200711/09 三面記事小説/角田光代 小説 | 単行本角田光代 救いがない……とてもダークな話。実際にあった事件を発端として書いたフィクション。 短編が6つあり、扉に元ネタとなった新聞記事が載っている。記事は90度反時計回りに回転しているけど、見出しとかはかなり目に入りやすいのでこれがどんな話でどんなことが起こるかは扉で分かってしまう。 ひたすら転落していくばかりの人生の話が多く性的な描写も多かった。若い男の子を家に連れ込んで以下略とか。読み終わった後は体中がずーんと重たかった。読みつかれた。 関連記事 イン・ザ・メガチャーチ 朝井リョウ(内容に大きく触れています。未読の方はご注意ください) ブレイクショットの軌跡/逢坂冬馬 ゆびさきに魔法 三浦しをん ミステリ・トランスミッター 謎解きはメッセージの中に 斜線堂有紀 ちょっと踊ったりすぐにかけだす 古賀及子 1(ONE)加納朋子 地雷グリコ/青崎有吾 墨のゆらめき 三浦しをん 令和ブルガリアヨーグルト/宮木あや子 バーニング・ダンサー/阿津川辰海 コメントは受け付けていません。
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