colorful | 今年の冬の企画は「わたしの好きなもの」です。
はじまりは劇団シャイニングのこと。ちなみに以下で触れる劇団シャイニングはすべていわゆる初代劇団シャイニングを指します1 。
2次創作をしたいので現場の空気に触れてみたい。大阪京都あたりでなんか見繕ってくれと舞台オタの友達にヘルプコール。
で見に行ったのがこちらです。イン・ザ・ハイツ
予習しますよーとパンフレット片手にレクチャーを受けたことを覚えてます。内容はもちろんのこと、「最前のあの辺に座ってる子はたぶんAKBのオタの子だねー」「劇団シャイニングだったらもっと〜〜だと思うんだけどね〜」と、うたプリのオタというわけでもないのに手厚かった。
刀ミュは2幕が鳩案件だと思うよーとプレビュー公演の頃にすすめられました(アイドル的に)
でも刀ミュは狭き門と熱意が足りないのと、ニコ生で上演があったときは映像物を摂取する体力がなかったので結局触れないまま。
友人周りでは刀ミュ行ってる人が多いし、わたしも推し刀2こっちなんだけど、なんせ縁がない。
その時に出会ったのがTRUMPシリーズだ。
SPECTERのトレーラーが公開されて、RTで流れてきたそれを見て「わたしこれ好きだ」っていう確信があって3、友達(ミュージカルデビューの時の人。末満のオタでもある)にチケットを取ってもらった。
ちなみにその時見たトレーラーがこれだ。
……のはいいのだけど、数年に1回の病を患った。急性気管支炎で1週間熱が9度をキープしているような状態で、2ヶ月ぐらい咳をしていた。
舞台で止まらない咳はご法度だと思う所があったので行けずじまいだった4。わたしが行くはずだった回がDVD収録回だったので、行ってたらわたしの咳を円盤に永遠に残す事になったので行かなくてよかったと思う。
その後TRUMPy→リリウムと場数を踏んだ。
TRUMPはDステTRUMPと2010Reverseを見た。2010Rのアレンとアンジェリコ様はとてもいい。全世界に知られてほしい。
Amazonとかでは買えないのでこっちで買ってください。
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ちなみにわたしは物語につくオタなので、若手俳優のオタにはどうあがいてもなれない5から重視するのは作品への興味に尽きる。だからオリジナルも2.5次元も「末満健一脚本演出」舞台にしか行ってない。
すえみつさんはすごい。TRUMPシリーズは人の心がないと思うほど、とても残酷な話の運び方をする。グランギニョルのときはあまりの恐ろしさに席から飛び上がりそうになった。でも気になって首根っこをつかまえて舞台に集中させる吸引力と魅力がある。
2.5次元舞台に行ったのはKと舞台刀剣乱舞だ。
刀ステは「スーパーロボット大戦みたいなチケットが取りにくい若手俳優の使い方」と言われていたが、ありがたいことに伊達以外は現地で見られている。伊達は本当に取れなかった。円盤先行からありとあらゆる先行に落ち続けてようやくライビュで引っかかった。
Kはアニメと同じ尺を使って、使ってないセリフ無いんじゃないかと思うぐらいの、丁寧すぎる原作に忠実な舞台化だ。
「千秋楽まで全員そろって板の上に立てることを」が挨拶の定型句ではないことを知らしめるのがKだ。Kは何かしらある。1期後期舞台の大楽は菊理役の子が体調不良で舞台に立てずすえみつさんが影ナレを努めた。ミッシングキングはゆかりちゃん役のヒデ様が京都公演2公演目で足を負傷し影ナレ、東京公演はボディダブルでの出演だった。
ロスモワ舞台では何もなかったが、「とつかが生きて立って喋っている」という事実にだらだらと泣いて (十束多々良の死によってKという物語はははじまるので、生きてることだけで既にめちゃくちゃ尊いのだ))、アイドルKでcircle of friendで致命傷を食らった。とつかがギター抱えて出てきたとき、頭を抱えた。
松葉杖でこのKというカンパニーが好きですとヒデ様こと佐々木喜英氏が涙ながらに語る姿、まだ覚えている。わたしはクロとゆかりちゃんの殺陣がとても見たくて、FCに加入してFC先行でプレミアム席を確保してまで見たかったものだ。レアなものを見た。声はすれど姿は見えず。でも光と太刀筋でそこにゆかりちゃんがいるような錯覚をおぼえる不思議な公演だった。2期も舞台化してほしいし、2期はゆかりちゃんがたくさん登場するのでまた是非ヒデ様に演じてほしいと思う、と言っていたら先日2期舞台化告知が来た。結構な人数がキャスト変更するがゆかりちゃん=ヒデ様は続投らしい。
新しいKステが楽しみだ。
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