人によっては誕生日を忘れていたりもう嬉しくもなんともないというが、今年も加齢したぞおめでとうの気持ちでひたすら労わる。
数年前から誕生日は有給なりを取ることにした。自分で自分を祝う構えだ。
今年は
アレクサ(モニタついてるやつ)
神戸牛
旅行用の服圧縮のやつ
とあと何かを買った。屏風は昨日届いた。臨時収入があったので、明日以降でインクを買う。薔薇の葬列とかワルプル煮を買う。
人によっては誕生日を忘れていたりもう嬉しくもなんともないというが、今年も加齢したぞおめでとうの気持ちでひたすら労わる。
数年前から誕生日は有給なりを取ることにした。自分で自分を祝う構えだ。
今年は
アレクサ(モニタついてるやつ)
神戸牛
旅行用の服圧縮のやつ
とあと何かを買った。屏風は昨日届いた。臨時収入があったので、明日以降でインクを買う。薔薇の葬列とかワルプル煮を買う。
こんにちは! わたしは10年ほど前にこういう同人誌を出した者です!
右が最初に出した本で2010年産で、左の本が2012年産です。右の本は押入れ漁って在庫が出てくるかどうかわからないレベルですが、左の本はCOMIC ZINさんでまだ買えますのでよろしくお願いします。でも掲載作は2012年の新人作品と新作中心、境界作品として「この少女の小説がすごい」作品を多少含んでいます。でも多分大半は絶版なんじゃないかと思います。
左の方はこういうラインナップです。
この本を作った理由は「このラノみたいな少女向け特化の本がほしい!!!!」というストレートな願望によるものでした。
12/30 この少女小説がすごい あとがき ? colorful
10年前のことですが、鮮明に覚えていることは本読みより各方面の作家陣からすごく喜ばれたこと、少女小説界隈外でもいい意味で話題になっていたことです。(10年前なのでtwitterの雰囲気は今とは違うものですが、大変好感触でした)
「少女小説」ワンダーランド?明治から平成までとかコバルト風雲録みたいな本はありましたが、(当時における)今の少女向けライトベルについての本は活字倶楽部以外ではちょっと思いつかないレベルで「ないもの」だったので喜ばれたのかなと思います。
でここしばらくタイムラインで「えっ(より有名な)こっちじゃなくてこっちが採用されてるんだ!?」という話が多くて作家方面も「えっ自分の作品載ってる!!!」って喜んでいるツイートも見られて(なぜかわたしが)ほこほこしていたんですが、今日は「○○がない、やり直し」的なツイートをやけに多く見てさらに付随するあれやこれやを見てしまい、twitterでだらだら書くよりブログで長文意見表明するほうがいいかなと思って今に至ります。
まず誰しもが諸手をあげて歓迎する完璧なブックガイドは存在しません。
でもこの本をきっかけに再評価されることや電子書籍化が進む可能性はあります。
本当にこの本はよくできていると思います。ジャパネスク丘ミキ炎ミラオーラバマリみて彩雲国みたいな、誰でも知ってるわそれ、みたいな作品ばかりではなく、めざめる夜と三つの夢の迷宮とかクラシカルロマンとか氷雪王の求婚とか、まさに「その筋では有名な」でも世間的にな知名度はないに等しい作品もまた多いです。
少女小説あるいは少女向けライトノベルは語られることも少なく、基本的に歴史に埋もれていく作品が圧倒的に多いと感じています。でもこのガイドは今後人の記憶とブログの感想エントリと一部図書館にしか残らないような過去の作品にも触れているあたりシャッポを脱ぐしかないですね。この作品群にスポットライトを当てようと奔走した関係各位に遥拝するレベル。
だってわたしが好きな、もう絶版で古本か図書館で探すしかないあの本、この本をきっかけに図書館の本棚をうろうろする人がいるのだろうと思うととてもエモい。活字倶楽部を読んで気になった本を片っ端からチェックして図書館にリクエストしていたころが懐かしい。ちなみにわたしの少女向けカテゴリの"495冊分の感想エントリと紹介特化エントリはわたしがこの作品に触れた時の感想を残しておきたいというのと誰かに刺さればいいという気持ちで残しています。
この本が誰かの読書の道しるべになればいいと思います。
そしてあわよくばあれやこれやの復刊もしくは電子書籍化すればいいと思います。
物凄く可愛い本ができたんですよ。
自立します。512ページあります。表紙は七木香枝さん、本文版組はsoundseaさんにお願いしました。プロの技術ですわ。
印刷所はいつもはコミックモールさんにお願いしているんですが今回はワンブックスさんにお願いしました。サービス開始当初からいつか使いたい→ワンブックスノベルを使って分厚い本を作りたい。
そしてその長年の夢を今回叶えました! 企画立案からは2年は経っていて、コロナがなければ今年は現場イヤーになるはずだったので予算的にも時間的にもこの本も生まれてませんね。
そこでタイトルです。
よく同人誌を出す手法として、「まずイベントに申し込みます」ってあるじゃないですか。わたしはufotableがアニメスタジオを構えており、オタクが全国から集まるイベントで経済効果を生んでいる県に住んでますが、同人誌即売会イベントについては企業主催は20年ぐらい前に撤退して個人主催のみです。だから他の多くのエンタメ系イベントと同じように遠征かつサークル参加するなら前日入りが前提となります。すごくハードルが高い。(地元主催のものが悪いとは言わないしかつて10代時分のわたしがお世話になったイベントだけど、インテのほうが参加サークルが段違いの多さなので、「イベントに一緒に行く人」がいない以上出会える幅は広いほうがいいのだ……)
ちなみにここ3冊4冊出していた本はファンの母数がとても少ないジャンルで、その中から「小説の2次創作を好み、さらに恋愛成分が存在しないノンカプ物を紙でほしい」という人は大変少数派だと思うのでイベント頒布は向いていなかった。ここ数年はboothの匿名配送を利用した自家通販のみでした。
ここ数年で思うことは、わたしは「本を書く」ことに重点を置いていて「誰かに読んでもらいたい」欲というのは多分薄い。いやあの贅沢な話ですが、平伏してテキストファイルを差し出したら印刷に回せるPDFが帰ってくる環境でこれまでぬくぬく育ってきたので、本文以外の苦労をあまりしたことがない。印刷所を通す本を初めて作ってもう10年ほど経つのでそろそろそういう方向の知識を深めてはどうか私。
ちなみに「読まれたい欲がうすい」といっても、感想はものすごく嬉しいしあらゆる手段でめっちゃ保存するしわたしのために時間を割いて感想を送ってくれた人にはすごく厚遇したい。なんならその人が好きそうな話を書きたい(これまで何度もやってきた)
イベントに出ないなら明確な締切が存在しないので、よっぽど進捗管理ができてないと本当に難しい。今回出した本が再録であるにも関わらず年単位でずるずる延び続けたのはまったく手を付けなかったからだ。
白死館の殺人の時は「CD収録内容のtwitter実況」で高まりすぎて私の解釈を本にしたという形式上、CDが出るまでに(なんなら試聴が出るより先に)入稿してしまわないといけない(だって答え合わせができる環境で本を出しても意味がないだろう???)と思ったのでめっちゃ勤しんだしすごく楽しかった。
何を書こうと思って書き始めたのか途中から忘れてしまったが、とりあえずもう書きたいことがなくなったのでここで終わる。
1か月後の日本時間15時、地球に小惑星が衝突します。
ある日の緊急首相会見でそう語られた。
数年前から世界各国が協力体制で挑んできたがついに軌道を変えることはできなかった。小惑星は直径10キロ、かつて恐竜を絶滅させたものと同程度の大きさだった。
学校ではスクールカーストの底辺でいじめられっ子の友樹、人を殺めたヤクザの信二、恋人から逃げ出した静香、徐々におかしくなっていく世界の中東京を目指した雪絵。
4人はゆっくりと、確実に終わりへ近づいていく世界の中で、何を見て何を背負い、どのように過ごしていたが丁寧に描写される。略奪に自殺、新興宗教によるテロなど世界の常識が一変した世界でなければ気づくこともなかったし手に入れることもできなかった、家族の小説だった。
凄い小説を読んだ。↓下記が読了の勢いで睡眠時間を削って書き残した感想です。
もうすぐ遙か上から巨大な石が降ってきて、あたしたちはみんな死ぬ。
けれど最期の時、あたしの隣には惚れた男と子どもたちがいる。
−−−−それって、どっちがいいことなんだろうね。
友樹の問いに、あたしは今も答えられない。あたしだって死ぬのが怖い。こんな結末は最悪だって思っている。血のつながりを今もどこか胡散臭く感じている。
なのに、それでも今あたしはとてつもなく幸せを感じている。(P239)
そういうことは割とずっと思ってるんだけど、今日見たこれだよ。
そういうことで自分の強みになる技術って何だろうと思ったけど、ふつうの事務屋さんとしての能力(word Excel)あとブログ20年やってるので本の紹介を書くことはできると思うが、わたしは個性的と言われている。デザイン能力はない。絵も描けない。ついでにいうとコネもない。
wordpressの設置ぐらいはできる。
あと門前の小僧レベルだが、医療分野と介護保険分野も知識がある。専門的に学んではないが、一般人よりは詳しい程度だ。
マチアソビのエントリとかはめっちゃ書いたので地元特化ガイドエントリはよく書いた。地元徳島は正直に申し上げてネットでは情報を拾いにくい(紙の雑誌がまだまだ最高だと思う。)のでそういうものを書けば需要はあるのかと思うが正直わたしは足に乏しいのでそれは難しいな。
クラウドワークス的なところをちらちら覗いてみるか
あまりにも凄惨で、家族がつけている副音声を切ったうえで2回見た(3回目に至っては録画した)。今日は1日中暁に祈ると若鷲の歌と露営の歌がずっと聞こえていた。人はあっけなく死ぬし「僕は知らなかったんです」という裕一も「知らなくていいこともあるんですよ」という人の言葉。
エールは序盤から森山直太朗が出ていて、わたしはてっきりこの人も星野源みたいに音楽活動のかたわら俳優としても活動しているんだと思っていたら、どうも違うということを今日知った。
エール:“藤堂先生”森山直太朗に演出も驚いた 俳優ぶりに「ミュージシャンだってことを忘れてしまった」 - MANTANWEB(まんたんウェブ)
「エール」朝ドラ超えた戦場描写にネット衝撃 藤堂先生ロス広がる 森山直太朗熱演の裏側「途方に暮れた」? スポニチ Sponichi Annex 芸能
エール:衝撃展開の裏に台本変更 朝ドラで異例の“戦場描写” 込めたかった「抗しがたい悲劇」 - MANTANWEB(まんたんウェブ)
おととい読み終わった滅びの前のシャングリラもそうなんだけど、こう、喪失のすさまじさに言葉を失う。
今週の土曜の、「15分でわかる今週のエール」はどうやってまとめるんだろう。「あまりの撮れ高にタイトルバックをなくした」というほどなのに。
感想エントリは別にちゃんと書こうと思うんだけど初読時の衝撃を残しておきたいので睡眠時間を削ってこれを書きます。
あっちこっちからこの本はすごいぞすごいぞやばいぞというツイートはよく見ていたんですがもうなんかびっくりするほどすごかった。
「明日世界が滅ぶとしたらあなたはどうしますか」というよくある問い。
自分がもしというわけではなく推しがそういう場面に陥ったらみたいな感じで、考えたことがある人は多分多いと思うんだけど、この本は「1か月後、地球に小惑星が衝突します。どうにかしようといろいろやっていましたがどうにもなりません」という滅びの宣告がなされます。自分の命を賭して世界を救う宇宙飛行士は存在せず、滅びゆく世界が主に4人によって語られます。
いじめにあっていた高校生男子や、人を殺したヤクザ、恋人から逃げていた女性が滅びに向かう世界でどのように生き、過ごし、何を得ていたかがものすごく丁寧に、世界の荒廃とともに描かれます。
滅びゆく世界でも人は光や納得や理解や幸福を得る(ただし人によって差はあります)、なんだろうね設定から想像する鬱展開とか、絶望の中で見いだされる希望とか、そういう生やさしい言葉はなかった。ものすごくヘビーな本なんだけどこの本を読めてよかったという気持ちでいっぱいになっていまこれを書いている。
何でそういうのを書いているのかというとこの本は初刷限定で短編小冊子が封入されています。
滅びの前のシャングリラは発売前に重版しました。つまり世界にはもうこの素晴らしい短編がついていない小説が流通されているということだ。この短編はなにかに収録されることはないと聞かれています。が、ものすごいので読んでほしいんだよな。
推しの音楽を聞きながら世界が終わるなら、それは家にこもって最期の日を待つより上等なのではと思ったんだよなあ。
わたしは凪良ゆう作品と出会って、もう数年が経とうとしているんだけども、「ひとひとりの感情によりそって物語が丁寧に展開する物語が読みたい」と思っていて、その条件に適合するのがひとりが一穂ミチ、もうひとりが凪良ゆうでした。わたしの出会いがものすごくよかったのか、BL作家というのはそういう「感情に寄り添う物語」を書くことがうまいのか、数読んでないのでちょっとよくわからないんですが、「生きにくさを抱えている人たちがどうにかしてもがきながらもなにかを掴む話」というのが凪良ゆう作品でよくある話だと思ってます。それがすごくクリティカルにはまって今に至るんですが、流浪の月でどっかん世界に名前が知れ渡るようになったのは東京創元社の桂島さんが見つけてくれたおかげだし、神様のビオトープをめっちゃ売ってくれた梅田三番街の紀伊國屋書店の方々のおかげだと思うし、なんか「推しを生んでくれてありがとうと推しの親と世界にお礼をいう」みたいにわけのわからん謝辞を述べる程度には「滅びの前のシャングリラ」はものすごく面白い本でした。
ガッと書いて落ち着いたので寝ます!!! 明日ちゃんとした感想エントリを書くしこのエントリも残します。
友達周りでは来年2月のイベ被りが著しいと言っている。わたしも年末から3月にかけてぽぽぽぽーんと推し界隈でイベントが生まれていて、でもまあ東京遠征はちょっと無理、情勢を見ていると大阪もちょっと難しいかなと思う今日この頃(東京さんそのものは悪くないが業種柄どうしようもない)
最近のnoteに書いていたことはまあどうしようもない。とりあえず出勤している。ある程度の対策は取られたが、まあなんせ小学生レベルの嫌がらせは続いている。
滅びの前のシャングリラが大変面白いです。初版ゲットできてよかった。(初版限定でスピンオフ短編がついてくる。ペーパーかと思ったらちょっとした小冊子だった)
今日の映画で鬼滅の刃をようよう履修した(最終回付近で本誌をちらちらしていた)けどやっぱりわたしの趣味ではないことが判明した。
サプライズゲストがサプライズの話をしていった……
「ANIMAX MUSIX 開催発表特番」スペシャルゲストはなんと、H-el-ical//さん!
H-el-ical//さんへの応援メッセージや質問を募集中です♪#animaxmusix をつけてツイートしてください! pic.twitter.com/OmpYQ2cAQC— ANIMAX MUSIX (@animaxmusixjp) October 9, 2020
ANIMAX MUSIX今年は1月末に無観客オンライン開催だよいま配信番組にHikaruが出てるよっていうツイートを見て、配信番組を見てました。DAY 2はGRANRODEO! さてここでもうひとかたサプライズゲストをお呼びしましょうGRANRODEOのKISHOWさん!
この時点でびっくりしたわ。
それだけでもびっくりしたのに、GRANRODEOのANIMAX MUSIXでのカバーの歴史の話になって、当然出てくるのは去年の紅蓮の弓矢。
GRANRODEO15周年一発目のライブはANIMAX MUSIX 2019 YOKOHAMA??
コラボは畠中祐さんと「紅蓮の弓矢」/Linked Horizon(進撃の巨人)でした#GRANRODEO #GR15TH pic.twitter.com/esPG6FFHti— GRANRODEO_staff (@GR_staff) November 23, 2019
この時の別ショットがどんって出て、わたしはめっちゃスクショしまくった。そして当たり前のごとく紅蓮の弓矢の話が始まる。GRANRODEOのFC会報以来2回目のきーやんによる紅蓮の弓矢の話。
吉田尚記(以下Y):ジャケットがね
Hikaru//:ジャケットが、まさか
Y:サンホラさん
KISHOW(以下K):これはやってます完全に決め打ちでいってます
Y:Revoさんもそういうの嫌いじゃないですからね。
K:完全にRevoに寄せてます
(略)
Y:紅蓮の弓矢ってそもそも歌うの大変じゃないですか
K:大変だった! だってもう同じフレーズが二度と来ないんですもん。1番と2番違うの。Revoさぁん
Y:なるべく凝り凝りで作りたい人なので
K:そうですよね
Y:自分でやるのも大変なのにこれを一発勝負じゃないですか。持ち歌じゃなくて。リハーサルは結構入念にやらないとできない
K:人の曲、自分らの曲はあんま(リハ)やらない。僕リハあんま好きじゃないから、でもトチれないから、しかも紅蓮の弓矢でしょ国民的、紅白でも歌われた。祐と2人でちょっとブルってました(略)でもおかげさまでいい緊張感の中ご好評をいただいて、やれてよかった。しかも僕、進撃の巨人のジャンをやっているので、非常に、ああいう場で歌うことができて光栄でした
「完全にRevoに寄せてます」ってぎゃあって言ったし、Revoさぁんの声は若干にゃんちゅうぽかったし、最近パッキンがばがばの涙腺が死んだ。意味が分からない。でもきーやんの口から「Revo」って2回も出たんだぜ。