colorful | 今年の冬の企画は「わたしの好きなもの」です。

Perfumeはずっと「テレビに出てる人」なのでいつから見ているかはわからない。初めて現場を踏んだのは2年前のCOSMIC EXPLORERツアーだ。タイムラインのPerfumeの先輩が地元公演に来るということで便乗してチケットを取ってもらった。

PerfumeはFCだろうが一般販売だろうが当日まで自分の座席が分からない方式だ。それで我々はびっくりした。
「スタンド1列って書いてあるんだけどこれ一番前ってこと?」

はじめての現場はスタンド最前だった。
思えばこのことが今後のお付き合いを決めた気がする1

現場では客電が消える瞬間というのが好きだ。ここから非日常のはじまりというお知らせ。Perfumeはここからが既にすごかった2。じわじわじわと消えることなく消! 灯!! とでもいうように一気に真っ暗になった。それからは緊急事態発生かというレベルで赤いレーザーが会場を走った。
オタクはレーザーと点滅を繰り返す照明だけで血が沸騰するほど激しく飛べる。

Perfumeのステージはまるで魔法だ。
この場合の魔法というのは技術力の勝利という意味だ。「凄すぎる技術のことを仮に魔法と呼ぼう」という感じ。
どういう技術の上で、今見えているこれが成立しているのかよくわからない。テレビで見ているあれやこれやの技術が今目の前で行われているという事象に興奮する。ものすごいメカニカルなものが動くものがあるし、めちゃくちゃすごい影絵ということもあるし、この映像はここでだけで見えるようにおそらくリアルタイムで合成されているということだったりする。
そしてPerfumeの音楽はすごくのりやすい。元々がダンスミュージック的なものが多いだけあって、ダンスホールPerfume、ディスコPerfumeみたいな気分だ。
そんな風にものすごく上質なアトラクションを体験してライブが終わる。

今年のツアーもまたPerfumeさんは週の真ん中のド平日の地元にいらっしゃったので仕事終わりで駆け付けた。Perfumeは公式に告知が出ているレベルでのネタバレ禁止3なので今年の10月のレポは年明けに公開されるようにしていま下書きで眠っている。

わたしのようなレーザーとかで興奮する属は一度Perfumeの円盤か現場にいってほしい。今年のツアーはまだクリスマス付近にマリンメッセ福岡、年末に横アリ公演が残されている。国内ラストとしてカウントダウンライブが横浜アリーナで開催される。

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  1. ちなみにこの後はじめてのドームコンサートも決めた。双眼鏡持って行ったのにアリーナ一桁列に近い席を取ってしまい、ドームなのにホールより近いというわけのわからない事が発生した。 []
  2. あーーちゃーーーーん のっちーーーーー ゆかちゃーーーーんというオタの絶叫もまあまあびっくりしたが []
  3. わたしがはじめていったCOSMIC EXPLOERはそうだった []