youtubeで流れてきた動画がきっかけで買った。
いつまでたっても阪神が勝たないから、短歌を作ることにしました。
そう始まる短歌集だ。時代は2022年。2022年の1年の阪神の短歌。
筆者のことは存じあげないが、たぶん関東在住で、投手か野手かでいえば投手が好き。
春の夜に067が示すのは大阪の電話と阪神の勝率
魔の開幕9連敗の年だった。
断崖の絶壁で一輪さいている花を伊藤将司といいます
わたしはこの歌でこの本は買いだ(電子書籍があるかどうかも調べてないうちに)絶対紙でほしいと思った。ところでこの本は大阪はなんば、OCATの横にあるジュンク堂で買いましたが、都会の本屋は「短歌」の棚であんなにもたくさんあるんですね。
イトマサの短歌はクソエモなものがとても多い。
ストライクが決まらぬ才木を気持ちごと引っ張る梅野にただ泣かされる
2022年だから梅野は強く、坂本誠志郎はほぼ登場しない。
大山がファーストにいると何もかもが引き締まるファーストにいてくれ
ほんまに今もそう。
読んでると自分から湧いたもので作る野球短歌を1冊作りたいと思うような本だった。
昨日の試合で言えば「火の玉を越えたドラ8赤い大地でガッツポーズ」
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