたの一言に尽きる。
あれは読んでる過程が楽しい本だな。
「……お転婆で泣き虫な、ぼくの妹」
眉をつり上げて怒られるのも、ぶつくさ文句をつけられるのも、たまに首を絞められたりするのも、みんなみんな大好きだった。愛情は素直に向けられるより、ひねくれた形でのほうが真実味を感じる性質だから??こんなことを言ったら、また「変態!」と罵られるんだろうけれども、そんな最高の褒め言葉かつ愛情表現を、今すぐにでも浴びせられたい気分だ。
「--------きみの『一番』でなくなる日がくるなんて、悲しいね……」(P257)
これを読んだ後うっかり「ハーレクイン化」っていう電波が飛んできて、わたしハーレクインそのものは読んだことないんですがtwitterのBOTに日夜触れあい以前の活字倶楽部のインタビューは読んだことあってそれ読み返してみたらびっくりしましたうん。
読者さんの声を聞いていて思うのは、皆さん、お姫さまになりたいんだなと。リージェンシー2のヒロインたちはきらびやかなドレスを着ているので、読者さんはお姫さま気分に浸りながら、夢の世界に行けるんです。
活字倶楽部'06夏号 ハーレクインに挑戦! 特集内のインタビューより
どこでも人気だな。ハーレクインはジャンル・シチュ・パターンが超豊富3で凄いので少女小説も姫嫁以外がもっと増えてくださいお願いします。いや別に少女小説にハーレクイン化してほしいわけではないのですが。
シアラン編クライマックス手前。
ミレーユもこれだけ大きくなりました、とふと思った。主に恋愛的に。
今度はいろいろあってフレッドが行方不明になってフレッドが演じている「ミレーユ姫」をミレーユが演じることになりました。しゃっぷるのいつぞやの話のようです。
アンジェリカが素敵過ぎる件。フレッドを女にして変人度を高めた感じでした。
ミシェルが女で未来の大公妃と知った時の第5師団の方々の言動が面白すぎた。ジャックなむ。
「だって好きなんだもん、しょうがないじゃない!」(P214)と「死にそうなぐらい狼狽しているだけ」(P242)とか「絶対好きだと認めさせる。俺はもう一切遠慮はしない」(P243)でパーンパーンと撃ち殺される。
ていうか全体的にミレーユの口からそんな単語が出てくるなんて……のオンパレードだったな。
凄くときめいた。この巻のミレーユは全体的に暴走特急乙女号である。
古来から悪役が部屋にお香を焚く場合は何かしらのフラグだ! と思ってたらきたこれー!と叫ぶ。
このお約束を裏切らない感は好きだ。つづき はやく
「わたくしは物語の中の殿方しか愛せませんの。現実の殿方について興味があるのは、殿方同士の関係性……主に熱い絆に関することくらいですわ。わたくしにとって現実の殿方は単なる観賞用に過ぎず、個人として好きになることはありえません。あ、もちろん美少年と美青年限定ですけど(以下略)」
(P110)
甘かった!
ミレーユとリヒャルトのターンが多いのとフレッドの出番が多いのでとても転がりました。
あらすじ(裏表紙のじゃなくてネット上にあるほう)の「ついにあの人も愛の告白!?」を見て何の根拠も疑いもなくヴィルフリートのターンなのかなーと思ってた結果がこれだよ!
ヴィルフリートは肉球で癒しだった。
「壁で頭は打つし、手首は押さえられて痛いし、なんで初めてなのにあんな痛い思いしなきゃならないの!? やめてって言ってるのにやめないし! どうせならもっとゆっくり労ってやりなさいよ! もうっ、ばかっ!」
(P66)
その前にあったセリフがやり逃げなので、こういう風にしかとれなかったという。
「サヴィアーの守り神にかけて」が何か聞き覚えがあるけど何だろうと思ってたら死と嘆きと風の都だった。「敬愛する詩人のような教養はないけれど」この部分。ソフィアが有力っぽい感じだけど私の耳にはサヴィアのような?と聞こえるので……!
リヒャルトがいいキャラすぎますね。読みながらころっといってる。
とてもご馳走様でした。